刀剣乱舞0@2019年11月ふたば保管庫 [戻る]

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21年1月頃消えます とうしおす二十一
令和最初のスレ立てを取ってしまったかな? 削除された記事が3件あります.見る

手書きやお題枠などもとうしおすで
二十:https://dec.2chan.net/65/res/64264.htm
前スレの二十が赤字なので素材保存等はお早めに

手ぶらでスレ立ても何なので文久土佐藩没話
sq114760.txt
口調等は仮です
本丸にやって来なかったので没です
新しく書き直してますがネタバレ含みそうなのでまた次の機会に

ありがとう…

令和になってもニーサンには元気に暴れて欲しいぜよ

すっかり二代目クソコテくんに立場を取られたニーサンぜよ

タイムシフトでダイナミックコード3話まで見たけど…すごいどう反応したものか困るぞ!

スレ立ておつぜよ
世界名作ドクターまで見たいところぜよ
全話見た中であそこが一番「?」だった次が夏祭り

書き込みをした人によって削除されました

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今日は小さい子の日ですね!


かわいいぜよ…
でもきみもショタの範囲内に入ってること忘れてない?

粟田口はみんな可愛いんですなああああああ!!1!!2!!3!!!



九十九神である刀剣男士や転生したちびっ子文豪はショタにカテゴライズしていいのか否か…

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小さい子の日には菖蒲湯という菖蒲の根や葉を入れて沸かすお風呂に入る風習があるそうですね!
これに入れば暑い夏を丈夫に過ごすことができると信じられていそうですよ!本丸ではやらないんですか?

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>九十九神である刀剣男士や転生したちびっ子文豪はショタにカテゴライズしていいのか否か…
僕より小さい子ならいいと思いますよ

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>小さい子の日には菖蒲湯という菖蒲の根や葉を入れて沸かすお風呂に入る風習があるそうですね!
検索は自己責任でお願いしますインターネット怖いですね世のお父さんお母さんは気をつけてほしいですよね

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僕が言っても説得力無いんですけど


ショタコンしおきたな
>「菖蒲湯 子供」
これは…児童p…せめて下は隠したってくれんか…

でも毛利しおの性癖って大抵の審神者と同じぜよね?

>でも毛利しおの性癖って大抵の審神者と同じぜよね?
失礼な
大きい子ももちろん大好きぜよ

ショタコンから徐々に性癖がレベルアップして行くんぜよね…

太刀までなら十分ショタコンぜよ

つまり大太刀の蛍丸はショタじゃない…?
ここにいると色々麻痺してくるけど世間一般ではJKDKはロリショタなんだよな…

書き込みをした人によって削除されました

大!!!!!!1阪3!!!!!城!!!51!!なんですな!!23!!!
松明しか灯と呼べるようなものが無いせいで薄暗く、どこまでも続いているかのように錯覚してしまうような坑道内にニーサンの大声が響き渡る
久々の大阪城なんですな!!2!3!!今回も多くの弟達を連れて帰ることができるのだと思うと興奮が抑えきれないんですな!5!!!2!
鼻息荒く先に進もうとするニーサンの肩を慌てて明石しおが掴む
ちょっ!!ニーサン!あきませんて!!
む!明石殿!いかがなさいましたかな?

主はんから言われましたでしょ。「慣れた大阪城だけど、油断せず慎重に進軍すること。危ないと思ったら躊躇わずに撤退すること」って。あまり、先走って行ったらあきませんて…
そうばい!それに今回は小判の回収が主な目的ばい!一枚残らず回収したかけん焦らずに進もうやニーサン
二振はニーサンを説得しようとするが、逸る気持ちを抑えきれないニーサンは二振が話している間も落ち着きがない
もちろん、忘れていないんですな。しかし、弟達の乱舞段階を更に上げたいんですな!1
いやいや…前回の大阪城で粟田口の皆さんの乱舞段階は上がりきったって主はん言うてましたやん…
しかし、研究が進んで更に乱舞段階を上げることが可能になった時に都合よく大阪城が開城するとは限らないんですな。その際に弟達の乱舞段階をいち早く上げてやる為にも備えておきたいんですな12
確かに…まだ刀剣保管用長持の空きは沢山あるけれど…

博多しおがうっかりこぼしてしまった一言をニーサンは聞き逃さなかった
ならば問題無いですな!!3!さぁ!!どんどん進んで行くんですな!!23!!!!15
腰に差した本体をスラリと鞘から抜き、構えたまま猛然とニーサンは奥へと走り出す!
だから、慎重に行かなアカンって言われたやないですか!!もー!ニーサン捕まえるで!

