ニュース表6@2021年11月ふたば保管庫 [戻る]

衆院選での敗者は「立憲共産党」とオールドメディアだName名無し21/11/01(月)19:54:09 IP:111.108.*(enabler.ne.jp)No.4000298+ 10日06:48頃消えます  今回の総選挙、最大の勝者は、おそらくは議席を4倍近くに伸ばした日本維新の会であり、また、事前に惨敗を予想する意見も見られた自民党も、議席数は15議席減で済んだという意味では、「勝者」といえるかもしれません。一方の敗者はいったい誰なのか。「立憲共産党」と揶揄された野党共闘にも関わらず13議席減らした立憲民主党もさることながら、やはり最大の敗者は、新聞、テレビを中心とするオールドメディアではないかと思うのです。

●オールドメディアさん、予測はどうでしたか?

 数日前の『選挙前の情勢世論調査、選挙の公正を歪めていないか?』でも申し上げたとおり、今回の衆院選では、一部のメディアは次のような議席を予測していたようです。

・自民党→惨敗。公示前の276議席から大きく減らし、下手をすると単独過半数の維持も微妙な情勢に。
・立憲民主党→躍進。少なくとも公示前勢力の110議席から30人近く増やす可能性もある
・日本共産党→堅調。公示前の12議席を上回る勢い
・国民民主党→公示前の8議席を確保できるかどうかが微妙
・日本維新の会→大躍進。公示前の11議席から3倍を超える可能性も
No.4000300+ これについて当ウェブサイトでは、「メディアがこうした予測を出すこと自体、選挙の公正を歪めるのではないか」と申し上げたのですが、それとともに、もうひとつの見どころは、メディアが絶対に報じない「選挙報道の検証」にあります。

 それでは、昨日投開票が行われた衆院選は、いったいどういう結果だったのでしょうか。

 これをまとめたものが、図表です。

●自民党は悪くない戦果、立憲民主党は敗北

 あくまでも報道ベースではありますが、自民党は261議席(※報道によっては259議席)を獲得したとされ、公示前勢力(276議席)からは15議席減らしたものの、公明党とあわせれば293議席で、「絶対安定多数」(261議席)を大きく超えました。

 また、事前に「大躍進するのでは」とされていた立憲民主党は、ふたを開けてみれば96議席と、公示前の109議席と比べて13議席も減らしました。
No.4000303+ 減らした議席数は自民党と似ていますが、分母を考えるならば、「議席増減÷公示前勢力」で計算できる「減少率」については12%で、自民党の5%を上回ります。

 では、自民党と立憲民主党の両党の減少分はどこに行ったのでしょうか。

 実際には、日本維新の会が公示前の11議席から一気に4倍近い41議席にまで増えました。議席数で見て30議席の増加であり、自民と立憲民主の両党の議席減少数(28議席)とほぼ釣り合っていることがわかります。

 まさに、「大躍進」と言って良いでしょう。

 著者自身、今回の結果については有権者の見識がそれなりに示されたと考えています。選挙前、新聞・テレビを中心とするマスメディア(あるいは「オールドメディア」)が自民党政権をかなり舌鋒鋭く批判していて、下手をすると2009年のような事象が再び発生するのではないかと懸念していたからです。

https://vpoint.jp/politics/213214.html