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6月07日頃消えます 自衛隊のマスコットキャラ・ピクルス王子
その祖国パプリカ王国を守る防衛隊の装備を考えていくスレ
隣国のブロッコリ防衛隊とゴーマ帝国軍に関しても意見どーぞ 削除された記事が1件あります.見る

パプリカ防衛隊

パプリカ王国防衛隊法に基づき、同国の平和と独立を守り、国土と国民の安全を保つ為に設置された国防・軍事組織。
国際法上は軍隊として扱われるが、正式名称はあくまで「防衛隊」であり、制度的には日本の自衛隊とほぼ同様のものである。
実際、自衛隊とは人材交流が非常に盛んであり、多数のパプリカ防衛隊員が留学生として日本に送られている。
また、日本のみならず、近隣諸国や欧米、アジアの諸先進国の軍や防衛隊とも交流を深め、関係を強化しているという。
日本の自衛隊同様、陸防隊・海防隊・空防隊の3部門から構成され、最高指揮官たる国王及び隊務統括を担う大臣もしくは皇太子(※ピクルスのことな!)による統制の下で管理される。

まずは核

>>まずは核
ゴーマ「ワッハッハッハッ、パプリカもブロッコリも、防衛隊の戦力は壊滅状態だぁ!」
ピクルスパパ「おのれ、北◎鮮から授かったこの切り札ノドンを…。」
ピクルス「父上!」

…ノリツッコミって疲れるわ・・・(;´Д`)

>隣国のブッコロリ防衛隊とゴーマン帝国軍
随分と攻めた名前ダナ

>…ノリツッコミって疲れるわ・・・(;´Д`)
しかし庇護してくれる同盟国もなく近隣に好戦的な敵国がおり
なおかつ防衛のための先制攻撃が認められないのであれば
核抑止力を持たざるを得ないのでは?

>ゴーマ帝国軍
ドゥーマからかも(ロシア語のДу́маは、ロシアにおける議会)。
現在のロシア連邦議会下院もドゥーマと呼ばれてるし。

「会議、協議、評議、協議会、評議会、理事会」ならソビエト(Совет サヴィェート)なので。ゴーマ帝国は人種や民族としてはロシア・東欧系なんだろう

>>ゴーマ帝国
普通にローマ帝国かと思てた。実際兵士たちがそれっぽいし

パプリカ防衛隊の歴史
<ゴーマ帝国との戦い>
元々はゴーマ帝国軍が持つ万人単位の歩兵隊や装甲兵隊、騎馬隊や戦闘馬車(チャリオット)などを迎撃する為に結成された。
現在の陸防隊の人数が異常に多いのは、この名残でもある。
水上作戦はさほど考慮されておらず、また、航空機の運用もなかった。
世界は冷戦真っただ中であったが、ベジタブル地方の諸国はそんな時代の流れに背を向けるが如く、中世〜18世紀と変わらぬ装備の千万単位の軍勢による競り合いを続けていた。

近代化前のゴーマ軍侵攻においては、一時は隣国のブロッコリを完全占領され、パプリカも本土の一部を侵略されたものの、全力を挙げてゴーマ軍を撃退、ブロッコリも解放した。

戦闘終結後、ブロッコリには隊の一部が駐留し、治安維持、並びにブロッコリの新防衛隊創設の協力に従事した。

<自衛隊との出会い>
防衛隊近代化のきっかけとなったのはパプリカ港への自衛隊寄港であった。
この時寄港したのは、PKO派遣の陸上自衛隊員達を乗せた、海上自衛隊の輸送艦部隊で、みうら型輸送艦で編成されていた。
この時、防衛隊最高指揮官の一人であったピクルス王子は、同じ様な制度でありながら、高度に近代化された装備を持つ日本の自衛隊に多大な衝撃を受けたという。

同王子は父である国王に、「わが防衛隊もあのようにならないものでしょうか?」と進言。国王もそれに同意し、パプリカ防衛隊の近代化検討が始まる。

<自衛隊との国際人材派遣交流>
199X年、パプリカ防衛隊の装備と制度の近代化を図る為、日本の自衛隊からそのあり方を学ぶことを目的とした国際交流「ジャパン・リューガクセイ計画」が開始される。
その第一号となったのが他ならぬピクルス王子であった。
同王子は定期的な帰国を挟みつつ、日本への留学と自衛官としての任務を継続しており、日P関係の橋渡し的役割を担っている。
更に200X年、隣国であるブロッコリ共和国も「リューガクセイ」計画へ参加(これにより名称も「三か国リューガクセイ計画」に改称)、同国防衛隊の三等曹パセリ・ブロッコリも同じく日本へ留学し、女性自衛官として任務に就く。
その翌年には、パプリカ・ブロッコリ両国合わせて300人近い防衛隊員が日本へ送られ、同時に、パプリカ、ブロッコリ両国の防衛隊員を指導する教官として、日本からも多数の自衛隊幹部が派遣されている。

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パプリカ防衛隊の歴史(改訂)
歴史<ゴーマ帝国との戦い>パプリカ王国に防衛隊が組織されたのはベジタブル暦(以下ベジ暦)450年。元々はゴーマ帝国軍が持つ万人単位の歩兵隊や装甲兵隊、騎馬隊や戦闘馬車(チャリオット)などを迎撃する為に結成された。現在の陸防隊の人数が異常に多いのは、この名残でもある。水上作戦はさほど考慮されておらず、また、航空機の運用もなかった。この頃、世界は冷戦真っただ中であったが、ベジタブル地方の諸国はそんな時代の流れに背を向けるが如く、18世紀と変わらぬ装備の千万単位の軍勢による競り合いを続けていた。ベジ暦489年のゴーマ軍の大侵攻においては、一時は隣国のブロッコリを完全占領され、パプリカも本土の一部を侵略されたものの、全力を挙げてゴーマ軍を撃退、ブロッコリも解放した。戦闘終結後、ブロッコリには隊の一部が駐留し、治安維持、並びにブロッコリの新防衛隊創設の協力に従事した

