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9742 B
Name名無し20/10/07(水)10:01:41No.10696+
25年1月頃消えます 杉田水脈
No.10697+ 性暴力被害を巡り、自民党の杉田水脈衆院議員が「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言したことが被害者に衝撃を与えている。「苦しむ人を孤立させる」。性暴力は訴えにくく、相談しても信じてもらえず傷つく当事者もいる。性暴力撲滅を訴える「フラワーデモ」の主催者らは26日、謝罪と議員辞職を求める署名活動を始めた。

 「被害者の苦しみを一層深めた」。東京都の八幡真弓さん(42)は映像制作会社を起業した約10年前、同業の男からレイプされた。八幡さんは「1人で苦しむ人はたくさんいる。『身近な人にすら話してはいけない』と感じ、ますます孤立するのでは」と懸念する。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/57987?rct=national
No.10698+ 自民党の杉田水脈衆院議員が25日、党本部であった会議に出席した際に、女性への性犯罪に絡んで「女性はいくらでもウソをつける」と発言したことが、出席者への取材でわかった。女性蔑視と受け取られる発言で、党内外から批判が起きそうだ。

 杉田氏は同日開かれた、来年度予算の概算要求の説明を受ける党の内閣部会などの合同会議に出席。会議は非公開だったが出席者によると、性暴力被害者を支援するための相談事業に関連し、杉田氏は元慰安婦支援団体に触れたうえで、事業を民間団体に任せることを批判。「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言したという。

 会議後、杉田氏は朝日新聞などの取材に「そういう発言はしていない」と否定。元慰安婦支援団体を話題にしたとされる点については「聖域になり、誰も切り込めないようになってはいけないという指摘はした」と説明した。

 杉田氏は2018年、月刊誌で同性カップルを念頭に「子供を作らない、つまり『生産性』がない」と主張し、批判を浴びた。

https://www.asahi.com/articles/ASN9V5F5XN9VUTFK002.html
No.10699+ 杉田水脈議員の「女性はいくらでもウソをつける」との発言に抗議する「フラワーデモ」が26日夜、インターネット上で行われた。緊急開催を呼びかけた作家の北原みのりさんは、「性暴力根絶に向けて被害者たちが必死に声を上げてきた運動を後退させる、ひどい発言だ。なかったことにしてはいけない。きちんと怒りたいと思った」と、急きょ開催を決めた理由を話した。

 花を手に性暴力の根絶を訴えるフラワーデモは昨年3月、被害者の意に反する性交と認めながら無罪とする判決が相次いだことをきっかけに始まり、全国に広がった。被害者や性被害の苦しみに寄り添おうとする人たちが集まり、毎月11日に開かれている。この日は各地でフラワーデモを開く女性たちが、だれでも視聴できるオンライン配信に参加して、それぞれの思いを発信した。
No.10700+ フラワーデモの主催者らは杉田氏に謝罪と発言の撤回、議員辞職を求めるオンライン署名も始めた。一方、杉田氏はこの日、自身のブログを更新し、「報道にありましたような女性を蔑視する趣旨の発言はしていない」とした。

https://www.asahi.com/articles/ASN9V6QJVN9VULFA00J.html
No.10728+小川たまか ライター

 杉田水脈議員が「女性はいくらでもうそをつけますから」発言を否定。しかし、報道のあとに更新したブログは、性暴力の被害者支援現場への無知を露呈するものだった。ざっくり言うと…

(1)杉田議員ブログ:「再発を防ぐべきであり、その為には警察と関与と連携は不可欠」

→性暴力被害当事者のためのワンストップ支援センターは警察との連携をすでに行っており、この記述は誤解を招きます。

(2)杉田議員ブログ:「被害者が民間の相談所に相談して『気が晴れました』で終わっては、根本的な解決にはなりません」

→ワンストップ支援センターは、身体的・精神的医療ケアのほか、法的支援や警察捜査につなげる包括的ケアを受けるための場所であり、「気が晴れました」で終わりにする場所であるかのような記述は誤解を招きます。
No.10729+(3)杉田議員ブログ:「警察の中に相談所を作り、女性警察官を配置することで敷居を下げ、相談しやすくすることができる」

