ニュース表1@2020年11月ふたば保管庫 [戻る]

トランプ再選の鍵を握る「バイブルベルト」サイレント・マジョリティの声を仏紙記者が拾うName名無し20/11/01(日)23:00:37 IP:111.108.*(enabler.ne.jp)No.3843649+ 12日12:37頃消えます アメリカ大統領選の最中、仏「ル・モンド」紙記者が、学生時代にホームステイしたケンタッキー州の“奥地”に住むホストファミリー宅を35年ぶりに再訪。「バイブルベルト」に暮らす典型的なトランプ支持者の白人たちの率直な思いを聞き出した貴重なルポをお届けする。

「ジム・ビーム」の蒸溜所を通り過ぎ、フォート・ノックス基地の看板を右手に見ると、そろそろ到着だ。さらに右へ細い上り坂を進む。

メアリー・クロフォードが、プレハブ住宅のテラスで待っていてくれた。私は学生時代、語学留学で彼女の家に滞在したことがあった。それ以来、もう35年も会っていなかった。

人口650人のクラークソンは、ケンタッキー州の片田舎にある、緑に覆われた土地だ。市街からは15kmも離れている。

35年前、メアリーはフランス人の私を受け入れてくれたが、その親切には理由があった。彼女の母と叔母はルイジアナ出身だったが、メアリーは彼女たちの話すケイジャン(フランス語の影響を受けた方言)がわからなかったのだ。
No.3843650+メアリーは74歳になったいまも同じ場所に住み、フランス語はあいかわらずできなかった。

35年前は、メアリーの夫ゲイルが、テネシー州ナッシュビルの空港まで迎えに来てくれた。家から空港までは車で1時間半だった。

私の母は出発前に、ゲイルにネクタイを贈ってはどうかと提案したが、空港に着くや、思わず笑ってしまった。ゲイルは上半身裸だったのだ。何か着るとすれば、Tシャツだった。Tシャツにネクタイというわけには……。

ゲイルは機械整備士だった。1985年の夏に私がホームステイしたとき、彼は心臓発作のあとの療養休暇中だった。在宅していたので、面倒をよく見てくれた。

1993年のクリスマスの3日後に納屋で倒れるまで、ゲイルの心臓は動いた。

https://courrier.jp/news/archives/217237/