ニュース表7@2020年07月ふたば保管庫 [戻る]

小池百合子「冷めた圧勝劇」の不可解さ 報道機関としての責任を放棄した“テレビの大罪”Name名無し20/07/11(土)21:12:20 IP:118.238.*(nuro.jp)No.3786831+ 21日19:40頃消えます  都知事選が終わり、予想どおり小池百合子氏が再選を果たした。メディアは「圧勝」と報じた。だが、「圧勝」というには、あまりにも熱の感じられない選挙ではなかったか。

 4年前の都知事選はお祭りのような騒ぎだった。告示日前から連日、テレビは小池氏や他候補者を追いかけて実況中継し、ワイドショーを賑わせていた。

 それなのに今回はいったい、どうしてしまったのか。コロナ禍という問題があったにしろ、テレビは候補者による討論会さえ一度も開かず、街頭演説も報道しなかった。

 小池氏はイメージ戦略に長けた政治家であり、つねにメディアをコントロールして選挙を戦い、現在の地位を確立してきた。

 そんな小池氏が今回取った作戦は、「雲隠れ戦術」とでもいうべきものだった。4年間の都政を振り返ってみれば、公約はほとんど達成されておらず、討論会に出席すれば他候補から、厳しく追及されたことだろう。
1Name名無し 20/07/11(土)21:12:45 IP:118.238.*(nuro.jp)No.3786832+また、拙著『女帝 小池百合子』で書いた学歴詐称疑惑といった問題も必ず取沙汰されたであろう。街頭演説に出なかった理由もヤジを飛ばされるのが怖かったからではないか。

・ 当確後に小池都政を批判しはじめたテレビ

 テレビ局は小池氏が出席しないと言うのであれば、彼女以外の候補者だけを集めて、討論会をすべきであった。それが報道機関のあるべき姿であろう。だが、その義務を怠り、討論会そのものを開かなかった。

 7月5日の投票日になって選挙特集を組み、当確が打たれた後で、記者たちが小池都政に対する批判や印象を述べているのを見たが、こうしたことは投票日前にしなければ意味がないのではないか。

 よく、「選挙期間中なので候補者を公平に扱わなくてはならない」という意見をメディアの人間が口にすることがある。しかし、選挙期間中に候補者の問題点を報じてはならない、という法令などない。メディアが自主規制しているだけだ。国民の知る権利に応えるためにも、報道機関はむしろ積極的に候補者の情報をプラスであれ、マイナスであれ、責任を持って出すべきであり、それをしてこそ報道機関といえるのではないか。
2Name名無し 20/07/11(土)21:13:42 IP:118.238.*(nuro.jp)No.3786834+ 小池氏が討論会や街頭演説を拒んだ結果、他候補はテレビで紹介される機会を奪われた。その一方、小池氏はコロナ報道で連日、会見を行い、テレビに姿が映された。これこそ、公平とは言えない。

・ 「選挙はテレビよ」と豪語していた小池氏

 私は5月29日に拙著『女帝 小池百合子』を出版したが、発売からほぼ2カ月で実売部数20万部を超えている。この本が多くの読者に迎えられた理由のひとつには、知るべき情報が得られないという都民、国民の不満や不安が挙げられるのではないかと思う。

 拙著はネット上では大きな評判となり、また雑誌、ラジオでも様々に取り上げられた。選挙後は一部の新聞社でも取り上げられている。だが、テレビだけは頑なに、今も一切、報じようとしない。

https://bunshun.jp/articles/-/38944
3小池的インフォデミックに日本人はいつまで騙されるのか!?  コロナ騒動を悪用するは政治か?マスコミか?Name名無し 20/07/11(土)21:32:06 IP:118.238.*(nuro.jp)No.3786869+■テレビを利用して問題点の本質を濁すインフォデミック

「盛り上げに欠けた都知事選」と、盛り上げなかったテレビが言う始末の都知事選。すでに忘れられた選挙だが、小池百合子都知事への大手テレビ局の“協力”は、驚くほどだった。

 カイロ大学卒疑惑ネタにはほぼ触れずにきたワイドやニュース報道は、選挙ウィークに新型コロナの都の感染数が三桁に上がったことを連日報じる際、対応に動く小池都知事を全面的に扱い、選挙当日まで他の候補者がアピールする隙間をまったく作らなかった。

 この報道が確信的だと感じた理由は、2つ。

「もう誰も、緊急事態宣言とか、やりたくないんですよ!」という、西村大臣のキレ気味会見を放送し、都民・国民の政治への不満を小池都知事から内閣へスルーさせたこと。ワイドでは内閣や西村大臣を批判するコメンテーターの中には局の意向を汲み、小池批判に口を閉じた者もいただろうと想像する。
4Name名無し 20/07/11(土)21:32:35 IP:118.238.*(nuro.jp)No.3786870+ 2つ目は、都知事の発言通りに感染源を「夜の街」と報じ、ホストクラブの感染状況を克明に伝えたこと。番組によっては、「無症状で感染拡げる夜の街の若者←→重症化しやすい高齢者」という構図を作成した。それにより小池都知事は、夜の街の若者から(支持層の)高齢者を守る立ち位置も得られる。

 この2つで、小池さんへの批判は、高齢利用者が少ないネット上のみで抑えられた。当選確実が出た直後の会見で感染数について小池さんは、「検査を増やしましたので」と答えた時の、あの落ち着いた様子は印象的だった(※のちに「夜の街関連の方が集団検査を受けている」とも発言)。「最も評価する政策」の1位がぶっちぎりの63%で「新型コロナ対策」!

 2001年に米国で同時多発テロが起きた直後、ブッシュ政権は支持率が下がった時に「テロの脅威」を煽り、テロ警戒レベルを上げると支持率が回復した……。ドキュメント映画で見たその話と同じように、「ウイルスの脅威」を悪用する政治家が日本に現れると思っていたが、まさか小池さんとは!

https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/577446/