→警察では、すでに性暴力被害のための全国共通相談ダイヤル「#8103(ハートさん)」が設けられており、各都道府県の性被害対応窓口につながります。警察の相談所が必要と言うなら、まず#8103を周知するべきです。

 ※2020年10月からは、各都道府県のワンストップ支援センターに自動的につながる全国共通ダイヤル「#8891(早くワン)」の運用が始まります。110・119などと同じように周知されることが必要です。

●複数の関係者が証言するも本人は否定

 自民党の杉田水脈衆院議員が、9月25日に行われた会議で女性への暴力や性犯罪に関して「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言したことが報じられている。

 共同通信などの報道によれば、杉田議員は会議後に記者団に対して発言を否定。しかし、参加した複数の関係者から発言が確認されたという。
No.10730+ 杉田議員は26日午後に「一部報道における私の発言について」というタイトルで自身のブログを更新し、「報道にありましたような女性を蔑視する趣旨の発言(「女性はいくらでも嘘をつく」)はしていないということを強く申し上げておきたいと存じます」と発言を否定した。

●ワンストップは包括的支援の場

 報道では、杉田議員は「女性への性暴力に対する相談事業について、民間委託ではなく、警察が積極的に関与するよう主張」(共同通信・9月25日)したとされ、複数のメディアがこれは性暴力被害者のための「ワンストップ支援センター」を全国で増設する方針を説明した際の発言だったと報じている。

 杉田議員が発言を否定したブログでも、杉田議員が相談事業に警察が積極的に関与するよう求めていることがわかる。

 まったく支援現場のことをわかっていない人の発言だと感じる。

https://news.yahoo.co.jp/byline/ogawatamaka/20200927-00200316/
No.10733+ 杉田水脈議員が「女性はいくらでもうそをつけますから」発言を否定。しかし、報道のあとに更新したブログは、性暴力の被害者支援現場への無知を露呈するものだった。

ざっくり言うと…

(1)杉田議員ブログ:「再発を防ぐべきであり、その為には警察と関与と連携は不可欠」

→性暴力被害当事者のためのワンストップ支援センターは警察との連携をすでに行っており、この記述は誤解を招きます。

(2)杉田議員ブログ:「被害者が民間の相談所に相談して『気が晴れました』で終わっては、根本的な解決にはなりません」
No.10751+●「勉強より一強」で増長した生徒に対して新校長は……

矢部万紀子 コラムニスト

 杉田水脈衆院議員のこと、自民党はどうしようとしているのだろうか。

 二階俊博幹事長が超不機嫌そうに、「こういうことはそんなに大げさに騒がない方がいいんです。ご本人が『そういう発言はしていない』と言ってるわけでしょ」と述べる。これなど、かなり予測される展開だったりする。

 ちなみに、「こういうことはそんなに大げさに騒がない方がいいんです」は2018年、杉田さんが月刊誌「新潮45」で同性カップルを念頭に「子供を作らない、つまり『生産性』がない」と書いた時の二階幹事長の対応だ。この時、杉田さんは党から「今後、十分に注意するよう」にと指導されたのだが、全く進歩していなかった。
No.10752+ 9月25日、党本部での会議の席で、女性への暴力や性犯罪に関して「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言した。その日の13時過ぎに共同通信が速報している。記事を読むと、「杉田氏は会議後、記者団に『そんなことは言っていない』と述べて発言を否定したが、会議に参加した複数の関係者から、杉田氏の発言が確認された」とある。

 9月27日付の朝日新聞朝刊も「女性への性犯罪に絡んで『女性はいくらでもウソをつける』と発言したと、会議の出席者が証言した」と報じている。元新聞記者として、これはもう、「杉田さん、完全にクロだな」と思う。本人が否定しても揺るがない、確かな証言があるという書き方を複数の社がしている。それは言ったということだと思う。

