経済1@2022年03月ふたば保管庫 [戻る]


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Name名無し22/02/28(月)22:43:59No.512290+
6月03日頃消えます 英BPがロスネフチ株売却、最大250億ドルの減損処理へ 2022年02月28日

英石油大手BPは27日、保有するロシアの石油大手ロスネフチの株式19.75%を
すべて売却すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻に対する西側企業の反応として、
これまでで最も重大な動きとなり、他の欧州企業の対応にも注目が集まりそうだ。
ロスネフチはBPの石油・天然ガス資源の約半分、生産量の3分の1を占める。
BPは株式売却に伴い最大250億ドルの減損処理を行うと発表した。
ルーニー氏とボブ・ダドリー前CEOはロスネフチの取締役を辞任する。
クワーテング英民間企業・エネルギー・産業戦略相は25日、BPによるロスネフチ株の
保有に「憂慮」を表明していた。同相は株式売却の発表を受けてツイッターで「ロシアの
一方的なウクライナ侵攻は、プーチン(大統領)のロシアに商業的利益を持つ英国企業
にとって警鐘となったに違いない」と歓迎した。
ロシアの複数の通信社によると、ロスネフチはBPの決定を「前例のない政治的圧力」だと批判した。
No.512291+
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英BP、露ロスネフチの持ち株処分へ−2.9兆円の評価損計上も
英石油会社BPはロシア石油大手ロスネフチの持ち株処分に向けて動いた。ロシア経済を孤立させる取り組み加わることになり、BPの財務に最大250億ドル(約2兆8900億円)の打撃となる可能性がある。想定外のBPの動きはロシアのウクライナ侵攻について西側諸国がプーチン大統領にいかに痛手を与えようとしているかを示すものだ。ロシアに約30年前に進出したBPはつい数週間前まで、同国での存在を明確に擁護していた。 しかし、ロスネフチとの提携関係に関し英政府からの圧力が強まった。BPのバーナード・ルーニー最高経営責任者(CEO)は先週、クワーテング民間企業・エネルギー・産業戦略相から呼び出され、同社とロシアの関係を説明するよう求められた。同相は27日、BPの動きを歓迎した。
No.512292+BPは保有する約20%のロスネフチ株の売却を計画しているのかどうかなどは明らか
にしなった。ルーニーCEOは社員向け文書で、「財務面の影響」が今後の四半期業績
に反映されるだろうと指摘した。広報担当者は最大250億ドルの評価損が計上される
可能性を指摘した。
ルーニーCEOはロスネフチ取締役も即時辞任する。BPはロシアで3件の合弁事業を
含む他の事業からも撤退する。事業の簿価は約14億ドル。
No.512293+
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石油メジャー、ロシア事業の懸念払拭に躍起
欧州の石油メジャーがロシア事業の懸念払拭に躍起になっている。仏石油大手トタルエナジーズのパトリック・プヤンネ最高経営責任者(CEO)は24日、「ロシアは天然ガスを武器として使用したくない」との見方を示した。同社がロシアで手掛ける液化天然ガス(LNG)プロジェクトは今のところ影響を受けていないという。国際シンポジウムでの発言をロイター通信が伝えた。北極海では、トタルがロシアのガス大手ノバテク、中国石油天然気集団などとLNGプロジェクト「ヤマル」を2017年に稼働させ、欧州やアジアに輸出している。
No.512294+トタルとノバテクは周辺で別のプラント「アークティック2」の建設も進めており、中国勢、三井
物産、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が出資している。トタルはノバテクに
19.4%出資しており、欧米の石油メジャーのなかでは特にロシアに深く入り込んでいる。
極東ロシアでは、米エクソンモービルはロシアのロスネフチや日本勢とサハリンで
原油を生産し、アジアに輸出している。同プロジェクトではLNGプラントを新設する
計画もある。このほか、英シェルはガスプロムや三井物産、三菱商事とサハリンで
LNGを生産し、日本などに輸出している。
No.512295+
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英BP、ロスネフチ株売却へ ロシアから事実上撤退
英石油大手BPは27日、19.75%保有するロシア石油大手ロスネフチの株式を売却すると発表した。同社と手掛けてきたロシア国内での合弁事業も全て解消し、同国から事実上撤退する。1990年から現地でビジネスを展開してきたが、ロシアのウクライナ軍事侵攻で「状況が根本的に変わった」として関係の見直しを決断した。ロシアで事業を営む他の企業にも同様の動きが広がる可能性がある。同日の取締役会で決定した。バーナード・ルーニー最高経営責任者(CEO)は声明で「ウクライナで起きていることに深い衝撃と悲しみを受けている。この状況はロスネフチとの関係の根本的な見直しを迫った」と説明した。ルーニー氏とボブ・ダドリー前CEOはロスネフチの取締役を即時辞任した。
No.512297+BPは2006年にロスネフチの新規株式公開(IPO)に参加して株式1.25%を取得し、
資本参加した。13年にはロシアの石油合弁会社TNK-BPをロスネフチに売り、
対価の一部としてロスネフチ株18.5%を追加取得した。
約4割出資するロシア政府に次ぐ第2位の株主で、関連会社としてグループの
利益を支える重要なパートナーだった。

BPは取締役2人の辞任により、ロスネフチを重要な影響力を及ぼす関連会社として
会計上扱わなくなる。22年1〜3月期決算からロスネフチ事業の持ち分法投資損益
の計上をやめ、同部門の生産量や収益などの報告をやめる。シベリア地域での
資源開発などロスネフチとの3つの合弁事業も解消し、ロシアから実質的に手を引く。
BPは90年にモスクワに事業所を開いた。以後30年余りにわたり現地事業を拡大し、
欧米石油メジャーによる資源大国ロシアでの展開で象徴的な存在だった。