ニュース表3@2020年09月ふたば保管庫 [戻る]

アベノミクス光と影 株でもうけた人、「蚊帳の外」の人Name名無し20/09/01(火)20:18:49 IP:118.238.*(nuro.jp)No.3813457+ 12日06:43頃消えます  退陣を表明した安倍晋三首相の看板政策だった「アベノミクス」。世界経済回復の波にも乗り、株価は上昇した。その恩恵を受けた人たちがいた一方で、「持たざる者」は好景気を実感できなかった。コロナ禍による苦境が続くなか、次の首相は経済の立て直しに取り組むことになる。

 「まさにアベノミクスのおかげ」。東京都内で人材派遣会社などを経営する男性(74)は、株価上昇の恩恵を受けた1人だ。2008年のリーマン・ショック後に日本株への投資を増やした。12年末に第2次安倍政権が発足すると、1億円足らずの投資資金がみるみる2倍以上に。ある銘柄は5倍にまで跳ね上がった。好景気で人手不足になり、会社の業績も上向いた。

 ただ、手放しで評価しているわけではない。株価は上がっても、人工知能(AI)やITなど成長分野の企業は少なく、世界の中で見劣りすると感じる。「次世代につながる成長を促せたかは疑問だ」
No.3813458+ 大手保険会社の役員を務め、昨年退職した鳥取市の男性(64)は「ずっと追い風だった」と、ここ数年を振り返る。中小企業向けの節税目的の保険商品が飛ぶように売れ、毎年最高益を更新した。「企業が赤字なら節税商品は売れない。好景気が続いたからこそだ」。それだけに今年のコロナ禍による企業の業績悪化が心配だ。次の政権には「景気対策に力を入れてほしい」と注文を付ける。

https://www.asahi.com/articles/ASN916G9SN8XUTIL04D.html
No.3813466+上念司は儲けたらしいね
No.3813638+<一強の果てに 安倍政権の7年8カ月(2)>

◆「金持ちにはもうけさせたのに…」

 「この7年余りで給料は徐々に下がった。新型コロナウイルスで、この先どうなるかも分からない」

 在任7年8カ月の安倍晋三首相が辞任を表明した翌日の29日。東京都内に住むビル清掃員の男性(67)は、不安げな表情で都庁前に集まった160人の列に並び、ご飯やミニトマトなどの食料品を受け取った。

 貧困問題に取り組む認定NPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」(東京)などによる週2回の食料配布。コロナ禍の生活苦もあって支援を求める人が増え、29日に列に加わった人の数は例年の2.5倍に達した。
No.3813639+ 安倍政権の7年8カ月で年収1000万円を超える層が増えた一方、200万円以下の「ワーキングプア(働く貧困層)」も増加。格差の拡大が指摘されてきた。食料配布の列に並んだ年金暮らしの無職男性(72)は「金持ちにはもうけさせたのに、貧乏人には何もしてくれない」と憤った。

◆消費税率引き上げで支出増

 「アベノミクス」の目玉政策として日銀は2013年に大規模な金融緩和を開始。大量に国債を買い入れ、市場にお金を流しこんできた。結果的に円の価値が下がり、為替相場は円安に。輸出で稼ぐ大企業の業績は回復したが、恩恵を受けた人は多くはなかった。

 企業はたまった利益を「内部留保」に回し、賃金は大きくは上がらなかったためだ。失業率など雇用環境は改善したが、企業は人件費を抑えようと低賃金の非正規雇用を増やした。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/52150