 このことを前提に、ここからの原稿を書いていく。

https://webronza.asahi.com/culture/articles/2020092800011.html
No.10753+勝部元気 コラムニスト・社会起業家

 自民党内の性暴力被害対策の予算などを議論する会合に出席した杉田水脈衆議院議員が、性暴力被害に関連して、「女性はいくらでも嘘をつく」と発言したことに対し、大きな批判が噴出しています。

 杉田氏本人や事務所は発言自体を否定しているものの、報道によると複数の関係者が杉田氏から発言があったと証言しているようです。言った言わない問題になっており、断定的なことは言えませんが、もし事実であるならばゆゆしき発言です。

●女性政治家の信用さえも傷付けた杉田発言

 ところが、これに関して、自民党内から批判的な声はあまり上がっていないようです。同じ細田派(清和政策研究会)の橋本聖子男女共同参画大臣が唯一、「努力されている方を踏みにじるような発言であり、非常に残念だ」と公式に発言したほか、下村博文政調会長が杉田氏に注意し、石破茂氏が本人と党に説明を求めていますが、それ以外目立った動きはありません。
No.10754+ 「本人が否定しており、事実関係が分からない段階では何も言えない」という議員もいるようですが、そうであれば橋本氏が批判したことと整合性がつきません。橋本氏の発言は「ガス抜き」という見方もありますが、党内の動きが鈍いのは事実でしょう。

 あらゆるところから批判があってしかるべきですが、とりわけ女性初の総理大臣を目指すと公言してきた野田聖子氏や稲田朋美氏が(2020年9月30日時点で)沈黙しているのは、非常に残念なことです。

 杉田議員の発言は、性暴力の被害者に留まらず、女性政治家の発言の信用を失わせる効果もあります。ここでもし杉田議員の発言を否定しなければ、「杉田議員の発言を何も批判していないというのは、同じ女性であるこの人の発言も嘘ではないのか」という見方をされても仕方がないからです。

https://webronza.asahi.com/culture/articles/2020093000004.html
No.10764+ 自民党の森山裕国会対策委員長は30日、性暴力被害支援事業に絡んで「女性はいくらでもウソをつける」と自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が発言したとされることについて「発言があったとすればきわめて遺憾なことだ」と述べた。野党側が「看過できない」として自民党に対応を求めた点については、杉田氏の発言趣旨などを確認する考えを示した。「しかるべきところともよくご相談してみたい」と述べた。

 加藤勝信官房長官は30日午前の記者会見で、杉田氏の発言について橋本聖子男女共同参画相が自民党としての措置を求めた点について問われ、「党の対応については党で判断されると思う」と述べた。「政府としてコメントは控えている」としつつ、「政治家であればしっかりと自分の発言、行動について説明することが当然だ」とも語った。
No.10765+ 杉田氏の発言は25日、自民党の会議で来年度予算の概算要求の説明を受けた際に出たとされる。出席者らによると、性暴力被害者を支援する相談事業をめぐり、元慰安婦支援団体に触れたうえで、民間団体に任せることを批判したという。「ウソをつける」とする発言については、杉田氏は朝日新聞などの取材に「そういう発言はしていない」と否定している。

https://www.asahi.com/articles/ASN9Z46PZN9ZULFA010.html
No.10766+ 立憲民主党の安住淳国対委員長は30日、自民党の森山裕国対委員長と国会内で会談し、性暴力被害に関する同党の杉田水脈衆院議員の「女性はいくらでもうそをつけますから」との発言を巡り、自民党として処分を求めた。森山氏は会談後、記者団に「発言があったとすれば極めて遺憾」と述べた。具体的な対応について言及を避けた。

 安住氏は会談で「非常に侮辱的で看過できない。自民党のガバナンスが問われるので、十分に対応してほしい」と要求した。森山氏は「しかるべきところと、よく相談したい」と答えた。