>本丸ではやらないんですか?
もう夏かと思ってしまうくらい陽が高く暑いある日。歌仙しおが本丸の庭先で野良仕事をしている左文字ピンクしおとの雑談を切り上げて移動しようとすると
歌仙さーん!!今日、菖蒲を採りに行くのですよねー?僕もついて行っていいですかー!!
毛利しおが廊下から身を乗り出して大声を張り上げる
あぁ、今から行こうと思っていたんだよ。構わないが水辺に行くから長ズボンと長靴を履いて来るんだよ
ありがとうございます!

歌仙しおの言いつけどおり、長ズボンと長靴を履いた毛利しおと合流した歌仙しおは本丸敷地内奥にある川辺へと向かう

子供の息災を願う行事…最高ですよね!僕、今日が楽しみすぎて中々寝付けませんでした!
君は相変わらずだねぇ…今でこそ子供の人格を重んじ幸福を考える日であるけれど、武を尊び身を清め体調を整えて邪を祓う日でもあるから、僕たち刀剣男士全員にとっても大切な日なんだよ
歌仙しおの説明に毛利しおはふむふむと頷く
だからこそ、粟田口吉光の手で守り刀としての願いが込められた僕は張り切ってしまいますね。昨日は太郎太刀さん達と鯉のぼりを立てましたし、今朝は厨房で柏餅と粽の仕込みを手伝ってきました。今晩は、皆が僕達が採ってきた菖蒲の湯に入ってくれるのだと思うと嬉しくてたまりません!
力強く歩き鼻息の荒い毛利しおに歌仙しおは苦笑いをする
張り切るのは結構だけど、菖蒲を採りすぎないでおくれよ?来年、再来年…その先も僕らが端午の節句の行事を無事に行えるようにね
もちろんです!あ…でも、少し多いめに採ってもいいですか?秋田達と一緒に図書館へよく行くのですけど、遊んで頂いたり、読み聞かせ会に参加させて頂いたりとお世話になっているので、お礼に菖蒲を持っていきたいんですけど…

おずおずと提案する毛利しおに歌仙しおは少し考えた後、柔らかく笑う
あぁ…彼らも浄化作業の為に武を奮っているし菖蒲は良いかもしれないね。それにこういう行事は皆で楽しむ方が雅だ。今日、午後から図書館へ本を返しに行くつもりなんだけど、一緒に届けに行くかい?
ぜひ!

元気なニーサン見てるとこっちも元気になるぜよ

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しとしとぴっちゃん


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た、たいへんだぁ〜〜〜!


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今更ながらダイナミック見てくださった方がいるみたいで嬉しい
ありがとう…

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はばたいたときの しょうげきはで あいての からだの 
うちがわに ちめいてきな ダメージを あたえる。

ブゼンゴンきたな
>今更ながらダイナミック見てくださった方がいるみたいで嬉しい
八雲しお怒らないで聞いて欲しい
GW激務&話について行けなくて3話で脱落した
すまない

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>すまない
オールオッケーダイナミック摂取は無理のない範囲で!

今回のポケモンのメガシンカ無しは開発期間がカツカツなんだろうなと言う裏事情を察せてしまって辛いぜよ

このメガヤンマカラーリングのせいかクリーチャー感すごいぜよ
悪の科学者に改造された感があるぜよ

NaLもいるのかよ!

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ヒーローの明日はどっちだ


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俺達の戦いはこれからだ!


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本文無し


新プリキュアきたな…

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我ら!


帰ってくだち!!!!