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改訂続き
<自衛隊との出会い>防衛隊近代化のきっかけとなったのはベジ暦499年、パプリカ港への自衛隊寄港であった。この時寄港したのは、PKO派遣の陸上自衛隊員達を乗せた、海上自衛隊の輸送艦部隊で、みうら型輸送艦で編成されていた。この時、防衛隊最高指揮官の一人であったピクルス王子は、同じ様な制度でありながら、高度に近代化された装備を持つ日本の自衛隊に多大な衝撃を受けたという。同王子は父である国王に、「わが防衛隊もあのようにならないものでしょうか?」と進言。国王もそれに同意し、パプリカ防衛隊の近代化検討が始まる。

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<自衛隊との国際人材派遣交流>
ベジ暦500年、防衛隊の装備と制度の近代化を図るべく、日本の自衛隊からそのあり方を学ぶ事を目的とした国際交流「ジャパン・リューガクセイ計画」が開始される。その第一号となったのが他ならぬピクルス王子であった。同王子は定期的な帰国を挟みつつ、日本への留学と自衛官としての任務を継続しており、日P関係の橋渡し的役割を担っている。更にベジ暦502年、隣国ブロッコリ王国も「リューガクセイ」計画へ参加、同国防衛隊の三等曹パセリ・アスパラガスも同じく日本へ留学し、女性自衛官として任務に就く。その翌年には、パプリカ・ブロッコリ両国合わせて300人近い防衛隊員が日本へ送られ、同時に、パプリカ、ブロッコリ両国の防衛隊員を指導する教官として、日本からも多数の自衛隊幹部が派遣された(これにより名称も「三か国リューガクセイ計画」に改称)。

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とか何とか書いてみたけど、読み直してみたらむしろ自衛隊行きを勧めたのは国王の方だったね
実は「実現はしまい」ぐらいの気持ちで「こうならないかな」と口が滑ってマジで行くことになった、みたいに脳内変換して(無理だろ)

そんなこんなで続き

<近代化へ>
ベジ暦506年、パプリカ国王は、日本との人材交流によって得られた見識と能力を生かすべく、「防衛隊本格近代化計画」の開始を議会決定。
計画の最高責任者は、自衛隊で一番経験を積んでいたピクルス王子であった。
王子は防衛隊を陸・海の二部隊に分割する事を決定。新装備として、近代火器や軍用車両、近代艦艇や航空機などを各国から購入。
更に、自衛隊や諸外国軍からの派遣人員や、「リューガクセイ計画」で自衛隊等と交流した防衛隊員たちを集め、より多くの隊員たちを近代装備に慣らすための教官とした。

最初に著しい成果を見せたのは、歩走隊(所謂歩兵部隊)を前身とする陸上防衛隊であった。
元々近代装備を持たない旧防衛隊の8割を占めていた歩走隊だったが、陸上自衛隊等から派遣された教官らの指導により、小火器や近代火砲、各種ミサイルの扱い方や、戦闘などにおける陣の組み方、トラックやジープ、戦車などの特殊車両の運転技術、ヘリコプターや固定翼機の操縦技術等を半年程度で習得したという。

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海上防衛隊も、日米韓から派遣された教官らによる指導と、諸国より購入した艦艇の装備によって整備が進められた。
また、隣国ブロッコリにおいても、ほぼ同様の手法により防衛隊整備が行われているが、海防隊の創設が後回しになるなど、パプリカに比べるとやや簡略化されている。こうして近代化が図られたパプリカ防衛隊であったが、これだけ著しい変化をゴーマ帝国が見逃す筈はなかった。ゴーマ帝国側は、ピクルス王子が自衛隊に留学した時点で、「防衛隊の近代化が目的では?」と見なしており、パプリカより一足早く近代化計画を進めていた。ベジ暦504年には、陸上兵軍向けに小火器、近代野戦砲、歩兵戦闘車や戦車など、多数の近代兵器を導入。同時に、それまでの水軍も一時解体され、ゴーマ帝国海軍として再編成。イラン海軍士官による指導と、他国からの艦艇購入により近代化が図られた。ベジ暦509年時点でも、戦車約500輌、大型戦闘艦13艦、高速艇30隻と、ゴーマ帝国は著しい軍備増強を行っていた。

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<21世紀ベジタブル紛争>
ベジ暦509年8月31日。ゴーマ帝国はパプリカ・ブロッコリへの大規模侵攻作戦を開始。約2万人の近代戦車・歩兵・騎兵混成隊を突撃させ、パプリカ・ブロッコリの国境を突破。同時並行で海軍艦隊もパプリカ・ブロッコリの領海内に侵入し、拠点制圧砲撃を決行。パプリカ・ブロッコリ両国は死傷者約1600人(うち防衛隊員約900人)、戦車40両をはじめ多数の装備を失う等、多大な被害を被った上、主要都市も占領されてしまう。捕虜となった人々の中には、日本をはじめとする諸先進国から来た人々も大勢いた。2日後、自衛隊をはじめ、平和維持活動のため派遣されていた多国籍軍部隊が、パプリカ・ブロッコリ両国を支援すべく奪還・ならびに在留自国民救出作戦を開始。ゴーマ海軍艦隊は、中国海軍の駆逐艦、およびアメリカ海軍の空母「カール・ヴィンソン」から発艦した戦闘機による対艦ミサイル攻撃で4隻が撃沈。また、占領されていた地域も米韓の海軍特殊部隊による急襲とレジスタンス勢力との連携、ならびに、米軍の空母艦載機による空爆とイージス艦による巡航ミサイル支援攻撃により、全て奪還することに成功した。