 これに先立って立民など野党4党の国対委員長は、自民党が対応すべきとの認識で一致した。

https://www.daily.co.jp/society/politics/2020/09/30/0013742999.shtml
No.10767+ 加藤勝信官房長官は30日午前の記者会見で、性暴力被害をめぐり自民党の杉田水脈衆院議員が「女性はいくらでも嘘をつけますから」と発言したとされることについて「個々の議員の発言に政府として一つ一つコメントするのはこれまでも差し控えてきた」と述べた。その上で「政治家であればしっかりと自分の発言や行動について説明するということが当然のことだ」とも語った。

 政府の性暴力被害対策に関しては「今後とも政府を挙げて被害者支援も含めて性犯罪、性暴力対策をしっかり進めていきたい」と説明した。

https://www.sankei.com/politics/news/200930/plt2009300008-n1.html
No.10768+ 自民党の下村政調会長は30日、杉田水脈衆院議員を党本部に呼び、女性への性暴力を巡る相談事業に関し「女性はいくらでもウソをつける」と発言したことに対し、丁寧な説明を行うよう口頭で注意した。

 杉田氏は面会後、記者団に対し「真意が伝わる説明をするように注意を受けたので、ブログでしっかりと書いていきたい」と述べるにとどめた。

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200930-OYT1T50305/
No.10774+古谷経衡 作家/文筆家/評論家

・杉田水脈議員の女性蔑視発言は「想定内」

 自民党衆議院議員、杉田水脈氏が2020年9月25日に、自民党内の会議の席上”性暴力被害者の相談事業をめぐって'''「女性はいくらでもウソをつけますから」'''と発言した”事案が、各所に波紋を広げている。

 この発言を巡って「女性蔑視であり断じて許されない」「性暴力被害者への打擲(ちょうちゃく)であり議員辞職すべき」という声が沸き起こり、自民党内部からも杉田氏の発言を掣肘する声が沸き起こっている。

 杉田氏は2017年衆院選挙で自民党候補として公認され、比例中国ブロックの17位として立候補したが、杉田氏より上位の候補者はほぼ小選挙区との重複立候補で当確が決まっており、事実上杉田氏がこの順位で公認された段階から、当選は確実の情勢であった。
No.10775+ 杉田氏はみんなの党→維新→次世代の党と党籍を移動したのち、2014年の衆院選挙で次世代の党(のち”日本のこころを大切にする党”)が壊滅したのち下野した後、約3年の雌伏期間を置いて自民党議員として代議士人生を再スタートさせた。国政与党である自民党から公認を受けた代議士が、なぜこのような人権軽視・女性蔑視発言をするのか―。

 この問題についてすでに様々な疑問が投げかけられ、その背景を分析する試みがなされている。が、当然杉田氏の「問題発言」はこれにとどまらず、代表的なものでは杉田氏が自民党代議士になって後の2016年8月号の月刊論壇誌『新潮45』における所謂「LGBTに生産性はない」寄稿における同誌の休刊(−実際には、杉田氏の寄稿が問題視されたのちに、それを擁護する形とした小川榮太郎氏の記事がトリガーとなって)など、杉田氏における過去の問題発言・言動は枚挙にいとまがない。

 その都度、「大衆政党である自民党の代議士が、なぜこのような、一般世論とかけ離れた民主主義的な価値観を無視する言動をするのか」の分析がなされてきた。

https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyatsunehira/20200930-00200742/
No.10781+自民党の杉田水脈衆院議員は1日午後、自身のブログを更新し、自民党会合で「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言したことについて「発言があったことを確認した」と一転して認め、謝罪した。

 杉田氏は「うそをつくのは性別に限らないことなのに、発言で女性のみがうそをつくかのような印象を与えご不快な思いをさせてしまった方にはおわび申し上げます」と陳謝。また「女性を蔑視する意図はまったくございません」と釈明した。

 野党が求める議員辞職については「今後も表現や言い回しに気をつけ、より良い政策の立案に励む」とし、辞職しない考えを示した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb54be04527509b591b40d3bdb876c6a0c5179f8
No.10792+自民党の杉田水脈議員による「女性はいくらでもウソをつける」発言の問題は、本人が26日付けの自身のブログで発言そのものを強く否定。しかし、1日付けのブログでは一転して発言を認め、「嘘」の記述だったことへの謝罪と、言い訳色の滲む真意の説明及び不快な思いをした人へのお詫びを掲載し、事実確認がなされました。メルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』著者でジャーナリストの内田誠さんは、そんなお騒がせ議員の杉田氏の数ある「暴言」記事を朝日新聞から抽出。杉田氏の差別発言が止まない理由をあぶり出しています。

●「差別発言」を連発する自民・杉田水脈議員は今までどう報じられてきたか?

