二次元グロ裏0@2021年11月ふたば保管庫 [戻る]


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Nameとしあき21/08/27(金)19:27:47 ID:0woaTlc.No.1466518そうだねx3
12月22日頃消えます 実装石作品投下スレ

★実リ(実装石関連リンク集)
http://jissou.pgw.jp/link/
※雑談が盛り上がりそうになったら雑談スレへどうぞ 削除された記事が7件あります.見る
No.1466541+なー
No.1466625そうだねx8スレを清潔に保ってくれるスレ主さんで安心しました
No.1466687そうだねx11
25618 B
スレ立て乙です

No.1466777+なー
No.1466822そうだねx1>スレ立て乙です

どういうシチュなのこれ…
No.1466823そうだねx4悲惨な光景なのに笑顔なのがいい
No.1466825+スレッドを立てた人によって削除されました
…怪物が居ると云うその界隈では有名な
噂である…怪物は姿を眩ます事が巧みで
頻繁に他者に成り済ましては言葉巧みに
印象を操作すると云う…今夜も…とある
スレではブーメランが飛び交っていて
素人が間違って足を踏み入れるものなら
徹底的に叩かれて仕舞うであろう…
それが新たな怪物を生み出す引き金と
なる事は容易に想像出来る筈なのに…

『ドラケンクンもマイキークンも喧嘩は…』アチャー
【ウザイデス!】【シンデシマエデス!】

新たな怪物の誕生の瞬間である(オワリ)
No.1466826+スレッドを立てた人によって削除されました
IDが…AQ…阿Q……『阿Q正伝』
なんと意味深な…
No.1466837そうだねx3食用かな
No.1466905そうだねx3このウジちゃんは食用ですね
人間さんの手のひらサイズです
糞抜き後、料理人に手に取られて「ウジちゃん選ばれたレフー♪」と笑ってるあいだに頭にフックを通されて絶命しました
少しずつ輪切りにされてパスタの具材になりました
No.1466906そうだねx7
54966 B
>悲惨な光景なのに笑顔なのがいい
ありがとうございます状況にそぐわないウジちゃんの笑顔は天使みたいですよねお礼のジソエビサラダです
No.1466907そうだねx9
82652 B
スーパー汚食事タイム

No.1466910そうだねx11
63508 B
「今日はウジちゃんのドウガを見に来てくれてアリガトウなんレフ♪」

No.1466941そうだねx4> ウジちゃんのドウガ
まあウジちゃんが実在したら
パキンさせずに虐待してみたとか
逆に良い笑顔のままパキンさせてみたとか
そんな動画が世にあふれるのだろうなあ
No.1466942そうだねx5絵柄がほんわかしてるから悲惨な光景でもほのぼのとして見られるから安心する
No.1467196そうだねx4>No.1466906
サラダを食って糞を生成するといけないから素早く食わないとな
No.1467257そうだねx3さすがにワタは抜いてるよね
No.1467260+なー
No.1467385そうだねx3
40953 B
>そんな動画が世にあふれるのだろうなあ
見たい見たすぎるなぜウジちゃんはこちらの世界にいないんだ>絵柄がほんわかしてるから悲惨な光景でもほのぼのとして見られるから安心する絵柄は唐突氏や通勤氏の影響を受けています可愛らしさを意識した画風に注目してもらえて嬉しいです!>サラダを食って糞を生成するといけないから素早く食わないとな>さすがにワタは抜いてるよね少しトロリを混ぜた低圧ドドンパで糞抜きしてるだけだから早く食べないとまずいですね
No.1467387そうだねx3
96711 B
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!

No.1467423そうだねx9
84758 B
樹木の根元で泣きながら眠りにつく仔実装
どうやら今日はウジちゃんを食べて生き延びたようだ
No.1467437そうだねx3蛆ちゃんを食べたこととか境遇に泣いているのではなく
可愛そうな自分に泣いてそう
No.1467512そうだねx1>可愛そうな自分に泣いてそう
「テスンテスン…ワタチは不幸で可哀想な実装石テチ…」
No.1467513そうだねx2
107588 B
実装石は生食できる肉として多大な需要があるそうだ

No.1467630そうだねx3
33665 B
少し冷えてきたので秋らしい寝間着をウジちゃんにプレゼントした
「ウジちゃんミヤビレフー♪ニンゲンサンありがとうレフ♪」
No.1467631そうだねx2布面積は減っている
No.1467685そうだねx4
74432 B
>布面積は減っている
寝ている間に少しずつ切り刻んで寒さで徐々に肺炎に追い込むのもいいかもしれませんね「ゴホゴホ…寒いけれど平気レフ!ウジちゃんにはニンゲンサンにもらったキレイなおくるみがあるんレフ」バカだから布面積がもうほとんどなくなっていることに気が付いていないようだ
No.1467687そうだねx7
103184 B
夢あるいは存在しない記憶