雲ひとつ無く日差しが地面に直接突き刺さるようなある日、広間へ厚手の黒い布や座布団などを運び込む複数の男士達がいた
おーい、養生テープ足りないぞ
布をこっちにもくださーい!
なぁ、もっと座布団持ってきた方がいいか?
お菓子とジュース買ってきたよ〜
何やら賑やかで楽しげな雰囲気に石切しおが気になっているとちょうど廊下の奥から広間に向かって黒い布を沢山抱えた秋田しおが走ってくるのが見えたので、声をかける事にする
秋田さん、皆が広間の窓に黒い布を貼ったりしているけど、何をしようとしているのだい?
石切丸さん、こんにちは!今日は映画をこの中で観るのでその準備を皆でしているんですよ!主君が以前、京へ旅行に行かれた際に僕たちによく似た絵が描かれた書類入れをお土産に買ってきてくださったのは覚えていらっしゃいますか?その絵の人物達が活躍する映画のでぃーぶいでぃーを主君が手に入れたそうで皆で鑑賞会をしようという事になったんです
にこにこと一生懸命に説明する秋田しおに石切しおは目を細める

それは、とても楽しそうだね。私も参加させて貰っても構わないかい?
石切しおの言葉に秋田しおは元気に了承の返事をする。そして、二人は黒い布を半分こして共に広間の中へと入る。広間の中は陽光とは違う人工的な明るさで満たされており石切しおは違和感に戸惑う
ありがとう、秋田。石切丸さんもありがとうございます。持ってきてくれたこの布を貼れば終わりだから、二人とも先に座っていなよ
そう信濃しおに勧められた秋田しおと石切しおは、入り口近くに重ねて置かれている座布団を各々手に取る
あれ?石切丸さん、そんな後ろでいいんですか?
スクリーン代わりの白いシーツが貼られた壁とは反対方向へ座布団を持っていこうとする石切しおに秋田しおは慌てて声をかける
うん、私は体が大きいからね。前に座ってしまうと皆が見えなくなってしまいそうだし、後ろの方へ座るよ
そう言いながら、石切しおは座布団を置き、腰を下ろすと秋田しおもその隣に座布団を置き、同じように腰を下ろす

おや?そんなに後ろだと見えなくならないかい?
今日は石切丸さんと一緒に映画を観たいのでお隣を失礼します!
笑う秋田しおにつられて石切しおの眦も下がる
なら、私は胡座をかくから、その上に良かったらどうぞ。少しは高くなって観やすくなるはずだよ
わぁ!特等席です!ありがとうございます!

…そんな感じで石切丸さんと一緒に映画を観たんですけど、とっても楽しかったです!石切丸さんのお膝の上はとても気持ちが良くて…
全員揃っての夕食が終わり、片付けが全て済んだ広間。風呂の順番を待つ間、ニーサンは穏やかな気持ちで冷たい麦茶を片手に弟達の一日がどうだったのかという話に耳を傾ける

楽しい一日を過ごせたみたいでニーサンも嬉しいんですな。ちゃんと石切丸さんにはお礼を言いましたかな?
はい!石切丸さんは映画を観るのが初めてだったそうで、とても感動していらっしゃいました。なので、今度お休みが一緒の日に商店街にある映画館へ遊びに行く約束をしました!
秋田はしっかりしているから大丈夫だと思うが、気をつけて行ってくるんですな。なるべく早い時間の上映回のチケットを買って、帰りが遅くなら…白山どうしましたかな?
ニーサンと秋田しおが話す傍にいた893しおがそわそわと落ち着かない様子なのに気づき、ニーサンは声をかける
いえ…映画を観た事がありませんので…わたくしもその日はお休みを頂戴しているので一緒に…
もちろんです白山兄さん!
嬉しそうに笑う秋田しおに両手を握られた893しおは目を見開き戸惑う。しかし、目を細め口角をふわりと上げて小さくよろしくお願いしますと呟いて頭を下げる

ふむ…白山はまだ一人での外出許可は出ていないんですな。石切丸殿が一人での外出許可が出ているかどうか確認をしておくんですな。一人での外出許可が無いモノは同数以上の許可が出ているモノと一緒に行動しなければならないルールが守れて…
えっ?!ニーサンは行かないんですか?!
どうやら、秋田しおの中ではニーサンも一緒に映画館へ行くつもりだったらしく驚きで目がこぼれ落ちるくらい見開かれる
あまり大人数だと石切殿も困るのでは…
石切丸さんに聞いてきます!!
ニーサンが止める間も無く、秋田しおは広間を飛び出して行く。しばらくすると石切しおの手を引いて秋田しおが帰ってくる
石切丸殿、秋田が本日は世話になったようで有難うございましたなんですな。それに急にお呼びたてしてしまって申し訳ないんですな…

