…No.3843054+ カネボウは繊維事業の赤字補塡(ほてん)で化粧品事業が疲弊し、ダイエーは虎の子のローソン事業を売却してしまう。 昨年、早稲田大の入山章栄教授と私が日本に紹介した「両利きの経営」(C・オライリー、M・タッシュマン共著)がロングセラーとなっている。 同書は、破壊的イノベーションの時代の経営テーマは既存事業の「深化」と新しい事業や事業モデルの「探索」の両立にあり、実は多くの失敗は、探索領域が成長期に入った時に、先が見えた既存事業から成長事業へと思い切り資源をシフトできないことで起きると指摘している。 https://mainichi.jp/premier/business/articles/20201029/biz/00m/020/002000c |