No.1467804そうだねx7
13983 B
虹黒ドーナツ店実装ハロウィンドーナツは100%実装石由来の油を使用してカラッと揚げております
なお人間向けではありません
No.1467809そうだねx1>実装石由来の油
廃油かな?
No.1467812+>虹黒ドーナツ店実装ハロウィンドーナツは100%実装石由来の油を使用してカラッと揚げております
バットでスイングしてみたい
No.1467821+このドーナツ生きている!?
No.1467822そうだねx15
197370 B
「デッデロゲー♪デッデロゲー♪この世は美味しいモノ楽しいコトがたくさんデス♪」
公園で幸せそうな妊娠石を発見微笑ましい光景だがこれ以上公園の実装石を増やすわけにはいかないそこで昔習った空手の正拳突きをお見舞いしてやった「セイッ!!」「デッデゲボォーッ!?」
No.1467947そうだねx1なー
No.1468178そうだねx6
34080 B
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!

No.1468317そうだねx7
19451 B
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!

No.1468450そうだねx9
236243 B
死のうね

No.1468486そうだねx3仲間のところへ逝こうねえ
No.1468504そうだねx1>仲間のところへ逝こうねえ
みんな地獄で待ってるからね
No.1468505そうだねx4
39077 B
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!

No.1468506そうだねx1耐実装安全靴とかありそ
No.1468520そうだねx7
11813 B
目をつけていたコンビニに客の入店と同時に入り込み
棚からお菓子を奪い逃走することに成功した野良実装「やったデス!まっさらぴんのお菓子ゲットデスゥ!」
No.1468521そうだねx10
13954 B
住処へ帰り力ずくで袋を破ると娘たちと一緒に貪り始める
「デプッデププフ!腹いっぱい食べるデス〜ン」「うまうまおかしテチュー!」「レフレフ〜」味も確かめずとにかく次から次へと胃袋に押し込む実装たち「レ…?ッッレピャアアーー!?」パキン「お、おててとおくちがいたいテチュ!チュアアアーーー!」パキン「の、のどが焼けるデズゥウ!腹がっ…腹の中が…ゲブッデボア…」パキン
No.1468543+コンビニには危険がいっぱい!
No.1468560+実装石でも味覚が鋭くてしんどい個体がいるのな
No.1468587+辛いもの食べると死ぬって設定は
お隣っぽくて少し危険では?
No.1468588そうだねx1辛味は痛みなので一気に摂取したらそりゃ実装石なんか死んで当たり前だよ
No.1468600+唐辛子系の辛みは痛覚だし鈍くてもまだ感じやすいのか?
No.1468602そうだねx1辛味で苦痛を感じない方がどうかしてるしな
No.1468613そうだねx11
28732 B
ナイス激辛菓子虐待(自滅)!!
俺も親指ちゃんに激辛調味料をプレゼントだ!「レチャアアアアアアアアアアアア!!」
No.1468615そうだねx2唐辛子は赤いからそうなるわな…
生まれた瞬間にパキンか生まれる前からパキンか
いずれにせよ線香花火のような音を偽石が割れる音で聞けそう
No.1468617そうだねx4近年のコロナ過による自粛ムードは自宅内虐待を行う虐待派増加の一因となっている
導具さえ買えばメインの実装石はタダで手に入る、今まではそうだった・・・虐待派の人口が少なかったコロナの前まではそうだった
しかし外出自粛が当たり前の近年は事情が違う
コロナ過で一気に増えた虐待派の数にウンコみたいにボトボト子供を産む野良実装石ですら数が追いつかなくなり
公園全滅、ペットショップ完売などが増え始め
ましてや後2カ月で冬ともなれば供給数以前の問題となる
それ故、現在の公園にはあり得ない程の監視カメラや場所によっては私服警備員が巡回し、無差別ヒャッハーや無計画虐待派を厳しく取り締まり、場合によっては禿裸のペナルティを課す場所も増え始めている
No.1468637+ニンゲンサンもハゲ裸はいやデスゥ?
No.1468649+書き込みをした人によって削除されました
No.1468650そうだねx5供給が追いつかずコロナ禍で急騰する実装石の販売価格
これには虐待用に実装石を飼っていた人間も
純粋にペットとして飼っていた人間も飛びついた
自らの飼い実装に仔を産ませて売り捌くのだ
無論鳥獣の販売許可など得ていない素人である
多くはネットオークションなどで隠語を使い取引されることとなった
配送方法も瓶詰めにしたり真空パックにしたり冷凍便にしたりと多種多様であった
No.1468651そうだねx3しかし取引が流行りだした当初は強制妊娠により無理矢理生み出された仔が多かったため
どの配送方法でも買い手の手元に着く頃には
