…No.4000567+かつて両社は「盟友」関係にあった。トヨタの海外進出に合わせて日鉄も海外の拠点を整備。錆びず塗装もおちない日本車の高品質を支え、同社の海外での販売拡大を支えた。環境問題への関心が高まると車両の軽量化につながる技術開発を共同で手掛けたり、円高やリーマン・ショックなどで業績が悪化した際には取り扱う鋼材の種類を削減することで原価低減を推進。まさに「鉄の結束」で支えあっていた。 しかし、ここ数年で「鉄の結束」が揺らぎ始めている。その端緒となったのが2年ほど前に起こった「特殊鋼」を巡る価格改定問題だ。 (中略) 自動車業界の主軸はガソリン車からEVに変わっていく だが、世界最大の自動車市場である中国では、政府の方針でEVが躍進している。そこでシェアを伸ばしていくには現地で安価かつ安定的に部品調達できることが必須の条件となる。EVの性能を左右する電磁鋼板の調達について、現地の宝山製を採用するというのは自然の流れだ。 |
…No.4000568+他方で、日鉄は自社の技術に絶対の自信を持っている。宝山から電磁鋼板を調達する自動車メーカーが増えていることについて、日鉄の宮本勝弘副社長は、2020年8月の電話決算説明会では「当社の体制が整うまでの渡りの期間の話かな、と認識している」と発言していた。宝山からの調達が期間限定ではなく、恒久的になる恐れがあることから、危機感を強めたともみられる。 今後、自動車業界の主軸はガソリン車からEVに変わっていく。そうした大変化では、電磁鋼板以外の部品でも、自動車メーカーと部品・素材メーカーとの間での訴訟トラブルが続出する恐れがある。 特に電池やモーターの技術は、素材や材料を含め、日本企業が多くの基幹特許を押さえている。今回の電磁鋼板の問題では、日鉄は過去に韓国の製鉄最大手ポスコに対して裁判を起こし、その後、和解している。この件では、日鉄の技術を韓国側のスパイが盗んで違法にポスコ側に流したとされる。今回の宝山のケースも中国の「産業スパイ」が存在したとの疑いもある。 (全文) https://president.jp/articles/-/51390?page=3 |
…No.4000572そうだねx1 >IP:14.3.*(asahi-net.or.jp) コイツ自民叩きか日本の自動車メーカー叩きのスレしか立てないなわかりやすすぎやろ |
…No.4000590+>中国でEVを売るためなら…トヨタと日本製鉄の「鉄の結束」を壊した自動車業界の大変化 |