地震乗り越え、ラムネ出荷　熊本市唯一の製造所

22年10月頃消えます 熊本市内で唯一、ラムネを製造する「二葉食品工業所」（同市中央区新町）は、夏本番を前に出荷の最盛期を迎えている。熊本地震で約１２００本の瓶が割れ、取引先の被災で出荷ペースも鈍い。それでも経営者の白石秀秋さん（７１）は「子どもやお年寄りにラムネを飲んで元気になってもらいたい」と前を向く
地震で工場内の数十年ものの製造機械が横倒しになったが、無事だった。だが約５０件の取引先のうち数件が被災したため、出荷量は前年の６割程度に落ち込んでいるという
注文への対応はまだ在庫分で間に合うため、地震後に製造したのは１回のみだ。「夏祭りがあるころには、例年並みに戻ってほしい」と、地震で瓶にひびが入っていないか、チェックに余念がない

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