仔実装が衰弱しきっているか既に事切れていることが多かった
そのため取引に低評価がつくことが多く、これに困った売り手側は
より健康で丈夫な多くの仔実装を得るため親実装の状態を過保護なまでに優遇、管理するという手法をとった
No.1468652そうだねx3ある家庭では
「さぁ今日もおもちゃをいっぱい買ってきたぞミドリ」
「お部屋でおいしいものをたっぷり食べていっぱい赤ちゃん産んでねぇ〜」
「デッププン。これまでの待遇には常々疑問を持ってたデスゥ。
 誰が支配者なのかようやくわかったようデス」
またある家では
「デデェ…もうほんとにひどい事しないデスゥ…?」
「ああナナシ、これからはクソなんて喰わなくていいぞ。それよりしっかり丈夫な仔を産んでくれ。
仔が大きくなったらそいつも仔を産んでいい」
「これはキセキデス…。どうかいつまでも続きますように……」
といった次第であった
No.1468653そうだねx3理不尽なまでに愛され生の絶頂を極めた実装石たち
厳しい躾をうけた血統書つき飼い実装であっても
日が経つに連れ自身の立場を勘違いし増長するのは仕方の無いことであった
しかしこの栄華もわずか数ヶ月で終焉を迎えることになる
増えすぎた無認可ブリーダーによって供給過多気味になったところに
日本での需要を察知した海外から実装石の大量輸出が始まり価格が急速に下落
それにともない実装石たちの待遇も元に戻るどころか
ブリーダーたちの溜まりに溜まった不満や怒りを受ける立場となった
No.1468654そうだねx6
12810 B
ある場所では
ボチャン!ドボドボド…「テチャーーッ?」「テェップ!」「テェェーテプ……」「デェ…ップ!なんっで!?海の見えブプァッ…デストランに…って!」「ごめんねぇレストランなんて嘘なのよ。 あなたたちの食費もバカにならないからもう飼えないの」「海はちゃんと見えるだろミドリ?まぁむしろ海の中だけど。 しかし騒がずに車に乗ってくれてよかった」「あぁーせいせいした。 うちのミドリがあんなクソムシになるなんて思ってもみなかったわよ」「さっさと帰って家を掃除しなきゃなぁ。じゃあなミドリ。達者でな」「まっ…て!ワタシいいこになる…デスゥ!ワタシだけでもっ助け…デッップ……」ブクブクブク……
No.1468655そうだねx6
18084 B
またある家では
「デジャアアアッ!!クソニンゲン、なんてことを言うデス!」「ム、ムスメちゃん、やめるデス。逆らったらダメデスゥ」「だからもういらないんだよガキは。 当分の間はこの増えた仔がお前らの餌だ」「喰うわけないデジャア!オマエこそワタシのクソでも喰うデズゥ!」「クソ投げやがったなコイツ…。おいナナシ、クソ投げの罰はなんだっけなぁ?」「はいデス…。ウンチ投げたらミキサー風呂の刑デスゥ…」「よしよし覚えてたな。特別にこのクソムシが産んだ仔も一緒に風呂に入れてやる。 ナナシ、そいつ捕まえてろ」「な…なんデス、ミキサーって?マ、ママやめるデス。やめろ、近づくなニンゲン!」「なにちょっと下半身がジュースになるだけだ…。 いや仔が一緒に入ったジュースを飲ませてやるか。一石二鳥だな」「デ、デ、デジャアアアアーーー!」
No.1468656そうだねx7国内のいたるところでこのような場面が見られ
大量の捨て実装に遺骸の不法投棄など
人の手によって増えすぎた実装石は以前とは別の形で社会問題となった
No.1468665+良い作品でした
実装世界の転売ヤーも商材として食い付くのだろうか
No.1468667+外国産とか出て来たらトンデモナイ事になりそう
ただでさえ偽物なのにソレの偽物とか
No.1468679+大漁の捨て実装に虐待派もニッコリ
No.1468703+いいものを読んだみた堪能した…感謝感謝
No.1468704そうだねx8
72288 B
人間の事情にトコトン翻弄される実装ちゃん最高ですね!
イラストも迫力があります!「テエエエーン!カミがー!おフクがー!オモチャがー!テエエエーン!」「デエエ…?何が起きたんデス…??」「悪いなミドリ君たちはもう用済みなんだ、保健所か公園好きな方を選ばせてやるよ」
No.1468742そうだねx15番目の溺れてるやつがいい顔してるな
No.1468771そうだねx1浮いてる仔に侘び寂びを感じる
No.1468788そうだねx8
29978 B
実に素晴らしい作品でした…
私はというと落書きばっかりでスマンですウジちゃんが死んでお詫び申し上げます(ズブブ…)「レフゥゥゥ!?レフゥゥゥ!?」
No.1468795そうだねx1小さな手足の抵抗がきゅんきゅんする
No.1468814そうだねx2>小さな手足の抵抗がきゅんきゅんする
気が付いてくれてありがとうございます
ゴミみたいな役立たずの突起で必死の抵抗がんばろうねえ
No.1468837そうだねx2ウジちゃんの苦しむ姿は心が癒されますな
No.1468869+>ウジちゃんの苦しむ姿は心が癒されますな
無駄な抵抗でよけい苦しみが増すのかわいいですよね
力尽きるまで頑張れウジちゃん
