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チケット不正転売禁止法14日施行 音楽団体の悲願かなう

8月22日頃消えます  音楽のライブやスポーツイベントなどのチケットを高値で転売することを禁止する新法「入場券不正転売禁止法」が14日、施行される。人気チケットは転売目的での買い占めが横行しており、同法は有償譲渡の禁止を明記するといった要件を満たしたチケット「特定興行入場券」について、転売を厳しく規制。罰則も定められており、利益目的でのダフ屋行為の抑制が期待される。(鈴木俊輔)

 《転売はやめましょうね》。4月、ロックミュージシャン、YOSHIKIさんのツイッターへの投稿が話題を呼んだ。添付されていたのは、8月からスタートする自身のディナーショーのチケットを高額転売しているサイトの画像。1枚18万円と倍以上の値を付けているものもあるなど、明らかな高額転売だった。
https://www.sankei.com/west/news/190612/wst1906120017-n1.html

チケットの高額での不正転売は、音楽業界にとっての死活問題とされてきた。路上などでのダフ屋行為は各都道府県の条例で禁じられている一方、インターネット上での転売は規制の対象外。音楽業界では、コンピューターの自動プログラムで販売サイトへのアクセスを繰り返してチケットを買い占め、不当な高値で転売する「ネットダフ屋」が続出し、購入希望者が定価よりも高い金額を払わないとチケットを入手できないケースが相次いでいた。
 こうした状況に、ライブに足を運ぶ機会が減少するなど、業界の衰退につながることを危惧したコンサートプロモーターズ協会(ACPC)など4団体は平成28年8月、転売反対を表明する共同声明を発表。ホームページを開設して転売禁止を訴える傍らで、法整備に向けた働きかけも行い、同法の成立にも大きな役割を果たした。同法成立後、不正転売の数は減っており、ACPCの担当者は「ようやく法整備が追いつき、抑止効果も出始めている」と期待感を示す。

 ただ、法施行後も、転売は完全に根絶されるわけではない。同法で規制の対象とするのは、特定興業入場券を正規の販売価格より高い値段で「業として」転売する行為。個人がチケットの二次流通サイトやネットオークションで転売する行為は、法規制の対象にはならない。
こうした条項や、SNSが不正転売の抜け道になる可能性も指摘されており、音楽業界では独自の二次販売網の整備や啓発活動を続けていく考えだ。ただ、高額で転売されても購入する一部のファンがいることも事実だ。

 YOSHIKIさんはツイッターで、こう続けていた。
 《システムの強化はもちろん大切ですが、今後もいたちごっこになるでしょう。結局はモラルの問題だと思います》

■規制の対象は?
 どんなチケットが入場券不正転売禁止法の規制の対象となるのか。同法で転売を規制するには、有償譲渡禁止を明記する▽入場資格者を指定している▽販売の際に購入者の氏名や連絡先などを確認する−の3要件を満たす必要がある。スマートフォンなどを使った電子チケットも対象となる。
 同法での規制が難しいチケットもある。本人確認を行わずに窓口などで購入可能なプロ野球やJリーグといったスポーツのチケットで、多くの人が当日券を求めるという特性上、この要件を満たすのは難しい。一方で、人気球団の試合では高額転売が常態化している現状もあり、対策が急務となっている。

 転売については、所用や体調不良でイベントに参加できない場合など、一定のニーズがあり、同法は興行主側に「正規の再販システムを構築すること」を努力義務として課している。音楽業界ではすでに公式再販サイトが運用オープン。2020年の東京五輪・パラリンピックでも再販売サイトを運用する方針だ。     ◇
【用語解説】入場券不正転売禁止法
 映画や音楽、演劇、スポーツなどのチケットのうち、有償譲渡禁止の明記などの要件を満たした「特定興行入場券」の不正転売を禁じる法律。転売目的でのチケットの譲り受けも処罰対象で、違反した場合は1年以下の懲役か100万円以下の罰金、またはその両方が科される。

抜け穴多いから形骸化しそう

東京五輪前に対策やってますポーズの為

威圧的になる安倍政府の法案

というかこれ、転売不可の記名チケットにすればいいだけなんだがね

ザルすぎるからあまり効果はないと思う
単なる対策やってますのポーズ

運営が券正規のルートで売らずにダフ屋やってそう
芸能界なんて100%クソだし