きょうは《朝日》から。何と言っても、「杉田水脈」氏ですね。彼女についてどんなことが報じられてきたのか、検索の力を使って振り返ってみたいと思います。《朝日》3面掲載の記事。見出しと【セブンNEWS】第4項目の再掲から。
No.10793+●uttiiの眼

杉田氏自身は、何も反省しておられないようで、「今後はブログでしっかり書いていきたい」と言っているようだ(その後、ブログで発言を認めて謝罪)。今回、石破氏はともかく、国対委員長や自民党の女性議員の間からも批判が出ており、何か、党としての処分に発展するのかしないのか。

それにしても、「女性はいくらでもウソがつける」などということを、当の女性が口にするのは、まるで、あの有名なパラドックス、「すべてのクレタ人は嘘つきだ…」のようだ。彼女は自覚しているだろうか。

《朝日》の「サイト内検索」で「杉田水脈」を検索すると、最も古いのは17年10月9日付で、自民党が発表した衆院選の公認候補のなかに「杉田水脈」の名前が含まれている。同11日付では、やはり選挙関連情報の中で、「元次世代の党衆院議員の杉田水脈氏」を、自民党が比例中国ブロックの単独最上位の17位に擁立、とある。そこから、杉田氏の暴言に関する記事が出てくるのは、2018年7月を待つ。

https://www.mag2.com/p/news/468611
No.10841+●証言と記者の意見だけでは、いつもの切り取り印象操作ではと思える。

 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。アベが憎いので、シンパは徹底排パージしてもOKということなのではと思える記事であった。なんせ記事の出元は、共同通信だから、杉田議員が憎いのは何となく察してしまう。

1序章-なぜ、左翼界隈は、杉田議員にこうもナーバスなのか-

 ネットで検索しても、全て見て回ったわけではないが、共同通信をオリジナルソースに、ほとんどの新聞各紙が記事にしていて、あとはNHKかFNNなどテレビ局になるが、ほとんど共同通信の記者の取材を頼りに事実関係を確認するしかない。

 問題点を整理すると、1)杉田議員は自民党の会議で発言まではいいとして、「杉田氏は会議後、記者団に「そんなことは言っていない」と述べて発言を否定した。」(共同通信の記事より)と、発言内容は本人が否定した。

https://you-zoh.hatenablog.com/entry/2020/09/27/205224
No.10842+ 自民党の杉田水脈衆院議員が、女性への性暴力被害をめぐり「女性はいくらでも嘘をつけますから」と発言した問題で、杉田氏への批判や議員辞職を求める声が強まっている。

 報道によると、発言があったとされるのは9月25日に自民党内部で開かれた来年度予算の概算要求に関する会議の場。杉田氏は性暴力被害者の相談事業について、民間委託ではなく警察が積極的に関与するよう主張。「女性はいくらでも嘘をつける。そういう方は多々いた」などと発言したという。

 この報道を受けて、野党各党から杉田氏の辞職を求める声があがっただけでなく、自民党内部からも杉田氏を批判する声や党に厳正な対処を求める意見が出た。一方、杉田氏はブログで「女性蔑視を意図するような発言はいたしておりません」などとして、発言そのものを否定した。
No.10843+ 他方、元衆議院議員でタレントの上西小百合が、「私が心底不思議に思うのは杉田議員が発言を指摘される度に逃げ回ること。維新時代から世間話中にこういう傾向の発言をされていたから、これは揺るぎない彼女の本心なはず。会見でも開いて堂々と説明すればいいのに」と指摘。かつて同じ維新に所属し、杉田氏を知る者としての発言は説得力があるとして、多くの賛同を呼んだ。