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戦闘終了後、ピクルス王子は会見において
「今まで自衛隊や諸外国軍から学んできたことを生かしきれず、またしてもゴーマの侵攻を許してしまったのが悔しい。皆に詫びたい。」と涙ながらに発言した。しかしながら、奪還作戦の際、パプリカとブロッコリの防衛隊残党もレジスタンスとして米韓の特殊部隊を支援しており、多大な効果をもたらしたといわれている。

<三部隊体制へ>
この紛争を機に、パプリカ、ブロッコリ両国の防衛隊の現状は再度見直されることになり、陸防隊、海防隊の増強に加え、航空作戦を主体とする空防隊の創設も決定された。

ベジ暦511年、パプリカにT4練習機やF-5E/Fタイガー戦闘機をはじめとするジェット機多数が到着し、空防隊の養成訓練を開始。
訓練指導はこれまで通り、日米韓から派遣された教官によって行われた。

ベジ暦513年、パプリカ王国航空防衛隊が創設。
ピクルス王子の悲願であった「パプリカ王国版自衛隊」構想が実現した。
同年にはブロッコリ王国防衛隊でも海防隊、空防隊が創設された。

現在、パプリカ王国防衛隊は各隊(陸防隊6000人、海防隊1500人、空防隊600人)合わせて約8100名(対国内人口比は0.004)の人員を有し、ゴーマ帝国軍の侵攻やテロ組織などによる破壊活動からの防衛に備えると同時に、日本の自衛隊や諸先進国の軍隊と協力し、更なる国際貢献への道を模索している。

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パプリカ陸上防衛隊
パプリカ陸上防衛隊(以下陸防隊)はパプリカ王国防衛隊内に設立されている部隊の一つ。同国の領土防衛を担当する、日本の陸上自衛隊に近い組織である。〈前身〉前身は徒歩戦闘員による陸戦を主体とする、近代化前の旧防衛隊そのものともいえる。ゴーマ帝国軍が陸路より送り込む歩兵隊や装甲兵隊、騎馬隊や戦闘馬車(チャリオット)等を、歩走隊やカノン砲部隊などによる迎撃で防いできた。ベジ暦489年には侵攻してきたゴーマ帝国軍を撃退し、占領されていた隣国のブロッコリを解放。戦闘終結後、自国内とブロッコリ国内での治安維持、並びにブロッコリにおける新防衛隊創設に貢献している。小火器や戦車といった近代装備はほとんど有しておらず、強いて言えばせいぜい偵察用の複葉機と要人専用のDC-3輸送機ぐらいであった。

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〈近代化〉
ベジ暦506年から始まった防衛隊近代化計画により、部隊の大半が「陸上防衛隊」として再編成され、小火器や野戦砲、軍用車両、航空機などを導入。更に日米韓英仏など各国より教官を集め、隊員たちの育成が進められた。隊員たちの覚えは早く、半年から一年程度で基礎を身に付けた者が多かったという。ただ、この時導入された装備は、装甲車両がイギリス製のCVR(T)シリーズ、野戦砲はFH70 155mm榴弾砲(自衛隊などと同タイプ)にM2A1 105mm榴弾砲(第二次大戦時の砲)、ヘリコプターはOH-6やUH-1にロケット砲や機銃を取り付けたものであったりと、防衛力としてはかなり貧弱さが目立つものであった。その他、トラックやジープなどは自衛隊払い下げの73式、個人携帯火器類はM16A1や旧式のバズーカ砲などが用いられた。

〈21世紀ベジタブル紛争〉
ベジ暦509年8月31日のゴーマ帝国大侵攻では、同帝国陸軍が保有する500輌近いT-54/T-55戦車部隊の進撃を防げず、戦車40両、自走砲10両、隊員900人を失う等多大な被害を出してしまう。

しかし翌日には、逃げ延びた一般市民や、教官として来訪中に紛争に巻き込まれた自衛官や各国軍人らと合流し、レジスタンスを結成。
9月2日、多国籍軍による奪還作戦に呼応し、内部から占領軍を急襲。
後に上陸した米韓の海軍シールズ部隊とも合流し、占領軍を制圧。領土奪還に成功した。

<現状>
ゴーマ軍の物量作戦を防ぎきれなかった反省を基に、多連装ロケット砲や自走砲、大型の戦車や対戦車ヘリを導入するなど、更なる防衛力増強を図っている。

現有主要戦力
FV101 軽戦車×112(うち、90mm砲搭載型が40輌)
M48戦車×100(+α)
FV103/FV120 装甲輸送車×112(FV103が90輌、FV120が22輌)
M113装甲輸送車×100
M113P1装甲戦闘輸送車×20(+α)
FV107 装甲偵察車×56
セイバー装甲偵察車×56
FV104 装甲救急車×112
FV105 指揮統制車両×112
パラクーダ汎用装輪装甲車×50(+α)

(続き)
EVO-105自走榴弾砲×30
カエサル155mm自走榴弾砲×30
FH70 155mm榴弾砲×25
M2A1 105mm榴弾砲×35
パプリカノン無施条滑腔砲×200(※二線行き)
FV102 自走対戦車ミサイルランチャー×112
ACCULAR地対地ミサイルシステム×8
ホークミサイルシステム×5
FV106 装甲回収車×112
M88装甲回収車×10

