…No.4050497+ だから、慰安婦問題をめぐって小林さんと対談をした上に、彼のゴー宣道場に二度も出演することになった。安彦さんも、戦争論をめぐって小林さんと対談している。そのなかで、「あまりにも多くの点で同感なので驚きました」と表明している。 さらには、それとも関連するが、日本の植民地支配に対する評価も安彦さんと私では似通っている。植民地を持たないと国際法の主体である主権国家とはみなされない時代でのできごとだから、法的な善し悪しを論じても仕方がないところがあるわけだ。しかしそれでも、欧米による植民地支配と異なり、何千年もつきあってきた隣国を支配するというのは、やってはならないことだった。安彦さんも、次のように言う。 「フランスをドイツが植民地にするようなものです。そういう例はテリトリーゲーム発祥の欧州にさえないわけだから、当然無理があるわけで、結局はたがいのプライドを傷つけあってしまう」 |
…No.4050499+ おそらく安彦さんも、私と同様、いろいろな支配的な論説に対して、昨日私が書いた「違和感」のようなものを感じ、それを大事にしてきたのではないだろうか。それを基礎にいろんなことに挑戦してきたのだろう。 そこまで考えて、そりゃサブカルだから、当然そうだよねと思う。そして、ああそうか、この私も政治の世界でのサブカルなんだなと納得する。ということで、明日はそのお話。(続) http://www.kamogawa.co.jp/~hensyutyo_bouken/?p=2957 |