いやいや、こちらこそ秋田くんに誘ってもらってとても嬉しいかったよ。話はここに来る途中で聞いたのだけど、実は私はまだ一人での外出許可が出ていなくてね…ニーサンの都合さえ悪くないのであれば一緒に来てくれると嬉しいな。それにこちらも今剣、岩融の二人も行きたいと言っていたしどうかな?
では、ご一緒させて頂くんですな。よろしくお願い申し上げるんですな

今回の四半期ごとのまとめですが日付変わる辺りぐらいに塩辛へ入れます
>我ら!
可愛い?コスプレ男士がどんどん出てくる

4月から6月四半期ごとのまとめです
sq116218.zip
今回長文没話やサイドストーリーメインの構成となっています

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お仕事が暇だったから手書き


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お仕事が暇だったから手書き続


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お仕事が暇だったから手書き終


かわいいぜよ
うしおすゆるきゃら(?)連中懐かしいな…

とうしおすゆるキャラ総選挙一位のメガネさん!

軽い金属音が響き、雲一つない青空に吸い込まれるかのように白球が飛距離をぐんぐんと伸ばしていく。その見事なホームランは大きな歓声、野次、驚嘆、落胆などを生み出し、地上は悲喜交々となる
よっしゃ!ないすほーむらん!
グラウンドを一周しホームへ帰ってきたリーチしおを満面の笑みで両の手のひらをむけてしきしおは出迎える。リーチしおは少し気恥ずかしそうに同じように両手のひらをむけ、しきしおの手のひらに軽く叩き合わせる
ありがとうございます。ぼーるが手前に打たれるのを待っているかのように止まって見えました
凄!其正野球名人様也!
そうなのですか?

梅雨も明け、盛夏らしくカラリと気持ちのいい晴天に恵まれたある日。本丸の演練場では本丸と図書館の交流べーすぼーる大会が開催されていた
(転生して二年半…か…)
急拵えな球場の中を白球が飛び交うごとに表情をコロコロ変え、声を張り上げる男士や文士達の様子を見て、しきしおは感慨にふける
(本丸の男士達にべーすぼーるを布教したり、図書館の面々にも根気よく声を掛け続けていたら、弟子達も次々と転生して…そうしているうちに組が結成できるくらいべーすぼーる好きが増えて…こうやって交流試合ができるなんてな…幸せだなぁ)
Mr.マサオカ、そろそろ君の打順だが大丈夫かね?
不意に肩を叩かれ振り向くとドイルしおが少し眉を下げていた
あ…あぁ!すまん!少しぼーっとしちまってたよ
熱中症じゃないですよねノボさん?!梶井さんお手製のハチミツレモンありますよ。なにわさんから麦茶の差し入れも頂いてますから、ちゃんと飲んでください。健康になったからって油断しちゃだめですよ!

麦茶の入った紙コップを慌てて差し出すサッチーしおを笑い宥めながら、しきしおは受け取る。香ばしく程よく冷たい麦茶が喉を通る心地よさに一息ついていると本丸チーム側から走ってくるカネキチしおが声を張り上げる
すみませーん、ぴっちゃー交代なんですけど、もう少し待って頂けませんかー!
そりゃ構わないが…どうしたんだ?
それが…
交代予定のオテギーヌしおが急にいなくなったらしく、再度誰がマウンドに上がるのかを相談しているので、待って欲しいとカネキチしおが説明する
厠かと思って様子を見に行ったんですけど、御手杵さん居なくて…皆んな今回の試合に勝ちたいらしく、誰が投げるのが上手いかでかなり揉めています…お待たせしてしまってすみません
ははっ!それだけ熱心にこの試合に取り組んでくれているのは、教えた側としてはとても嬉しいぜ!でも御手杵君が心配だな…体調不良じゃ…
「交代する選手をお知らせします」

突如、演練場内に聞き覚えのない声が放送され、その場にいたモノが全員辺りを不審げにキョロキョロと見渡す。すると本丸側からニーサンの顔の張りぼてがフロントに飾られたゴルフカートらしき乗り物が登場し演練場へと入場する。呆気に取られるモノ達の事など構う事無く、マウンドの側にニーサンリリーフカーは停車し、運転していたユニフォーム姿にグローブと球を手にしたニーサンが演練場に堂々と降り立つ
「交代予定の御手杵選手に代わりまして5番にニーサンが入り、ピッチャー、5番ニーサン、背番号123、以上に変わります」

満を持してのニーサンぜよ!