No.1468942+食費を浮かせるため食用品種の実装石を
野菜クズや雑草などで育てて
時々強制出産させて仔を食べる人が増えているとか
No.1468955そうだねx10
67751 B
>食費を浮かせるため食用品種の実装石を野菜クズや雑草などで育てて時々強制出産させて仔を食べる人が増えているとか
主婦の知恵みたいで良いですね「デッデロゲー…♪デッデロゲー…♪」「また胎教の唄を歌ってるわ、仔はどうせ食べられるってのにやっぱり実装石はバカねえ」最初は抵抗していた親実装だったが何匹も喰われるうちにしだいに諦めざるをえなかったそして熱心に胎教の唄を歌うようになったせめて腹のなかだけでも仔に幸せでいてほしいのだそしてそろそろ夕食のしたくをしようと主婦は今日もタバスコを取り出すのだった
No.1468990そうだねx3生まれた途端に何ひとつイイコトもなく
ニンゲンさんに食べられるだけの仔にしてみれば
胎教の歌で期待させるだけ期待させた親実装は
クソムシでしかないんだろうなあ
No.1468993+勝手に上げといてくれるとは食用の鏡よ
No.1469006+虐待個体養殖用の母個体も下手に悪環境で飼育すると丈夫な仔が埋めないから必然的に愛護飼育になりそう
余程躾された良個体を「お前の仔達は皆に必要とされている」と騙して早めの仔離れをさせたりと人間側の労力がハンパ無さそう
No.1469007そうだねx1服は綺麗に残すというじんわりレバーブロー良いですね
No.1469018そうだねx6「デッデロゲ〜…♪」
大きくなったお腹をさすりながら親実装は決意していた
自分は我が仔を食べられるためだけに生きているわけじゃない
なんとかして生きた証を残さねば
仔どもたちを生かして外の世界に送らなければ
そのための準備は整った
夜になり、この家の家主たちが寝静まった頃
親実装は歌うのをやめ行動を始めた
まずはこのケージの中に無造作に置かれた無数の小さな実装服の中から
赤く汚れ湿り気を帯びた一つの服を手に取った
この赤い汚れは数日前、人間にタバスコを目にかけられたとき
流れた涙を拭うフリをして染みこませておいたものだ
No.1469019そうだねx5
12999 B
雑巾のようにその服を絞ると僅かながら赤い液体が生地から染み出てくる
親実装は急いでその服を左目に押し当てると視界は段々と赤く染まり、いつものように鼓動が早くなるのを感じた強制出産の兆候だわずかにタバスコの残った液体は左目に刺すような痛みを与えてくる親実装はうめき声を上げそうになるのを必死に耐え、無事に出産を終えたしかしゆっくりと仔を慈しむ暇は無い生まれた仔の粘膜を急いで舐め取り軽く抱きしめたあとケージを抜け出しダイニングから庭に通じるガラス戸を開け仔どもたちを庭へとゆっくり降ろした「このおくるみにゴハンが入ってるデス。オマエたちはお外で楽園を見つけるデス」「テチー。ママはお外いかないテチ?」「ママはお石を取られてどこかに隠されてるデス。 …オマエたちだけでもシアワセならママは充分デスゥ」
No.1469020そうだねx5「テチュゥ…」
仔実装たちは実装フードがいくつかばかり入った実装服を受け取ると
名残惜しそうに泣き声をあげながらも真っ暗な庭に走り出していった
「これでいいデス…」
親実装は静かにガラス戸を閉め箒を器用に使ってロックをかけなおし、再びケージの中に戻り横になった
すべて上手くいった
これまでの夜に人間の目を盗みながら練習した甲斐があった
今は亡き仔どもたちの残したこの無数の実装服
これが無ければ涙を溜めることも、ロープのようにしてケージの留め具を外すことも不可能だったろう
人間に喰われるだけだったあの仔たちの死は無駄ではなかったのだ
そう思うと親実装は声を押し殺し泣いた
そして今度は散らかった実装服の中から先ほどのものとは別の服を取り出し
今度は右目に押し当てた
服から滲み出た液体が親実装の右目を緑色に染めていく
No.1469021そうだねx5「これでまたニンシンしておけば、産んだことはバレないはずデス…」
このままだと次に産まれる仔は親指実装のように小さい未熟な仔だろう
しかし今までも未熟な仔を産んだことは何度かあった
そのとき人間は特に気にするでもなく、栄養状態が悪かったのだろうと
家庭菜園で作った野菜のうちの出来損ないのものをいつもの残飯の代わりに与えてくれた
今回もおそらくそれだけのことで済むと親実装は予想していた
あとは逃がした仔どもたちが庭を走り抜け、この家の敷地から外の世界に踏み出してくれればいい
この先あの仔たちに襲い掛かる苦難は多いだろうが、それでも自分はできるだけのことはやった
親実装はこの上なく晴れ晴れとした気持ちで眠りについた
No.1469022そうだねx6
10935 B
翌朝、少し腫れた目を擦りつつ
これほど朝の光をまばゆく感じたことがあっただろうかと思いながら親実装は目を覚ましたダイニングの片隅に置かれたケージの中で背伸びをしながら昨夜、我が仔が新しい世界へと踏み出した庭へ目をやった「………。………デェ?」ガラス戸の向こうにちらちらと見え隠れする緑色の小さなものそんなはずはないうそだ、そんなガラス戸から視線を外すことのできない親実装の額にどっと冷や汗が流れ出るあの仔たちがまだ庭にいる…!ガラス戸に遮られ声は聞こえないものの、仔実装たちは何かはしゃいでいる様子だった
