…No.3939240+同氏は、孔子学院が2000年ごろ、同州に進出したと紹介した。数年の間に、多くの小中学生が同学院で学ぶようになったという。「孔子学院の教員は、小学生に中国の地図を書かせ、中国大陸と台湾の境界線を消した。また、(1989年の)天安門事件の事実を否定した。中国当局による人権侵害を批判した学生に処分を行った。孔子学院は、中国文化と中国語の勉強と称して、政治プロパガンダを行っている」 カーディ氏は2018年に同省の教育長官に就任した際、孔子学院の問題を解決しようと考えた。 「これが、(カナダの政治家らの)ロビー活動の始まりだった」 ショーン・グラハム(Shawn Graham)元ニューブランズウィック州知事はその一人だったと、カーディ氏は述べた。 また、在モントリオール中国総領事館の総領事がカーディ長官のオフィスを訪ね、直に交渉したという。 |
…No.3939241+「正常な外交協議は全くなかった。過去の外国での滞在経験、外交経験から、孔子学院をめぐって、総領事は私に圧力をかけようとしているとわかった。経済的な報復も含めた圧力だ。しかも、彼は、この件を学校教育の問題ではなく、両国の外交問題にまで発展させたい狙いだった」 長官によると、中国の総領事は孔子学院を閉鎖すれば、同州と中国政府の関係が悪化し、カナダ産ロブスターが中国で販売できなくなることも含めて、様々な影響が出ると話した。総領事は、長官に中国国内を視察するよう提案し、「中国は実は民主主義の国であることを目にするだろう」と言った。 総領事はさらに、孔子学院を閉鎖することは「中国内政への干渉に関わる問題だ」と主張したという。 カーディ長官は、公聴会でCACNの議員らに対して、中国当局の脅威にさらに警戒し、対抗措置を講じるよう求めた。同氏は、中国当局の圧力と脅迫などは受け入れられないと述べた。 「我々の価値観と違う国の政府と付き合う時、距離を置いたほうが良い」 https://www.epochtimes.jp/p/2021/06/75143.html |