シナリオにわいつもお疲れ様ぜよ
ついにニーサンが…

真っ白な光が途切れる事のない矢嵐の如く降り注ぐ真夏のある日。顕現したばかりの北谷しおはすれ違う男士達が浴衣や甚平を着て浮き立っている様子を不思議そうに見つめていた
なぁなぁ、千代金丸
ん〜?ちゃーしたぁ?
どうして皆んな、はしゃいでいるんだ?
あぁ、ちゅーや祭りがあるくとぅやさ
「祭り」。その言葉を聞いた北谷しおは目を輝かせる
祭り!おれも行く!!
お前はまだ顕現して日が浅くてなーら人混みんかい慣れていらんのやくとぅやめておけ〜
千代しおは首を振り説得しようとするが、北谷しおは祭りに行くのだと千代しおのかりゆしウエアの裾を引っ張っり駄々をこねる
仕方がないな〜…主に聞いてこい。許可が出とぅーし、夕方から連れて行ってやる
やったー!にふぇーでーびる!!

ふわぁ〜…人がいっぱいだ〜…
なにわの許可を得ることができた北谷しおは約束通り、祭りへ連れ来て貰っていた。ソースや醤油が焦げるような香ばしい香り、人名や企業名がびっしり書かれた色とりどりの提灯、スピーカーから音割れしながら響く何処かの民謡、人々の楽しそうな騒めき。様々な情報に当てられた北谷しおは緊張で体を硬ばらせる
うとぅるさんなら帰るか〜?
千代しおが心配そうに声を掛けるが、祭りに行きたいと駄々を捏ねた手前、帰るとは言えず北谷しおは無言で首を横に振り、人混みの中へ飛び込んで行く。その後を千代しおも慌てて追いかける

んふ〜…甘〜い!
口の中に放り込んだどんぐり飴の甘さに眦を下げながら、北谷しおは幸せそうに呟く。最初はおっかなびっくりであった北谷しおも初めて食べる屋台グルメに舌鼓をうち、ヨーヨー釣りや射的などの遊びを体験していくうちに緊張はほぐれていき、いつもの朗らかな笑顔を浮かべていた
貰うたん小遣いーなーら残っとーんか?あまり使いすぎるとぅ長谷部んかい叱られてしまうぞ〜
大丈夫だよ〜
いつもの調子に戻った北谷しおに千代しおはホッとする
本日20時より花火大会が開催されます。観覧エリア以外で立ち止まってのご観覧はご遠慮いただいております。安全確保の為にもご協力よろしくお願い致します。本日20時より〜
案内放送に気づいた千代しおが腕時計を確認すると19時前を指し示していた
北谷菜切、これから人がもっと増えてきてうかーさんくとぅ、ちゅーやあい帰ろか〜
えぇー!!他の男士は花火を観て帰るんだろう?おれも観たいなー!
駄目だ。主とも約束しただろ〜?花火大会が始まるまでんかいー本丸んかい帰るって

千代しおの言葉に北谷しおは頬を膨らませながら渋々頷き、千代しおの手を握る。二人は本丸へ帰る為、人の流れとは逆行して歩き出す。普段は広々とした商店街の大通りは店先にずらりと並ぶ屋台や花火大会の会場へと向かう人々が限界まで詰め込まれ、歩く事すらままならない状況になりつつあった
これはすごさんやー…北谷菜切、手離すやーよ
うん…あ……………っ!
そう言われた瞬間、北谷しおは向こうからやってくる人の波に押され千代しおの手を離してしまう。慌てて手を伸ばすが、体躯の小さい北谷しおでは人波の勢いに逆らえず、どんどんと押し流されていってしまう。諦めて人の流れの緩い道の端に向かおうとするがそれも叶わず、せめて倒されないようにと踏ん張りながら流れに身を任せる。ようやく本流から押し出されたが、その頃には見知らぬ場所まで来てしまっていた