(続き)
UH-1汎用輸送ヘリ×15(+α)
OH-6D偵察ヘリ×10
AH-1攻撃ヘリ×10(+α)
ペッパー偵察機×10
ペッパーⅡ偵察・攻撃機×5(+α)
IA 58P偵察・攻撃機×10(+α)
ビーチクラフト スーパーキングエア350偵察・連絡機×4

小火器類など
ブローニングハイパワーピストル…幹部防衛官や装甲車両要員などの自衛用
MP5K短機関銃…一部隊員の自衛用装備。特殊部隊向けの導入も検討中
M16A1小銃…主力装備
リー・エンフィールドMk III小銃…二線装備へ配置換え。一部は狙撃用に改造
L7 7.62mm汎用機関銃シリーズ…L7A1、L43A1など多数バリエーションを装備
M60 7.62mm汎用機関銃…M48戦車の車載用。L7系列に換装予定
M24 7.62mm軽機関銃…同上
ヴィッカース7.7mm機関銃…二線行き
M2 12.7mm重機関銃…主に車載用
カールグスタフ84mm無反動砲
スティンガー携帯対空ミサイル
etc…

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◇CVR(T)機動装甲戦闘車シリーズ
イギリス製の軽戦闘車両ファミリーであり、パプリカ陸防隊創設時からの主力車両。21世紀ベジタブル紛争においては、ゴーマ陸軍が保有するT-54、T-55戦車部隊には大敗を期したものの、小回りの良さや移動速度の速さ、狭い場所での使い勝手の良さ等利点は多いため、現在も対戦車戦闘以外での作戦で重宝されている。愛称は「ミニ・ブラザーズ」。

〈パプリカ陸防隊での運用〉
ベジ暦506年の陸防隊発足の際、世界各国の軍から退役寸前であったCVR(T)ファミリーを武器商人を通じてかき集めた上で購入・導入し、FV101〜107(もしくはセイバー)までの各車を1台ずつ、計7台で1個分隊を構成する「機動装甲戦隊」が編成された。
戦法としては、まず、偵察車型FV107ないしセイバーが敵部隊を発見。装甲指揮車型FV105に情報を送る。情報はそのまま他の車輛にも伝えられ、それを元にミサイルランチャー型FV102がスウィングファイアミサイルを発射。ミサイルが着弾すると同時に軽戦車型FV101を高速突撃させ、肉薄しながら敵装甲車両を砲撃。打撃を与えたらすぐに離脱。
それと同時に装甲兵員輸送車型FV103が歩走隊員たちを乗せて突撃。一部歩走隊員たちは下車戦闘中に、残った敵装甲車両に爆薬を仕掛け、自分らが乗ってきた車輛に戻ってから敵車両を爆破。
敵の勢いがだいぶ弱まったところでFV107やセイバーが残りを制圧射撃で掃討。
この一連の流れで、侵攻してくるゴーマ帝国軍を殲滅するのが当初の計画だった。

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しかし、21世紀ベジタブル戦争において、ゴーマ陸軍は大型のT-54、T-55戦車を500輌近く投入。これらはFV101の76mm砲などではとても撃破できず、スウィングファイアを撃ち込んで数輌を戦闘不能にするのが関の山であった。
結果、機動装甲戦隊は成すすべなく敗走し、ゴーマ帝国の侵攻と占領を許してしまう。

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多国籍軍支援下での領土奪還後はこの反省を踏まえ、機動装甲戦隊の任務から対戦車戦闘が削除された。ただし、それ以外の任務(演習およびゴーマ軍占領中のレジスタンス活動)では良好な成果を見せており、また、紛争で失った分のCVR(T)も各国から再度中古購入することで補充されており、今後も機動装甲戦隊の活動は続いていくものと見られる。
現在、機動装甲戦隊はパプリカの各主要都市に小隊(4個分隊28輌)を配置、ゴーマ陸軍を迎え撃つ最後の砦としている。

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*FV101 スコーピオン
CVR(T)シリーズの中核を担う軽戦車で、76mm砲を装備する。パプリカ陸防隊では、「機動装甲戦隊」の突撃戦車として配備されている。小型で小回りが利き高速移動に優れた「豆戦車」として重宝され、特に市街地戦演習などでは優秀な成績を収めている。対戦車戦闘こそ無理なものの、それ以外では有効な兵器として未だ隊員達から寄せられる信頼は高いという。

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*スコーピオン90
1981年にアルヴィス社が開発したFV101スコーピオンの近代化改修型で、主砲をベルギーのコッカリル社製90mm低圧ライフル砲Mk.3に換装、攻撃力を強化したもの。パプリカ陸防隊では、21世紀ベジタブル戦争において、通常のFV101が装備する76mm砲の威力不足を痛感したことから、戦闘で失われた分の補充も兼ねる目的で、本仕様を輸入・装備していた複数国から購入した。この際、エンジンは、ゴーマ軍との戦闘で破棄されたFV101のものを移植している。しかし、「いくら強化してもT-54やT-55に勝てるわけないだろ」という意見も多かった為、結局対戦車戦闘用としてM48戦車を導入することになった。現在、機動装甲戦隊の一部小隊にのみ配属されている。

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*FV102 ストライカー
スウィングファイア有線誘導対戦車ミサイルを搭載する自走対戦車ミサイルランチャー型。最初期のパプリカ陸防隊では、数少ない対戦車ミサイルシステムとして重宝されており、21世紀ベジタブル戦争時にはゴーマ軍のT-54/T-55戦車を複数台撃破している。現在でも、迫りくるゴーマ軍戦車部隊を隠蔽場所から不意打ちするなど、戦法的に有利な点が非常に多いため、隊員たちからの信頼も高い。