No.1469023そうだねx6「テチューン!あまあまたべものいっぱいテチュー!」
「ママからもらったゴハンよりおいちいテチー♪」
「らくえんがすぐ見つかるなんてやっぱりワタチはラッキージッソーテチ!」
仔実装たちは庭を通り抜けるどころか、あろうことか庭の一角に設けられた家庭菜園を荒らしていたのだ
実をつけていたミニトマトやイチゴ、あとは収穫されるだけだったミニキャベツと
仔実装たちの背の届く範囲にあるものはほとんど喰い散らかされていた
親実装は気を失いそうになるのを我慢してケージの中から、ガラス戸の向こうの我が仔たちへと叫んだ
「オマエたちぃ!なにしてるデス!なんで…っなんで外に逃げないデズァ!!」
仔実装たちはこちらの声に気が付いたのか、あたりをキョロキョロと見回しだすが
ガラス戸に日光が反射していたため親実装の姿を認識することが出来ないようだった
No.1469024そうだねx6産まれたばかりでこの世界のことは何も知らないに等しい仔実装が
真夜中の暗闇の中で方向も距離感もつかめず、家の敷地から確実に離れることなど不可能に近かった
あの脱出劇の後、仔実装たちは暗い庭の中を怯えながら彷徨った
途中でお腹が空き、みんなで親実装からもらったフードを分け合って食べた
「もうつかれたテチュ…」
「らくえんどこテチィ?」
「こんなに歩いたんだからもうすぐテチ」
小さな仔実装にはこの一軒家の少し広めの庭でさえ、まるで大自然の平原のような広さに思えた
やがて夜が白み始めたとき、仔実装たちの目の前においしそうな実をつけた植物が現われた
「ここテチ…!みつけたテチ!」
ここがママのお歌で教えられた楽園
そうに違いないと仔実装たちは確信したのだ
仔実装たちは目の前の実を夢中になって食べ始めた
No.1469025そうだねx6お腹を満たした仔実装たちは歩き回った疲れからか、やがて寝息を立てていた
そして完全に夜が明けた頃に目を覚まし、手近にあったイチゴを朝食に取り始めた
甘くておいしい食事
まだ背は届かないが高いところには同じものがたくさん実っている
すぐに背が伸びてあの甘いものは全部自分たちの物になる
だってここは楽園だもの
仔実装たちはイチゴを食べ散らかしながら小躍りした
No.1469026そうだねx6「なぁに?朝からなに吠えてるの」
朝食を作りに人間がダイニングへとやってきた
親実装はその姿を見てビクリと体を震わせると途端に静かになった
「なんなのよもう。近所迷惑だからうるさくしないって言ったでしょ?」
ケージの中で静かに震える親実装に話しかけながら人間がガラス戸に向う
「さて、新鮮なトマトちゃんでも収穫して朝ごはんにしますかー」
親実装にはもうどうすることも出来ず青ざめながら俯いた
庭に出た人間の声が聞こえてくる
「えー!あぁーもう何よこれぇ?どっから来たのよこの野良」
No.1469027そうだねx5「ニンゲンさんテチ」
「あまあまうまうま。ニンゲンさんにはあげないテチ」
「テチテチと腹立つなぁ。食ってやろうかしらこいつら。
 でもウチのと違って野良は何があるかわからないから食べらんないのよねー」
仔実装たちは人間を見上げながらも食べることをやめない
「そんなにお腹がすいてるの?じゃ、いいものあげるわ。そこにいなさい」
そう言い残すと人間は家の中へと戻っていき、何か小さな缶を持って出てきた
「ほら、これあげるわよー。おいちいでちゅよー」
人間は缶から小さな粒のようなものを、いくつか摘まんで仔実装に投げてよこした
仔実装たちの足元に甘い香りを放つ色とりどりの粒がコロリと転がる
「テ?なにかくれたテチ」
「食べていいテチ?みどころのあるニンゲンさんテチュ」
「ペロ…ッ?すっっごいあまあまテチュ!ッテチュゥウ〜〜ン♪」
No.1469028そうだねx11
9442 B
親実装は知っていた
人間が持っていったあの缶に何が入っているかを仔どもたちはあのわざとらしい甘い香りに抗えないだろうことを親実装はケージに散らばる実装服をかき集め、震えながらその中に頭を突っ込んだ仔どもたちの声を聞かないようにするため耳の穴にまで服を詰め込んだ上手くいったはずなのにどうして、どうしてこんな目に…?「デヒ…デヒィィ……」何かも無駄だった寝ずに歌った胎教も何度も練習した計画も知らずに洩れていた自分の嗚咽の中に、仔どもたちの小さな悲鳴が混じって聞こえたときこの家のどこかから聞こえるはずの無い(パキン)という小さな音が聞こえた気がした「テッテレー♪」緩んだ親実装の総排泄孔から飛び出した蛆実装の声が虚しくダイニングに響いた
No.1469029そうだねx5詰めの甘いところとか
運命に導かれるように破滅していくとことか
挿絵とか
素晴らしい
No.1469031そうだねx8長くなってすいません
>No.1468955
のお話をお借りしました