困ったな〜…千代金丸に電話しなくちゃな…
北谷しおは支給された折り畳み式携帯電話を取り出し、教えられた通り千代しおへと電話をかけるが、通信が混み合っておりますという無機質な音声が流れ始め北谷しおは慌てる
え…?どうすればいいんだ…
その声は寂しげに震えていた

ねぇ僕、大丈夫?
北谷しおが通りの隅でしゃがんで顔を伏せていると声をかけられる。見上げると年配の女性とその後ろにいた妙齢の女性が心配そうに眉を寄せていた
気分が悪いの?もしかして迷子?
見知らぬ人からの声掛けに北谷しおは警戒するが、「夏祭り執行委員」と書かれた腕章が巻かれているのに気づく
…!えっと…ち…兄ちゃんと逸れちゃって…電話も繋がらなくて…
まぁ…じゃあ、おばさんと一緒に本部へ行きましょうか。すぐにお兄さんに会えるからね
大丈夫よと言われながら繋いだ女性の手は柔らかく、その温かさに一度引っ込んだ涙が溢れそうになり、北谷しおは慌てて目を擦り鼻をすする。屋台の裏と店先の間を潜り抜け、商店街入り口近くにある「夏祭り執行委員本部」と天幕に書かれたテントへと連れられた北谷しおの耳に聞き覚えのある声が聞こえてくる

年は7歳ぐらいの男の子です。服装ですか?千代金丸、北谷菜切はいつものかりゆし?を着て…
蜻蛉切!村正!千代金丸!!
女性の手から飛び出し、北谷しおは千代しおに抱きつく
北谷菜切…ゆたかった…
少し震える千代しおの声に申し訳なさと安心感で再び涙が溢れ出そうになるのを堪える為、北谷しおは無言で顔を千代しおの腹に力なく擦り付ける
huhuhu…無事に見つかって良かったデスね。さて、本丸へ帰りまショウか

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グッズ化スッゲー!


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大根の何が審神者達を惹きつけるのだろうか…
お仕事が暇だったので手描き

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お仕事暇だったので手描き
上のゆるキャラ達は誰か伝わるといいな…

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お仕事が暇だったので手描き終


ゆるキャラ懐かしぜよ
でもどれが誰だか覚えてないぜよ…

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多少忘れてても来派だけは即わかるのいいよね…


腋おにぎりなつかしい…

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>でもどれが誰だか覚えてないぜよ…
半分くらい私が作りました。なので安心して欲しい上段は村正と蜻蛉切ぃさん下段は鶴おじさんと篭手切ぃくんをゆる化しました鶴おじさんはゆるとうしおすフォルダ漁ったら猫丸国永がいたなんで…ゆるとうしおすの中でも屈指で好きです魚手杵くん

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NU GI MA SU
ぬぎますミュージカルの明石国行が色気に溢れていると聞いたクリーチャー蛍と国俊メガネも負けずに色気を出すべきだ!と意気込んだ二匹は手始めに色からだとペンキを持ち出し…脇おにぎりは上手に描けなかったからまたリベンジする機会があれば

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昔雑なクリーチャー品作ってたな…


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毎月恒例となっているニーサンの日記帳への潜書。降り立った文豪達は困惑する。周囲には芒が鬱蒼と生い茂り、それを超えた先の夜空には虚構めいた薄黄色の巨大な月が静かに佇んでいた。
…今までの報告に無い風景だよね?
…はい…ここは何処の時代なんでしょうか?
芒と芒の間には獣道と呼ぶのも躊躇うほどの僅かな隙間が何本か存在していた。どの道が侵食者の親玉へ通じる道なのか文豪達が話し合っていると奥の芒がガサリと音を立てて揺れる。侵食者達のお出ましかと文豪達は武器を構え警戒するが、音の正体は白い兎であった

おや、可愛らしいですね
兎は鼻を忙しなく動かしながら地面の匂いを嗅ぎ回っていたが、文豪達が居るのに気づき、獣道の一つへと慌てて走り去ってしまう
ここに居ても埒が開きませんし、兎を追いかけましょう
手を切らないよう自分たちの身長ほどもある芒を慎重に掻き分けながら進んで行くと最初の地点より少し狭いが開けた場所に辿り着く。兎は毛繕いをしていたが、徳田ァしおが踏んだ枯れ草の折れる音に驚き飛び跳ね、またもや逃げられてしまう。
また逃げられてしまいましたね。追いかけますか?
顔を見合わせ歩を進めようとしたその時、侵食者達が現れる。だが手際よく撃破し、兎を追いかけ直す。再び開けた場所に出たが兎は逃げしまい、代わりに侵食者に出くわす。また追いかけ直すと兎は逃げて…を何度も何度も繰り返していく内に文豪達の息はあがり、腕と足に力が入らなくなっていく
うぅ…不思議の国の入り口へ案内してくれているのだろうけど、もっとスマートに案内して欲しいよ…ふぅ…