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*FV103 スパルタン
FV102とほぼ同じ外見を持つ装甲兵員輸送車型。歩走隊員4名を輸送でき、車長と操縦手、無線手の3名を搭乗員とする。パプリカ陸防隊・機動装甲戦隊では、偵察員や対戦車破壊工作要員などの輸送に用いられる。21世紀ベジタブル戦争では、迫りくるゴーマ陸軍の戦車隊に対し多数が突撃を敢行。乗車していた歩走隊員たちがゴーマ軍の戦車数台に爆薬を仕掛け破壊することに成功したものの、殆どの車輛がゴーマ軍戦車の砲撃や体当たりで破壊されている。現在は再度中古購入で補充されており、市街地や密林などでの作戦で活躍している。

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*FV120 スパルタンMCT
FV103の発展型であり、ミラン対戦車ミサイルの連装発射機を装備する2名用ターレットを搭載したもの。対戦車戦闘能力が強化されているが、機動装甲戦隊ではこれもあくまで「装甲輸送車」として扱われている。諸元詳細は不明。

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*FV104サマリタン
装甲救急車型。パプリカ陸防隊・機動装甲戦隊ではそのまま野戦救急車として使われているが、しかし、他のCVR(T)車輛と比べ生産台数が少なかったことから、何とBAEシステムズ(開発元であるアルヴィス社を買収していた)を説得し、パプリカ国内に生産ラインを復活させてしまった。諸外国から来た顧問団の面々は「そこまでしなくても・・・。」と呆れていたが、この結果、21世紀ベジタブル戦争においては、戦闘で負傷した多くの歩走隊員が、この車両によって命を救われることになる。

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*FV105 サルタン
指揮統制車両型。機動装甲戦隊では分隊・小隊指揮車としての役割を担うほか、FV102と同様兵員輸送にも用いられる。*FV106サムソン装甲回収車型。イギリス軍では1978年から量産配備された。FV103の車体後部にAブーム型ウィンチと、2本の展開式駐鋤を装備したもので、ウィンチの牽引力は最大12tである。機動装甲戦隊の中では一番地味な立ち位置の車輛であるが、他の軽車輛が故障した際には大活躍している。21世紀ベジタブル戦争においては、占領中にパプリカ・ブロッコリに持ち込まれたゴーマ皇帝の銅像を本車複数台で引き倒している。

みんなも「導入検討装備」とか考えて書いていくといいよ

書き込みをした人によって削除されました

国立図書館のサイトから閲覧できるので
リンク貼っておくね

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1021939

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あー・・・俺が書いた主要装備一覧は無視して「この国にはこれが相応だろ」っていうのみんなで書いていってもいいよ
さて、続き*FV107シミター偵察戦闘車型。FV101によく似ているが、砲塔には76mm砲ではなく、30mm L21 ラーデン機関砲を搭載している。機動装甲戦隊では、セイバーと共に偵察車輛として、ゴーマ陸軍侵攻の際、いち早く状況を確認、FV105に情報伝達する重要な役割を担っている。21世紀ベジタブル戦争では、ゴーマ軍戦車部隊侵攻時の偵察には成功したものの、敵戦車からの砲撃により多数が撃破されてしまう。その後はレジスタンス軍による市街地戦でも活躍している。現在もセイバーと共に偵察任務に就いている。

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*セイバー
FV107と同様の偵察戦闘車で、FV101の車体にFV721 フォックス装輪装甲偵察車の砲塔を搭載したものである。イギリス軍部隊では1995年に運用が開始されたが、2004年に退役。その後は長らく予備役として保管されていた(という風に脳内設定して)が、パプリカ陸防隊が21世紀ベジタブル戦争でのFV107の喪失分を補う為購入することになった。現在、機動装甲戦隊でFV107 と同様の任務に就いている。

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*M48A5Kパットン戦車
アメリカ製の大型戦車であり、近代パプリカ陸防隊の新主力戦車。所謂「豆戦車」であるFV101をはじめとするCVR(T)ファミリーを初期の主力車輛としたパプリカ陸防隊であったが、21世紀ベジタブル紛争では、ゴーマ陸軍のT-54、T-55戦車に歯が立たず、国土占領を許してしまう結果となった。このことの反省から、中〜重戦車級が必要とされ、これに対し韓国陸軍が旧式化した本車の供与を申し出たことから、300輌が引き渡され、正式装備化された。しかしながら、「お世辞にも信頼性が高いとは言えない韓国から装備を輸入するのはどうなのだ」「そもそもこの時代でM48は古すぎる。車体だってとっくにガタが来ているはずだ」といった不安の声も多く上がっており、それに対しピクルス王子は「本当は日本から74式戦車を買いたかったが、向こうの輸出規制上叶わず、仕方なく韓国から輸入した」「ゴーマ軍が保有するのは(戦後第一世代の)T-54やT-55なので、とりあえずは勝てる」「確かに車体も部品も古くなっているが、各国から更にパットン戦車を輸入し、部品取り及び追加実戦力としていく予定だ」と弁明している。

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現在、M48A5Kは第二国境警備師団対戦車戦闘大隊に配属され、パプリカ陸防隊の「切り札」として、ゴーマ陸軍戦車部隊との戦闘に備えている。
陸防隊員たちからは「PP」(パプリカ・パットン)や「KP」(コリアン・パットン、もしくはカボチャ・パットン)の名で親しまれている。

