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「女装男性」不審者扱いは不適切
21年2月頃消えます 「女装男性」不審者扱いは不適切
――LGBT団体の指摘で訂正――
https://twitter.com/SAKAI_Tooru/status/1140769500616282112
 
秋田県警が、不審な行為を記さずに
「女装した男性」を不審者として
ホームページ(HP)に掲載したのは不適切だとして、
性的少数者(LGBT)や支援者でつくる団体が
問題視している。
県警は差別的な意図はないとし、
誤解を招かないよう表現を訂正した。
「女装男性」不審者扱いは不適切
問題視されたのは、
5月21日に県警がHPに掲載した情報。
同15日午後8時ごろ、
秋田市で「女子高生2人が、
女装姿の男を目撃する事案が発生した」とする内容だった。
声掛けや体を触る、つきまとうといった不審な行為は
記されていなかった。
「女装男性」不審者扱いは不適切
東海地方の性的少数者や支援者でつくる団体
「レインボーなごや」の
共同代表酒井徹さん(35)=名古屋市=はこの情報を、
全国の不審者情報を集めて発信する会社のツイッターで
目にした。
取材に
「この表現では、
 女装自体が不審な行為と読み取れる。
 公的機関が誤解を招く情報を発信すると、
 LGBT当事者は安心して暮らせなくなる」と話す。
「女装男性」不審者扱いは不適切
5月27日に県警にメールと電話で問題点を指摘。
県警は後日、
「女子高生2人が、
 物陰から突然現れたスカート着用の男から
 脅かされる事案が発生した」と表現を変えた。
 
県警は
「夜遅くに、
 物陰から人が突然現れて驚かされた事案として扱った。
 女装をもって不審としたわけではない。
 誤解を招かないよう、表現を改めた」と説明した。
「女装男性」不審者扱いは不適切
酒井さんは
「この情報のように、
 社会には当事者が肩身の狭い思いをする部分がまだ多い。
 誤解を一つ一つなくしていき、
 当事者が生きやすい社会になってほしい」としている。
(石塚健悟)
(『秋田魁新報』2019年6月13日)

県警には
もうちょっと考えて欲しい内容だけど
世の中には表記しないと仕方がない場合もあって

例えば
行旅死亡人の状況説明で
性別:男性  着衣:女性用下着
ってのは身元判明のためには表記せざるを得ない


しかし福知山線の列車事故で
搬送後に性別を訂正された被害者がいたけど
あれは必ずしも訂正する必要はなかったかもしれない