あと禍保護の実装でもスレの中のお話をお借りしていたのにお礼を忘れていました
あらためてありがとうございました
No.1469034そうだねx3実装では特に珍しくもない排便みたいにひり出される仔の描写だけど
愛する仔を下痢便漏らすみたいに放出する惨めな親の死骸と何も知らない笑顔の新生蛆の笑顔のコントラストが良すぎる
親の計画が見抜かれていたとかでもなく運命で決められていたかのように水の泡になるのも好みな感じだ
No.1469060そうだねx1素晴らしい…
No.1469065+>胎教の歌で期待させるだけ期待させた親実装はクソムシでしかないんだろうなあ
>勝手に上げといてくれるとは食用の鏡よ
ママのウソつきテチィー!!(断末魔)

>「お前の仔達は皆に必要とされている」と騙して早めの仔離れをさせたりと人間側の労力がハンパ無さそう
きみの仔は人間みんなから大人気なんだよ〜(食用として)

>服は綺麗に残すというじんわりレバーブロー良いですね
ありがとう
親実装へのささやかな(?)嫌がらせです
No.1469066+>食(用実装)は万里を超える…?
自宅の庭からも出ていないバカ仔実装ちゃんたち可愛らしいです
実装フードに美味しい野菜やアマアマ(コロリ)を食べてから死ねただけ、喰われるだけだった他の仔たちよりましな実生かな?
必死こいた親の形相も笑えました
実装石の命運らしい名作ですね
No.1469153+>お話をお借りしました
>お礼を忘れていましたあらためてありがとうございました
いえいえ
こちらこそ力作をお見せしていただいてありがとうございました
No.1469160そうだねx13
101100 B
飼い実装の妊娠

