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【米大統領選2020】 ドナルド・トランプ氏は世界をどう変えたかName名無し20/10/31(土)21:49:22 IP:111.108.*(enabler.ne.jp)No.3843152+ 11日11:32頃消えます レベッカ・シールズ BBCニュース

アメリカの大統領は、ただ単に自分の国を率いるというだけでなく、おそらく地球上で最大の権力者だ。その行動は、地球に住む全員に影響する。ドナルド・トランプ米大統領の行動や振る舞いも同様だ。この4年間でトランプ氏は、世界をどう変えてきたのだろうか。

●世界はアメリカをどう見る

トランプ大統領は、アメリカが「世界で最も偉大な国」だと繰り返す。しかし、米ピュー研究所が今年9月に発表した13カ国での世論調査結果によると、外国でのアメリカの評判は決して良くない。

欧州では多くの国で、アメリカへの評価は過去20年来で最低水準だ。イギリスではアメリカに好意的な回答をした人は41%、フランスでは2003年以来最低の31%、ドイツではわずか26%だった。

新型コロナウイルスのパンデミックへのアメリカの対応が、各国の評価に大きく影響している。今年7月〜8月の世論調査では、アメリカの対応が優れていたと答えた人はわずか15%だった。
No.3843153+●気候変動の対策後退

トランプ氏が気候変動をどう思っているのか、見極めるのは難しい。「金のかかるでたらめ」と呼んだかと思うと、「自分にとってとても大事な」「真面目な話題」だと言ったりもする。はっきりしているのは、就任から6カ月後に、気候変動への国際的な取り組みを決めた2015年のパリ協定から離脱すると宣言し、科学界を落胆させたことだ。

パリ協定は2015年12月、地球の気温上昇を産業革命前と比較して2度上昇より「かなり低く」抑え、1.5度未満に抑えるための取り組みを推進すると、気候変動枠組条約の締約国が合意したもの。これまでに200カ国近くが批准している。

アメリカは中国に続き、世界で最も大量の温室効果ガスを排出する国だ。もしトランプ氏が再選されれば、地球温暖化は制御不能になるかもしれないと、多くの研究者が警告している。

パリ協定を拒絶した理由としてトランプ氏は、「過度の規制によってアメリカの製造業が廃業に追い込まれ」ていただろうと主張した。

https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-54734523