「上西の発言で初めてまともなものを聞いた。これは全くその通り」
「驚く程まともなこと言ってますね。本当にあの上西さんですか?」
「今回に限っては、上西氏は至極真っ当なことを宣っている」

 さらに上西は「杉田議員は元々維新で数少ない女性同僚議員だったから出来るだけ贔屓目に見てたけどやっぱり無理。“生産性発言”の時に思いやりの気持ちを教えた稲田朋美議員もがっかりだろうな」ともツイートし、杉田氏の人間性に疑問を投げた。

https://biz-journal.jp/2020/10/post_183132.html
No.10941+「カメラの前でできない言葉や行動は、カメラのない場所でも絶対にしないでください。気をつけようと考えないで、気をつける必要のない立派な人になってください」
これは数々のアイドルを生み出す韓国のプロデューサー、J・Y・パークの言葉。彼はアイドル候補生に向かってこう言ったのだが、この言葉を聞いてほしいのは政治家の皆さんだ。

自民党の杉田水脈議員が党内の会議で、性暴力の被害者支援における民間相談窓口について「女性はいくらでも嘘をつく」と言った問題。杉田議員は当初ブログで発言を否定していたが、逃げられないことを悟ると一転して発言を認めた。同じくブログで。

そこに記された弁解もよくわからない。杉田議員は「慰安婦関係の民間団体の女性代表者の資金流用問題の例をあげ」て、「なにごとも聖域視することなく議論すべきだと述べる中で」、問題となった「嘘」発言があったと書いている。

だが、相談窓口に健全な運営を求めたいだけなら「女性は嘘をつく」と言う必要はない。
No.10942+続き1
また、「私の発言の趣旨は、民間委託の拡充だけではなく、警察組織の女性の活用なども含めて暴力対策を行なっていく議論が必要」とも書くが、性暴力被害に遭った人のうち警察に相談できた人はわずか3・7%(平成29年度内閣府調査)。警察への相談件数を上げるためにも性暴力被害に対応するワンストップ支援センターなどが必要である。この期に及んで、それさえも理解していない。

この他にも「被害者が民間の相談所に相談をして『気が晴れました』で終わっては、根本的な解決にはなりません」と書いている。この「民間の相談所」はワンストップ支援センターを指すと思われる。センターは医療や法律などの専門家と連携し、性暴力被害者の相談を受けて包括的な支援をする場所。数は十分とはいえないが全都道府県に設置されており、成果を出している。杉田議員はそのことも知らないのだろうか。

問題は、これまでも暴言を繰り返し、そのたびに支持者しか納得しない釈明を繰り返している杉田議員が、なぜその職につき続けているのかだ。世耕弘成参院幹事長は「言語道断。今回が最後だ」と語ったというが、冒頭のJ・Y・パークの言葉に倣うなら、気をつける必要が多々ある時点で資質に問題がある。
No.10943+続き2
性暴力の被害者は性別を問わず存在するが、支援の現場にいるのは女性が多い。そして当事者や支援者は、心ない声や妨害に悩まされることも多い。そのような状況を知ってか知らずか、なお被害者や支援者を揶揄するような弁解を重ねるのはなぜなのか。

杉田議員はこれまでも「LGBTには生産性がない」「シングルマザーは自己責任」など、社会的に弱い立場の人を責め立てる言葉を重ねてきた。問題の多い議員を重用する意図は、このような発言を喜ぶ層へのアピールとしか思えない。発言の数々から、彼女がどちらを向いて発言しているのかは明らかではないか。杉田議員は差別をしたい人たちが喜ぶ発信を行い、自民党はそれを黙認している。

辞職を求めるオンライン署名は13万6000筆以上集まっているが、野田聖子幹事長代行は受け取りを拒否した。このまま幕引きを狙っているのだとすればさらに強く抗議する。自民党が説明責任を果たすことを強く望む。

(おがわ・たまか=ライター、著書に『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』)

2020年10月21日 15時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/63254