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*M113装甲輸送車
アメリカで開発された装甲兵員輸送車。不整地・荒地での高い走破能力を持ち、整地では高速走行も可能である。また、限定的ではあるものの、沼や小川などでの浮行能力を備えている。21世紀ベジタブル戦争での反省を踏まえ、より多くの隊員を輸送できる手段として導入されることになった。生産台数が非常に多い事から調達は簡単と思われたが、米国を含め未だ第一線装備として手放そうとしない国が多い為、当初は予定より調達ペースが遅れ気味だったという。それでも現時点では120台まで調達しており(うち20台がM113P1へ改修)、今後も中古購入で増備する予定である。現時点で導入されているのは基本形である装甲兵員輸送型と後述するM113P1だけであるが、今後多様なバリエーションの車輛を輸入していくという。また、装甲兵員輸送型としては初期型のM113から最後期型のM113A3までが存在するが、陸防隊ではそれら全てを「M113」で統一している。現在、120輌のM113が第一輸送団装甲車連隊に配備、有事作戦時の人員輸送に備えている。

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*M113P1装甲車
パプリカ王国で開発されたM113の発展型で、75mm戦車砲塔を搭載したものである。この手の火力強化型車輛は各国に存在しており、代表的なものとしては、オーストラリア陸軍のM113 FSV(サラディン装甲車の砲塔を搭載)やM113 MRV(FV101の砲塔を搭載)、イスラエルのM113 HVMS(独自開発の60㎜HVMS砲塔装備。試作のみ)などが挙げられる。パプリカ王国でもオーストラリアのM113MRVに倣い、当初は21世紀ベジタブル戦争にて損耗したFV101の砲塔を活用する予定であったが、途中で40口径75mm戦車砲M6を搭載する別の砲塔に変更された。この、別の砲塔とは、何と第二次大戦時代に開発されたM24戦車のものである。しかもM24のものをそのまま流用しているわけではなく、台湾から購入したスクラップを参考に独自で国産化したものである。何故わざわざ骨董品のM24の砲塔を、しかも再生産してまで搭載しようとしたのかは不明である。ただ、台湾でもM24の砲塔をM113に搭載する試作車が開発された事がある為、それを参考にしたのではないかと言われている。

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なお、この砲塔の開発とM113への搭載は、パプリカ防衛装備開発機構(P-DEDM)と、M113を装備する第一輸送団の一部中隊による独断で行われていた事実が後々になって判明。
ピクルス王子は「プラモデル作ってるのではないんだぞ!」と怒りを露わにし、歩走隊員たちなどからも「お前ら(特にP-DEDMの技術者たち)絶対遊んでるだろ(# ゚Д゚)ドルァ‼!」と抗議の声が上がっている。そんな曰く付きの本車であるが、諸元もよく分かっておらず、確実とされるのは・M24の砲塔を上面に搭載・エンジンを車体後部に移し、兵員収容スペースを犠牲にしている・中古購入されたM113のうち、20輌が改修されたという3点。それ以外は特にM113から変更した部分がなく、重量増加などから走行性能がやや低下しているとも言われている。散々波紋を呼んだM113P1騒動であるが、既に改修された20輌に関しては、装甲車部隊を護衛する軽戦車の役割を与えるとしている。

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*パラクーダ汎用装輪装甲車
21世紀ベジタブル戦争後に導入された4輪装甲車で、陸防隊では初の本格的な装輪装甲車。原型はドイツのティッセン・ヘンシェル社のTM-170装甲車であり、パラクーダはその製造ライセンスを韓国の大宇総合機械(現在の斗山インフラコア)が取得、下請け企業である新正特殊機械に生産させたものである。パプリカ陸防隊では、CVR(T)やM113などの装軌式装甲車を導入する一方で、より高速性と使い勝手に優れた装輪装甲車の導入が求められるようになり、本車が導入された。なお、新正特殊機械は当初、パラクーダの安価版であるS-5装甲車をコンペに出していたが、ピクルス王子からは野外機動能力と緩衝能力、それに信頼性に劣っていると判断され、より原型に近いパラクーダが選ばれることになった。現在、第一輸送団に50台が配備され、今後も増備と改修が続く予定である。

どうでも良いんだけどパプリカって韓国産ばっかりなんだよね
宗教上食べることができない。

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*パプリカノン無施条滑腔砲
旧防衛隊時代から使われている野戦砲で、パプリカ王国陸防隊が持つ数少ない純国産装備。要するに、ただの近世以前の先込め大砲である。砲身は青銅で鋳造され、口径は3.75インチ(95.3 mm)、砲身長は50インチ程度。砲弾には20ポンド弾(9.894 kg)を使用。運用には9名を要する。全体の重さは720kgで、人力、もしくは馬で牽引して移動する(なお、ジープやトラック等の車輛で牽引しようとすると、たいていの場合破損する)はっきり言って近代戦ではとても使い物にならない代物であり、諸先進国から指導に来た教官たちを呆れさせたという(米軍から来た教官は大爆笑、自衛隊や韓国軍から来た教官はブチギレだったらしい)。

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来訪教官の多くから「コンナモン(# ゚Д゚)ツカエルカ!」などと罵声を浴びせられたものの、近代化前のゴーマ軍との戦いではそれなりに効果を発揮してきた装備ではある。
また、21世紀ベジタブル紛争でのパプリカ・ブロッコリ奪還作戦では、レジスタンス側の装備として多数が用いられ、ゴーマ陸軍の歩兵部隊にそこそこ打撃を与えていたという。現在は殆どが二線装備、というより礼砲扱いになる予定だが、先述したレジスタンス装備としての活躍を挙げて「今後も実戦配備を継続すべき」という(無茶以外の何でもない)意見が一部保守派幹部から出ているという。

