…No.4072648+ 掛け声の背景には、アメリカ女子サッカー代表選手28人が男子選手に比べて4分の1の給与しか支払われないことが問題だとして、男子選手と同等の給与を求め、ワールドカップ数か月前にアメリカサッカー連盟を訴えたことがありました。 男子サッカーに比べて女子サッカーの方が注目度が低く、興行収入もさほど見込めないのではと思われるかもしれませんが、実はアメリカではそうではないのです。例えば2019年の女子サッカーワールドカップ決勝戦は、男女通じたアメリカのサッカー試合史上最高の視聴率を叩きだし、その数字は前年の男子ワールドカップ決勝の倍以上でした。2016-2018年にかけての試合のチケット収益も女子チームが男子チームを上回り、また2019年の女子代表のユニフォームの売り上げはサッカーユニフォーム米国史上最高額を記録しました。 4度のワールドカップ優勝を果たし、4度の五輪優勝を果たしたアメリカ女子サッカー代表は、商業的にも男子代表チームを大きく上回ったにもかかわらず、給与は男子選手の4分の1にとどまっていたのです。 https://bunshun.jp/articles/-/53960 |