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発生22年・和歌山カレー事件「被害者たちを支えた美談の刑事」の正体Name名無し20/09/14(月)12:10:53 IP:183.76.*(asahi-net.or.jp)No.1054379そうだねx1
21年4月頃消えます 発生22年・和歌山カレー事件「被害者たちを支えた美談の刑事」の正体 片岡健 2020/07/25 18:59
https://note.com/ken_kataoka/n/n35c40369347a

東日本大震災の際に遺体安置所で献身的なボランティア活動をしたという「美談」により映画のモデルにもなった男性が、10代の女性に対する強制性交の容疑で検挙されたそうだ。それをきっかけに、男性に関する有名な「美談」がそもそも嘘であり、男性は元々、人格的にも問題があった人間だということが女性週刊誌に報じられている。
 
こうした報道の真偽はわかりかねるが、きょう7月25日で発生から22年になる和歌山カレー事件でも、当時捜査に携わった和歌山県警の捜査員たちの中に大変いかがわしい「美談の刑事」が存在する。この機会に、紹介しておきたい。
No.1054380+毎年7月25日が近づくたびに報道された「美談」

その刑事は丸山勝氏という。
 
丸山氏は元々、暴力団捜査を長く担当した刑事だったが、1998年にあった和歌山カレー事件の捜査に携わったのをきっかけに、マスコミでしばしば「美談の人」として取り上げられるようになった。たとえば、次のように。

https://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/140724/evt14072416020032-n1.html
No.1054381+この記事は事件から16年になる2014年7月24日、産経新聞が配信した記事だが、丸山氏は和歌山県警に勤務していた頃、カレー事件の発生日が近づいてくるたび、その「美談」がマスコミに報じられていた。「美談」の筋書きは、かいつまんで紹介すると、

(1)地域の夏祭りのカレーに猛毒のヒ素が混入され、60人以上が死傷する事件が起きた際、暴力団担当の刑事だった丸山氏は業務として被害者支援に携わった。

(2)林眞須美という主婦がカレー事件の容疑で逮捕され、事件が「解決」した後も、丸山氏は住民たちが心配だったため、異動願いを出し、現場近くの交番のお巡りさんさんになって被害者たちを支え続けた。

(3)さらに丸山氏は定年退職後も相談員として現場近くの交番での勤務を続け、2014年3月に引退するまで被害者たちを見守り、被害者たちからも大変慕われていた――。

とまあ、報道の中では、丸山氏はまさに絵に描いたような「美談の人」なのだが、実は被害者たちの中には、こんなことを言う人もいるのだ。
No.1054382+
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「あの人には、見守られているというより、見張られているように感じることがあるんです」
見守られているというより、見張られている――と言われても、すぐに何のことかがわかる人はほとんどいないだろうが、これは充分にありえる話なのだ。なぜなら、丸山氏が現地の交番に勤務した目的が本当は「被害者たちを支援すること」ではなく、「被害者たちを見張ること」や「被害者たちを監視すること」であっても何らおかしくない事情が存在するからだ。
No.1054383+
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捏造捜査に関与していた「美談の刑事」
和歌山カレー事件の犯人とされ、2009年に死刑が確定した林眞須美氏については、冤罪を疑う声が年々増えているが、このnoteで紹介した私の過去記事などで書いている通り、実際に林氏は冤罪だ。そして林氏が冤罪なのは、実はカレー事件に関してだけではない。林氏は、夫の健治氏や知人の泉克典氏にヒ素や睡眠薬を飲ませる手口で保険金詐欺を繰り返していた罪でも有罪にされているが、実はこの保険金殺人未遂事件も冤罪なのだ。
No.1054384+
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実際には、和歌山カレー事件が起きる前、健治氏や泉氏は保険金をだまし取るために自分でヒ素を飲むなどして病院への入退院を繰り返していただけだった。しかし、それが捜査当局により、「林眞須美が健治や泉にヒ素を飲ませ、保険金詐欺を繰り返していた」というまったく別の話にすり替えられてしまった。それが、林氏が有罪とされている保険金殺人未遂事件の真相なのだ。
そして、この林氏の保険金殺人未遂事件の罪が捜査当局によって捏造される際、実は丸山氏も捜査員の1人として捏造に加担したと疑われて仕方ない立場にあった。というのも、和歌山県警はこの事件の捜査中、泉氏らを山奥の警察官官舎に2カ月以上拘束するなどし、林氏にヒ素を飲まされていたかのような嘘の供述をさせたのだが、『和歌山市園部におけるカレー毒物混入事件捜査概要』という和歌山県警の内部資料によると、その捏造捜査を担った「特命捜査班」の1人に丸山氏も名を連ねていたのだ。次のように。
No.1054385+つまり、このように和歌山カレー事件のような大事件で捏造捜査に携わった丸山氏であれば、捜査終結後もこの事件の真相が明るみに出るのを防ぐため、現場の近くで被害者たちを“見張り続けた”としても不思議ではない。そうすれば、現地の住民たちの間から「本当は、林眞須美以外に犯人がいるのではないか……」などという声が出てくるなどして、捜査当局にとって都合の悪い事態になるのを未然に防ぐことができるからだ。

