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ところがその刊行開始を版元のインパクト出版会が5月25日の前記「読書」面下に掲載の広告の中で他の書籍と一緒に行なおうとしたところ、2日前の同23日朝になって突如『鎮魂歌』の書名を他の本に差し替えてほしいとの電話が広告代理店を通じて同社に入った。インパクト出版会代表の深田卓氏によれば、著者が現在は受刑者の立場で「未だ罪を償っていない」ことなどを理由に『朝日』の広告部門の審査を通らなかった、との説明だったとか。 過去にも死刑囚の手記を刊行し、その広告を『朝日新聞』に掲載した実績があったインパクト出版会は、当然それも示したうえで予定通りの掲載を訴えるも、やはり代理店のN社経由で返ってきた答えは「その時々の判断で決める」。直接交渉すべく『朝日』の広告担当者の名前を尋ねても「ニュースソースは教えられない」との珍回答で拒まれたとか。やむなく同社など主に中小出版社が加盟する一般社団法人日本出版者協議会(出版協)に相談を持ち込んだところ、6月3日に同会の水野久会長(晩成書房代表)名で「朝日新聞社広告部による新刊広告掲載拒否に抗議する」と題した声明が公表された。 |
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【『朝日』側は弁明に終始】 この声明に対し『朝日新聞』東京本社で紙面の広告を担当するメディアビジネス局と広告審査部はほどなく「掲載見送りに至った判断、経緯を調べ、改めて関係者で協議」した結果として、前記の掲載拒否は不適切であり、広告は「掲載すべきものであった」との結論を表明。6月7日には同社メディアビジネス第一部長の林田一祐氏ほか2名が出版協の水野会長とインパクト出版会をそれぞれ訪問し、報告と謝罪を行なった。担当者により広告掲載不可の判断がされた場合、その妥当性を相互にチェックする仕組みがあるのに今回は「それが十分機能しなかった」との説明だったという。12日にはメディアビジネス局の金山達也局長による文書も送られ、結局『鎮魂歌』の広告は6月22日付「読書」面下に掲載される形で決着となった。 とはいえ一部の文言の修正要求ならまだしも広告の掲載自体を「そういう本だから」と却下しようとしたことについては「軽く考えないでほしい」と水野氏も伝えたという。 |
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『朝日新聞』は今回の件についてはその後に公式見解などは出していないが、出版協やインパクト出版会がこの件に関してネット上で報じている経過説明や見解には異議を唱えない旨を本誌の取材に対して回答した。 服役中の人物が事件に対する贖罪の思いで書いた本の広告が、結局名前も明かされなかった一担当者の曖昧な判断で抹殺されかけたというのだからひどい話だ。犯罪者の手記公表をめぐっては、他にも1997年の神戸連続児童殺傷事件の加害者男性「元少年A」が15年に上梓した『絶歌』の出版の是非が議論された件などが思い浮かぶが、背景にはこうした過去の事例への議論や検証がメディア業界内できちんと共有されていないこともあるのではないか。今回はその意味でも結果的に掲載拒否が撤回されただけで良しとせず、後への反省材料として活かすべきケースであろう。 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2019/07/11/antena-515/ |
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重複お構い無し、水曜34、火34、月37、日21、土27、金33、木34、水27スレ建ての 愉快な味方はポエマー、セルフそうだね、屑コピペのウンコを今日も数える スレ28、コメ63 IP:120.51.*(vectant.ne.jp) が凄い勢いでウンコにレスしてる |