ルイスしおのぼやきに文豪達は無言頷きながら、進んでいると今までで一番広い場所に出る。目の前には小高い丘があり、丘の上には何匹かの兎らしき影が戯れあったり、草を食んでいたりとおもいおもいに過ごしている様子が見えた
はぁ…やっとここが終着地なのかな?そうみたいですね。親玉がいるのかもしれませんし、警戒しながら小山の頂上を目指しましょう
たっちゃんこしおの言葉が聞こえたのか兎らしき影が一斉に動くのを止め、耳を上に向けながら警戒し始める。再び逃げられてしまうのかと文豪達が息を殺し様子を見ていると兎らしき影は逃げるのではなく、文豪達がいる麓の方へと走り寄ってくる
?こちらに向かってきまし…ひぃっ?!
最初は逆光で兎にしか見えなかったが近づくにつれて影の正体は真っ赤なニーサンの顔が貼りついた兎のカタチだけを模した悍ましい生き物である事に気づかされる。次第に兎ニーサンは四足歩行から二足歩行へそして侵食者特有の炎を勢いよく噴出させながら、文豪達の方へと全力で向かってくる
です…けおぉおぉぉまぁぁあなぁぁぁ!!2!!!3!!

>52 65 50 45 50 38
クワズきたな

>昔雑なクリーチャー品作ってたな…
ほたるん一杯!
と思ったらこっそりニーサンまで…

お!司書にわ!いいところに来たな!
昼休みも半ば過ぎた時間、昼食を終えた司書にわが司書室へ戻ろうと中庭を歩いているとしきしおに声をかけられる
ん?何でしょうか?
食後の運動にきゃっちぼーるしようぜ!
しきしおがニコニコしながら手渡してきたグローブを反射的に受け取った司書にわは、すぐには承諾せず何とも言えない微妙な顔をする
最近、皆忙しくてあまり付き合ってくれないんだよ。ちょっとだけでいいから!な?頼む!
しきしおの拝みに司書にわが渋々受けようとした瞬間
べーすぼーる!
司書にわでもしきしおでも無い謎の声が中庭に響き渡る。聞き間違いかとお互いがお互いの顔を見合わせるが、どうやら聞き間違いでは無いとなり、それぞれ周りを見渡すが、誰もいない。二人とも困惑し、言葉が出ないでいると再び、謎の声が響き渡る

え…うわぁ!!
しきしおの叫び声に司書にわが恐る恐る足元に視線をやると目玉が付いた自身の影が立体的に盛り上がろうとするのが見え、慌てて飛び退く
?!以前見かけた侵食者?!何故こんな所に…
しきしおも突如現れた影の塊に身構えるが一目見て警戒を解く
…コイツ侵食者じゃ無いぞ。気配が奴らと全く違う
そう言いながら、影の塊を持ち上げ観察し始める。持ち上げられた影の塊はこそばゆいのか形をフヨフヨと不定形に変えながら、目を細める
べーすぼーる!べーすぼーる!
お?お前さん、ばっとを背負っているし、もしかしてべーすぼーる好きなのか?
べーすぼーる!
そうかそうか!じゃあ、俺ときゃっちぼーるするか?あ…でも、ぐろーぶが持てないか…
べーすぼーる!
影の塊は、しきしおの言葉が通じているのか肩らしき場所を変形させ、影で出来たグローブを作り出し、しきしおの手の中で伸び跳ねる
会話が成立している…正岡先生…この生き物の言葉が分かるんですか?
いや?分からん。でも、べーすぼーるが好き奴に悪い奴はいないからな。よし!ぐろーぶも用意できたみたいだし、きゃっちぼーるするか!
べーすぼーる!!
なー
なー

にぼしなりおにわいつも乙ぜよ
べーすぼーる!!のゴリ押しでだめだった