そして実際、上記のように「丸山氏に見張られているように感じる」と口にした人も現地には存在するわけだ。
No.1054386+
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疑惑追及の取材に応えなかった「美談の刑事」
実を言うと、私は2015年3月下旬、相談員を引退する間際の丸山氏に対し、取材を申し込んでいる。具体的には、「和歌山カレー事件に関する不正捜査の内幕や、交番のお巡りさんになってまで被害者たちに関わり続けた本当の目的を聞かせて欲しい」という取材趣旨を手紙にまとめ、テレフォンカードを同封したうえで、簡易書留郵便で丸山氏の勤務先の交番宛てに送達したのだが、丸山氏からはその手紙がそのまま返送されてきた。そこで、「何も反論しないなら、あなたたちが不正な捜査をしていたことなどを真実だとみなす」という趣旨のことを手紙に綴り、再度、勤務先の交番に送達したのだが、再びそのまま返送されてきた。やはり、本当に不正な捜査をしていたから、丸山氏は取材に応じることができないのだ。そうみなすほかなかった。
No.1054387+
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丸山氏は、「美談の刑事」として警察官人生をまっとうし、なんとか無事に逃げ切れたと思っているのかもしれない。しかし、林氏は事件から22年経った今も獄中で無実を訴え、裁判のやり直しを求め続けている。再審が始まれば、丸山氏が「特命捜査犯」の一員としてどんな捜査をしていたかも審理の俎上に載せられることだろう。
つまり、丸山氏は決してまだ逃げ切れたわけではない。
No.1054388+片岡健 @ken_kataoka

暴力団担当の刑事が「傷ついた現場住民たちを支援したい」と自ら異動を希望し、現場近くの交番のお巡りさんになったという美談。その真相は……

発生22年・和歌山カレー事件「被害者たちを支えた美談の刑事」の正体
https://note.com/ken_kataoka/n/n35c40369347a
No.1054389+>大川隆法総裁 @get_kofuku

>どう考えても監視なのまるわかり... 自分の定年後のポイント稼ぎにしかみえなくてびっくり。 刑事警察官ってとにかく冤罪逮捕の責任はとらないのが王道ですものね... 起訴したのは検察だから。冤罪逮捕なんて減点ではないでしょうから。身内の不倫や猥褻にはとかく厳しいのに。


片岡健 @ken_kataoka

警察は、基本的に冤罪は検察と裁判所のせいにしますね。 身内のことは、守れるときは徹底的に守りますが、守りきれない状態になった時には、徹底的に個人に責任を押しつけますね。 あれは、本当に恐ろしいです。
No.1054929+権力中枢の情報をキャッチしようとする防衛省――現役自衛官が『産経新聞』記者に
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/