>>No.492799
「ピクルス王子も韓国からの装備は信頼性がいまいちという問題点は認識している」っていう脳内設定にはしてあるんだけどね。
日本が戦車や装甲車を輸出できないから仕方ない、若干の国産化も進めつつ、日本の代わりに同じ東アジアの韓国から買おうっていう感じ。
個人的に、パプリカ人って体系的に日本人をはじめとする東アジア系に近いんじゃないかと思っている。

仮想敵戦車がT-55なら装甲車両はCV90系やスティングレイⅡ、火器ならカール君やM67にM40RRで丁度良さそう…

主要装備目を訂正

×ACCULAR地対地ミサイルシステム×8
〇リンクス 自走ロケットランチャー×8

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*M2A1 105mm榴弾砲
陸防隊創設時に導入された野戦砲で、原型は第二次大戦で活躍したアメリカの榴弾砲。M101とも呼ばれる。パプリカ陸防隊創設時に導入されたのは、韓国軍で使用または新規製造されたものである。第二次大戦時の砲ということで当初ピクルス王子などは(パプリカノンよりマシとはいえ)不安を示していたが少なくとも砲身は新規で作られていているという。当初は、パプリカノンを全て置き換える予定であったが、一部保守派幹部が「パプリカノンでも十分ゴーマ軍を防いできた」という主張を押し通し、配備が思う様に進まぬ状態である。ピクルス王子は「この程度のものさえ、まともに配備できないのか(´;ω;`)」と嘆いたという。21世紀ベジタブル紛争ではゴーマ軍の戦車を多数撃破し、その後はレジスタンス装備としても活躍したという。現在、35門が第一野戦砲連隊第2中隊に配備されている。

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*FH70 155mm榴弾砲
西ドイツ、イギリス、イタリアの3ヶ国が共同開発した155mm榴弾砲。日本の陸上自衛隊でも採用されていることで知られている。ピクルス王子ら「リューガクセイ計画」参加者たちの多くがFH70の運用経験があったことから、パプリカ陸防隊でも採用することになった。砲自体の大部分はイギリスで製造されているが、APU(スバル製)ならびに牽引用に用いるトラック(74式特大型トラック)は日本から供与され、現地で組み合わせて完成となる。本装備はパプリカの陸防隊員達からも非常に扱いやすいと高い評価が得られているという。現在、25門が第一野戦砲連隊第一中隊に配備されている。

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*カエサル・フェギップ155mm自走榴弾砲
フランスのGIAT社(2006年にネクスター社に改組)が開発した装輪式自走榴弾砲システム。ルノー・トラック・ディフェンス社製のシェルパ5型6×6トラックに155mm榴弾砲を載せたもの防衛隊を近代化する為、何としてもパプリカノンを二線行きへ追い込みたいピクルス王子であったが、M2A1やFH70のような近代牽引式榴弾砲にケチを付ける保守派幹部のせいで思うようにいかなかった。同王子は、頑固な保守派陣を納得させるには、早期展開能力の高い自走砲を導入する必要があると考え、カエサルとEVO-105を採用することになった。

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当初はフランス陸軍仕様などと同様のものを導入する予定であったが、陸防隊員たちから「できればFH70と同じようなものを」という意見が出たことにより、同じ155mm榴弾砲でもTR-F1ではなくFH70の改良型を搭載する発展型が開発されることになった。
こうしてフランスに加え、FH70を開発した3ヵ国(英独伊)、日本(FCS類の改修を担当)、そしてパプリカ王国による共同開発で誕生したのがカエサル“フェギップ”(FEGIPP)である。6か国もの共同開発というこれまでに前例のないものではあったが、ピクルス王子の開発者たちに対する激励が功をなしたと言われ、ベジ暦509年に開発が完了した。砲こそFH70(改)になっているが、TR-F1(改)搭載型とほぼ同様の機構を備えている。また、砲はFH70そのままではなく、39口径から52口径に砲身長が延ばされており、射程が伸びている。他、FCSも日本の技術陣による改良で性能が向上している。

こうして、非常に頼もしい自走榴弾砲として完成されたカエサル・フェギップであったが、しかし、(財務省が導入・運用予算を認めた後でさえ)保守派幹部はこれさえも導入意義を否定し、あくまでパプリカノンの一線装備としての配備を主張。
ピクルス王子はとうとうブチギレし、本装備とEVO-105に関しては予算が下り次第、幹部会議での意見に関係なく導入・運用を開始すると発表する。
しかし、量産車の導入・配備開始直前に21世紀ベジタブル紛争が発生。
奇しくも、初期導入分10輌を載せた貨物船がフランスから出港した日であったという。
パプリカ王国に配置されていたのは試作車が1輌だけで、奮戦も空しくゴーマ陸軍に鹵獲されたという(後にレジスタンスにより奪還)。

翌年ベジ暦510年1月。ようやく量産車がパプリカに届き、配備開始。
現在までに50輌が導入され、第一野戦砲連隊第1自走砲中隊に配備されている。

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*EVO-105自走榴弾砲
韓国のサムスンテックウィン(現・ハンファテックウィン)が開発した榴弾砲システム車輛で、M2A1 105mm榴弾砲をK711(KM500)大型トラックに搭載したもの。K105A1とも呼ばれる。パプリカ陸防隊では、韓国から装甲車輛やM2A1榴弾砲を多数購入した際、「他のも含めて安くしておくから」という条件付きで本装備も購入することになった。現在、第一野戦砲連隊第2自走砲中隊に50輌が配備。前述したように砲の設計の古さ、射程の短さなどの難点こそあるが、155mm砲を搭載するカエサル・フェギップよりも軽量で扱いやすいという評価もある。戦術的には、カエサル・フェギップ等が撃ち漏らした敵車両を、本車が近距離で迎え撃つとしている。改修案として、日本や韓国の企業から技術者を呼び寄せ、コンピュータシステムに更なる改良を加え、更に搭載するトラックをK711から74式特大型トラックへと変更する計画も検討されているという。陸防隊での愛称は「KC(コリアン・カエサル)」。