No.1469169そうだねx5
25374 B
ウジちゃんがかわいい

No.1469171そうだねx4>飼い実装の妊娠
飼い実装の妊娠ないし出産の黄金パターン好きだなぁ
いくら母体に聞き分けがあっても妊娠出産したいという本能が桃色バカ回路をフルに回転させて破滅する様式美
No.1469173そうだねx1日本の場合だと実装種は花粉症の時期に臨もうが望むまいが妊娠してそう
それでなくても目を染めるだけでも孕むのだから孕んだだけで潰してたら切がねぇや
No.1469174そうだねx2パンツはいてればへーきへーき
No.1469192そうだねx1去勢は飼い主の義務
No.1469196+総排泄口を焼き潰すしかないね
しょうがないね
No.1469201そうだねx5
129088 B
本能に抗えない実装ちゃんもちょっとしたことで妊娠しちゃう実装ちゃんもかわいいですね
どちらにせよ悲劇が待っている「おトイレのあとおマタで風を受けるのスースーして気持ちいいテッチュン♪」翌日「このバカ娘デス!ウンコが済んだらさっさとパンツをはけと教えたはずデス!」「だって気持ちよかったんテチィ〜」親実装がガラスの破片を使って自らの手をサッと切ると赤い血がしたたり落ちた「しょうがないデス お腹のコに悲しいことするデス」「ダタイはいやテチィ〜!かわいいウジちゃん産むんテチィ〜!!」
No.1469203そうだねx1花粉症の季節は排泄即妊娠なんじゃないかなーと今更
No.1469204そうだねx4
13217 B
「デデェ?ニンゲンの様子がなんかおかしいデスゥ」
住宅地にぽつんと開けた空き地の隅で野良の実装石は人間たちが集まって何かの支度をするのを見ていた空き地の前の道路上にテントと長机を設置し、それらを飾り付けているようだ次々と人間が何か持ち寄り長机の上に置いていく談笑しながら作業を進める人間たちのことも気になるが実装の興味は机の上に置かれた物に移っていた「あれは…お菓子デスゥ?」
No.1469205そうだねx3茂った雑草の陰から目を光らせるこの野良実装が、この空き地に住み始めたのはつい先日のことだった
住んでいた公園で突如始まった一斉駆除から命からがら逃げ出し、ここへなんとか流れ着いたのだ
そのためここがどんな場所で、どんな人間が住んでいるのかもわからない
そんな警戒心からこの空き地から出てゴミを漁りに行くことも躊躇していた
当然ながら食料にはありつけず、ひもじさは増すばかりであった
そんな状況で大量のお菓子を見つけたのである
人間には見つからずに、どうにかして手に入れたい
飢えのせいか胃袋を締め付けるような鈍痛に、腹を抑えながら耐え
野良実装は人気のなくなるのを待ち続けた
No.1469206そうだねx3どれほど待っただろうか
空も暗くなり始めたが、人のいなくなる様子は一向に無く
野良実装も飢えと疲れからまぶたの重くなるのを感じ始めた
そのときだった
ライトアップされたテントから音楽が流れ始め、それぞれの家からぞろぞろと人間が出てき始めたのだ
辺りが暗くなってきたせいでよく見えないがテントを中心に集まり、ざわつき始めた人間たちの様子に
野良実装の眠気もどこかへ消え去った
何かが起きるのはわかるが、それが何かはわからない
先日の一斉駆除のこともあり野良実装は身構えた
No.1469207そうだねx3日の落ちた暗がりの中、シルエットでしか様子がわからないが人間は何かを祝っているようだった
そんな中、テントで何やら作業をしていた人間が、大人に混じって遊んでいた子供たちに声をかけたようだ
列を作った子供たちが先頭から順番にテントで何かを受け取っていく
そして列が進むにつれ長机に積んであったお菓子が減っていくのがわかった
「デスゥ?」
次々と進む列の中に一際小さな見慣れた姿がまばらにいる事に気がついた
あれは自分と同じ実装石だ
あの中に混じっているということは飼い実装だろうか
周りの人間は実装石がいる事になんの疑問も無いようだった
No.1469208そうだねx3「デデェ…」
狙っていたお菓子がどんどん無くなっていくことに野良実装は焦った
焦るあまりに自分が次第にテントの方に近づいていることにさえ気付かなかった
そして列にいた飼い実装の番が回ってきた
飼い実装はくるりと廻って媚を売るような仕草をすると
「お菓子くれなきゃイタズラするデス!」
とウインクしながら叫んだ
「おっ、ミミちゃんも仮装してるねぇ!じゃあおっぱいお菓子あげちゃおう!」
「デッス〜ン♪ありがとうデスー。イタズラするのは勘弁しちゃうデス!」
