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「原発事故で避難困難」約3割

26日05:20頃消えます 市内の一部が東海第二原発から5キロ圏内に入る日立市が、避難の際に支援が必要な人を対象にアンケートを行った結果
  「事故が起きた際の避難は難しい」
 と答えた人が、全体の3割近くに上ったことがわかりました。
 市は避難の手段を検討し、広域避難計画の策定に反映させたいとしています。
 原発で事故が起きた際、5キロ圏内に住む人たちは、本来は直ちに避難することになっていますが、
 茨城県は、支援が必要な人たちについては車いすや移動手段の確保が難しいとして、
 原則、病院や社会福祉施設などに「屋内退避」し、その後、避難させることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20190620/1070006520.html

 そこで、市内の一部が5キロ圏内に入る日立市は、対象となる要支援者の実態を把握しようと、
 要支援者名簿に登録されている874人を対象にアンケートを行い、808人から回答を得ました。
 その結果、避難の際に支援者が必要かや、避難場所はどこかなど4つの質問の中で、
 「避難は難しい」と回答した人は合わせて230人、率にすると全体の28%に上ったということです。
 具体的には、長距離の移動は負担だとか、避難した後の生活が不安だといった声が自由記述欄に寄せられ、
 改めて避難の難しさが浮き彫りになりました。
 日立市生活安全課は「避難が困難になる理由をさらに調べて要支援者の避難の手段を検討し、
 広域避難計画の策定に反映させたい」としています。

廃炉で