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価格変動の激しいビットコイン、量子コンピュータと中国の動向に振り回される?
2019年7月をピークに再び下落傾向にあったビットコイン(BTC)価格だが、 10月26日に突然の価格上昇が発生。今年になってからBTC価格は上昇傾向だったものの、7月に1BTCあたり140万円前後でピークを迎え、その後は下落傾向にあった。特に9月末にはそれまで1BTCあたり110万円ほどで推移ししてたものが一気に80万円台後半にまで下落。ところが、10月26日にBTC価格は急上昇、現在は100万円前後の水準となっている。https://bitflyer.com/ja-jp/bitcoin-chart |
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最近のBTC価格下落については、量子コンピュータ技術の発展により 暗号通貨の安全性が担保されなくなるのでは無いかという懸念が 影響していたとも見られている。 一方、今回の上昇の原因とされているのは、中国の習近平国家主席が 「ブロックチェーン(BC)技術が担う重要性を鑑み、同技術の促進を進めるように」 と述べたことにあるようだ。この影響でイーサリアムなどの その他のコインも7〜31%上昇している。 |
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ただし、習近平国家主席の発言自体は、中国が独自に開発を進めている暗号資産 (暗号通貨)を示しているものとみられる。8月に開催された China Finance 40 Forum主催のイベントで、 中国人民銀行副局長のMu Changchun氏が、独自の暗号資産リリースが 「近づいている」と述べており、同国が独自の暗号資産を開発しているのは間違いない。 このため、ビットコインは中国からみると、 むしろ競争相手として規制される可能性するあるようだ。 |