経済9@2021年01月ふたば保管庫 [戻る]


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世界一を狙えた日本の技術革新力が"韓国並み"に転落したのはなぜかName名無し20/12/10(木)08:45:57No.498410+
4月06日頃消えます ■国際共同研究の割合が極端に低い日本と韓国
貿易や投資のグローバル化だけでなく、研究のグローバル化も企業の業績向上に役に立ちます。これは、私が井上寛康らと行った研究です。
ここでも特許情報を使います。複数の人や機関(企業や大学など)が一緒に出願することを共願と呼びますが、これは共同研究の成果と考えられるので、この情報を使って国際共同研究がイノベーションに対してどのような影響があるかを分析します。

共同研究による特許のうち、複数の国の個人または企業による国際共同研究によるものの割合は、世界全体では増加傾向にあります。世界の共同研究による特許のうち国際共同研究によるもののシェアは1991年の約15%から2010年の約34%まで増加しています。
2010年で見ると、アメリカ、中国、ドイツ、フランスではいずれも50%を超えており、欧米諸国および中国では活発に国際共同研究が行われていることがわかります。しかし、日本と韓国はともに10%余りで、両国における国際共同研究は低調です。

https://news.livedoor.com/article/detail/19339742/
No.498411+この傾向は、共同研究のネットワークを図示するとはっきりします。図表3は、全世界の特許データを使って、共同研究ネットワークを図示したものです。一つひとつの小さな点が一つの企業を、企業を結ぶ線が共同研究関係を表します。
この図からは、日本と韓国の企業は自国内での共同研究が中心で、他国の企業との共同研究をあまり行っていないことがわかります。半面、アメリカを中心として、ヨーロッパ企業、そして中国企業は大きな一つのかたまりをなしていて、これらの国同士は共同研究を積極的に行っているのです。その結果、日本のイノベーションを生み出す力、技術革新力は他国とくらべて衰退してきています。
No.498412+
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■日本の「特許の質」は2003年がピークだった
ただ、技術革新力は単純に特許の数だけでは測れません。数だけだと質を考慮していないからです。特許の質を測るのに、特許の引用数がよく使われます。ある特許がたくさん引用されている場合、その特許が他のさまざまな特許(発明)の源泉となったということですから、質の高い発明だったといえるわけです。一つの特許当たりの平均被引用数を各国別に見たのが図表4です。ここでは、全世界の特許一つ当たりの平均被引用数が一となるように標準化しています(昔の特許ほど、引用される機会は多くなりますから、各国の比較をするためにこのような標準化を行います)。
No.498413+これを見ると、日本では2003年までは特許の質が上昇傾向にあり、最盛期には世界のトップをキープしているアメリカに迫っていましたが、それ以降は下降している、つまり技術革新力が衰えていることがわかります。2010年にはドイツや韓国と同レベルになっています。
文部科学省科学技術・学術政策研究所が出した『科学技術指標2020』では、より迅速に引用が行われることの多い学術論文を対象に、被引用数の国際比較を直近の期間まで行っています。それによると、被引用数がトップ10%と世界的に注目度の高い学術論文の数で見て、日本は1996〜1998年には米英独に次いで世界第4位だったものが、2006〜2008年には中仏加に抜かれて第7位、2016〜2018年には第11位にまで下がっています。
No.498414+
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■国際共同研究による「特許の質」の向上は国内共同研究の3倍
このような日本の技術革新力の低下の一つの原因は、国際共同研究が少なく、海外からの知識の流入が十分ではないことだと考えられます。われわれの研究では、国際共同研究を行うことで、企業の特許の質は平均的に36%高くなることが示されています。それに対して国内共同研究は13%しか向上しません。国際共同研究のほうが 国内共同研究よりもはるかに大きな効果があるのです。これを国別に見たのが図表5です。日本では、他国にくらべて国際共同研究の効果が低いことがわかります。そもそも国際共同研究をあまりしていないうえに、したとしても海外の研究パートナーから十分に学ぶことができていないのです。その結果、日本では技術革新力が低下してしまったのです。
No.498415+それにくらべて、中国では国際共同研究の効果が非常に大きく、活発に国際共同研究を行うことで貪欲に知識を吸収していったことがわかります。たとえば、中国のIT大手ファーウェイ社は、現在超高速で超大容量の通信を可能にする5GなどのIT技術などで世界の最先端の技術を持つ企業です。
ファーウェイは、ボーダフォンなどの世界的IT企業、ジャパンディスプレイなどのサプライヤー、ケンブリッジ大学などの世界のトップ大学との共同研究を積極的に行うことで、最先端の技術を獲得してきたのです。
No.498421+>世界一を狙えた日本の技術革新力が"韓国並み"に転落したのはなぜか

日本がアメリカのように継続的な成長ができなかったのは団塊ジュニア(現在45歳前後)を粗末にしたから
バブル崩壊のツケを当時の若者に払わせて、非正規の低賃金・低スキルに固定させた。さらに彼らは貧困で子供を作る余裕もなく、少子化が進んだ
No.498430+>■国際共同研究
マジレス
日本の場合、自前で全部できちゃうから必要ないんだよね

昔は、研究用の施設とかが海外にしかなくて
しかたなく学生は留学したり、研究者は共同研究してたんだけど
今の日本って、大抵の設備は国内にあるんですよ
それも世界最高レベルのやつが

逆に海外から研究者が来て、日本人研究者と同じ待遇にしろと
ゴネてるのが現状です。就労ビザは条件が厳しいのでね

以上、デマニュースを訂正しておきます
No.498431+>現在超高速で超大容量の通信を可能にする5GなどのIT技術などで世界の最先端の技術を持つ企業です。
これも訂正

高速通信ならNECなど日本企業の方がはるかに上ですよ
世界中のバックボーン専用線も日本企業が作ってるわけでね

ファーウェイって低価格路線(+賄賂)で何とか通信業界に食い込んで頑張ってる新興企業ですし
No.498467+
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親の経済力と学力は比例する
名家の子はたいてい高学歴だし、大家族はたいてい低学歴日本人の経済力がバブル崩壊後伸びてないということは子供の学力も伸びてないということひろゆき「東大生の多くは本人の努力より、親が金持ちだったから合格した」https://news.yahoo.co.jp/articles/291ac7cea27a20fb9956ab568a1b64a56b49156c
No.498490+団塊ジュニアの現在の40歳から50歳は、人数が多くて受験勉強は地獄のような大変さで優秀な人間も多かったが、就職の時期がバブル崩壊後の大不況でトップクラスの東大卒などは民間企業ではなく公務員を目指したからね、優秀な研究者や民間企業は少なかった。
No.498491+共同研究で日本から成果を横取りって古いモデルだな