人間の言葉はわからないが、聞き取ることの出来た飼い実装の言葉に野良実装は色めき立った
ここに住むニンゲンは子供や実装石にイタズラされるのを恐れているのだ
実装石への貢ぎ物のためにこんな用意をしていたのだ
自分も脅せば簡単にお菓子が手に入るに違いない
No.1469209そうだねx3
14428 B
ようやく食べ物にありつけると思った野良実装は満面の笑みで涎を垂らしながら草陰から躍り出た
そしてテントの前で先ほど飼い実装がやったようにくるりと廻ってこう言った「ニンゲン!お菓子よこせば見逃してやるデスゥ!」突然空き地から現われた野良実装に周りの人間も飼い実装も目を丸くして驚いたしかし野良実装はそれ以上に驚くことになったこちらに驚いている飼い実装をよく見ると、頭に何か突き刺さっている他の飼い実装たちもよく見れば首が取れていたり、それどころかカボチャの化け物までいる恐る恐る周りの人間の方に目を向けると、飼い実装たちと同じようにみな異様な姿をしていた体中が血塗れの者、翼や牙の生えた者、およそ人間とは思えない者ばかりである「デ、デ、デェエエエー!?」それはまるで怪物の巣窟だった
No.1469210そうだねx3
14143 B
野良実装には状況がまるで飲み込めなかった
「アナタだれデスゥ?」とカボチャの化け物が近づいてきたのを見て、野良実装は恐怖からその場から逃げ出した人間を脅してお菓子をもらっていると思ったら、人間は化け物で飼い実装は怪我をしていて…必死で走りながらも頭の中を整理しようとするが、理解が追いつかないとにかく化け物たちから逃げるために普通の人間がいそうな、にぎやかな場所を探して走った「デヒィ…デヒィ……、あそこが明るいデスゥ…」やがて息も絶え絶えに大きな通りに出ると、野良実装は我が目を疑った先ほどとは比べ物にならない数の化け物たちが通りを練り歩いていたのだ「デピャアアアアーーッッ!?」あまりに恐ろしい光景に野良実装は思わず糞を漏らしながら踵を返して走り出した
No.1469211そうだねx3どれだけ夜の闇の中を走っただろう
「だれでもいいデス…。だれかいないデスゥ…?」
今までと何もかも違ったこの夜は、野良実装にとって地獄だった
たとえクソムシでも普通の同属に会いたい思いでずるずると歩き続けた
しかしこのあたりを住処にしていた野良実装たちは、不幸にも先日の駆除で一掃されたばかりであった
同属を探し彷徨ってはみても普通の人間も実装石はどこにもおらず、行く先々で化け物たちがお祭り騒ぎをしていた
それはまるで人間に取って代わってこの世界を支配したこの夜を祝福しているようだった
汗と涙と鼻水と涎で顔をぐしゃぐしゃに濡らしながら歩いているうち
野良実装は以前住んでいた公園へと無意識にたどり着いた
この公園も以前の静けさはなく、あちこちが飾り付けられ化け物たちのパーティ会場と化していた
「も、もうこの世の終わりデスゥ…。きききっと高貴な、ワワワタシだけが生き残れたんデス。
 そうデス、そうにちちち違いないデスッ。デヒッ、デヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ」
飢えと疲れと恐怖で極限まで追い詰められた野良実装の精神は、がくりと膝をつくと同時に崩れ落ちた
No.1469212そうだねx4
10132 B
「あれぇ?実装石って駆除されたんじゃなかったか」
パーティを開いていた人間の一人が、公園の入り口で座り込む一匹の実装石に気がついた実装石の仮装をしていたこの人間は、自分と同じ姿をした野良実装に何となく親近感を感じたのかそれともただ酔っ払って気分が高揚していただけなのかへたり込む野良実装によろよろと近づくと、手に持っていた袋からお菓子を取り出した「あははは!なんだかえらいボロっちぃなぁお前。まぁ今夜はハロウィンだからな!おすそわけしてやるよ」人間はそう言って野良実装の口に中に、飴玉を一つ放り込むと笑いながら化け物たちの輪の中に戻っていった「で、でっかいナカマ…デスゥ。デ、デヒヒ…。…ばけもの…デヒッ」人間の気まぐれで、ようやくお菓子にありつけた野良実装だったが壊れた心は口の中に広がる甘みを認識することは無く力尽きるまでその場でただ虚空を見つめるだけであった
No.1469213+駆除だけでなくハロウィンにも翻弄されてなんて可愛らしい
糞を漏らしながら逃げるシーンの躍動感すごいですね
No.1469215そうだねx1季節感あると愉しみも一入
No.1469217+人間や飼い実装から罵倒されも攻撃されもせずそれどころか親切にも飴玉まで貰えたのになんか勝手に壊れた…
産まれてはいけない生き物だったんだねぇ