中国のプロパガンダで育った私は、米国で見たディズニーのプリンセス映画を理解できなかったName
名無し22/05/01(日)20:09:41 IP:111.108.*(enabler.ne.jp)No.4072984+
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◆映画『アナスタシア』を見て、疑い始めた社会主義思想
エストニアのタリン大学の博士課程に在学している中国出身の女性は、幼少の頃に社会主義の思想を教え込まれて育った。そして子供の頃にアメリカに移住した彼女は、社会主義のレンズでディズニーのプリンセス映画を見て当初は混乱しつつ、ある気づきを得たと語る。
◆中国で植え付けられた社会主義思想
私が生まれたのは、中国共産党のプロパガンダが特に激しい東北部の地域だ。
私は、読み書きを学び、おそらく数を数えるよりも前に隊列を組んで行進することを学んだ。当時学校では毎朝、国旗掲揚の儀式が行われ、毛沢東に敬礼することが義務付けられていた。
教科書には、実際よりもずっとハンサムに描かれたレーニンやスターリンの水彩画があった。プロパガンダは家庭にも伝わっており、今でも父は社会主義の歌しか知らないと思う。
…No.4072985+このような生活は極端に聞こえるかもしれないが、これも1990年代の比較的自由な時代のことだ。国家による最悪の暴力があった後で、最近の習近平による弾圧の前だった。中国に民主主義があったことはないが、90年代はそれに限りなく近く、生活は概して快適だった。
教員だった母が教えていた大学は、街の中心部にワンルームのマンションを用意してくれた。そこは、市の毛沢東像から徒歩圏内だった。
現在の中国の学者と比べれば裕福とは言えないが、当時私たちは、魚やバナナ、ピーナッツなどをいつでも買えた。さらに、私が学校で良くしてもらえるよう、先生たちにあげるためのスプライトなどの欧米ブランドのお土産を買うこともできた。
学校では、学級委員長になるほど私に愛国心があるとは思われていなかった。しかし、私が国旗を掲揚する番になると、青少年組織である中国少年先鋒隊のユニフォームを私が身につけることを学校は許してくれていた。
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