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*リンクス 自走ロケットランチャーシステム
*ACCULAR-160地対地ミサイルイスラエルのIMI(イスラエル・ミリタリー・インダストリー)システムズにより開発された多連装ロケット砲システムと地対地ミサイル21世紀ベジタブル紛争以前から各種近代野戦砲の装備化が進められていたパプリカ陸防隊であったが、ピクルス王子はこれらだけでは侵攻する敵戦車部隊を殲滅できないと考え、高火力で広範囲に制圧攻撃ができる多連装ロケット・ミサイルシステムに目をつけ始める。こうしてベジ暦512年、敵戦車部隊迎撃ロケット砲システム選抜が行われる事になった。

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当初は、カリオペやカチューシャのように無誘導で簡易なものを装備する予定だったが、後に精密射撃可能なミサイル運用ができること、日本から提供された74式特大型トラックに搭載可能であるという条件が付け加えられたため、最終選抜ではHIMARSとリンクスが残り、最終的にリンクスとACCULAR-160それにLAR-160用の13連装発射ポッドコンテナがセットで採用されることになった。
パプリカ向け仕様では、先述した通り74式特大型トラックの荷台にリンクスが搭載され、発射器本体はLAR-160用の13連発射ポッドコンテナ(Launch Pod Containers:LPC's)2基で構成。全26発のACCULAR-160は60秒以下で全弾が発射され、15トン/mのクレーンを備えたトラックから5分以内に再装填することができる。リンクスとACCULAR-160は現在、第一野戦砲連隊ミサイル中隊に配置。侵攻してくるゴーマ陸軍の戦車軍団に圧倒的打撃力を与えるための切り札とされている。

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*ホークミサイル
アメリカ合衆国のレイセオン社が1950年代に開発した地対空ミサイル。開発時期からしても既に旧式ではあるが、現在でもNATO各国で運用が続いている。日本でも1960年代に陸上自衛隊が採用しており、1965年((昭和40年)度以降、毎年秋頃に米ニューメキシコ州マクレガー射場にて射撃訓練を行いつつ、現在も運用されている。ちなみに自衛隊での地対空ミサイル運用にあたり、陸上自衛隊が「対空砲火の延長である」、航空自衛隊が「無人戦闘機である」とそれぞれ主張し、激しい縄張り争いが展開された。結果、陸自がホーク、空自がナイキミサイルを採用するという形でどうにか決着がついた(陸上自衛隊はホークに先立ってナイキ・エイジャックスを採用していたが、これは空自に移管された)。なお、この話は留学中にピクルス王子も耳にしており、こうした縄張り争いの発生を危惧し、自国での空防隊の創設を遅らせたという(王子本人はこれに関しては自身の判断ミスであるとして今でも後悔していると後に明かしている)。

21世紀ベジタブル紛争時、ゴーマ帝国は戦車多数を航空機による攻撃で撃破されており、同紛争後はこれを撃墜し、かつパプリカ・ブロッコリの各重要拠点を上空より攻撃・制圧する手段として、大規模な航空軍の編成を進めていた。
戦車軍団や砲撃艦隊に加え、この新たなる脅威に対抗すべく、地対空ミサイル導入が検討されることになった。
ピクルス王子はじめ「リューガクセイ計画」組の多くが、陸上自衛隊で改良ホークを運用した経験があった事から、ベジ暦511年に陸防隊での導入が決定。翌年、各国から放出品を購入し、配備が開始された。
(ピクルス王子いわく)本当は陸上自衛隊の放出品が要求されていたが、例によってこれは実現せず、仕方なく三菱・東芝から技術者を呼んでシステム改良を依頼しているという。

当初は20基ほどを導入する予定だったが、ゴーマ帝国では訓練中の事故多発により航空軍の発足が遅れており、脅威度が薄れた上、この程度なら空防隊の戦闘機隊で充分迎撃可能という意見が出た為、現時点で導入されたのは発射システム5セット、ミサイル60発だけとなっている。ただし、今後状況によって増備する体制は整えているという。

現在、5セット全てが航空管理中隊ミサイル小隊に配置されている。

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*ミツビシ・ジープ
他国の同種車輛と同じく、小規模の人員・物資輸送や偵察等に用いられる小型車輛である。日本の自衛隊の放出品やスクラップのニコイチ車等を輸入する事で配備が進められている。*旧式ジープ陸防隊創設初期に導入されたのは、自衛隊が放出した73式小型トラック(1/2tトラック)である。当時は自衛隊でも、殆ど新型(後述)に置き換えられており、陸海空合わせてもせいぜい100輌程度しか残っていなかったというその為、いづれ新型も必要とされたが、ジープに関して無知な防衛副大臣は「民生品ベースだろう?だったらどうにでもなる」として、日本や世界各地から三菱ジープの現存車輛、およびスクラップを集めて購入し、増備分(運用可能なのは約6500輌、他、部品取り用多数)とした。陸防隊員達からは当初「無茶苦茶である」と抗議の声が上がっていたものの、結果的には全部隊に台数が行きわたり、部品流用等により整備も楽にできているという。欠点としては、エアコンが装備されておらず、炎天下での活動に不安が残るとされている。現在、各部隊で雑用、小規模輸送用、偵察用など、各種任務に用いられている。

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*新型ジープ
73式小型トラック(1/2tトラック)の新型でジープではなくパジェロをベースにしている。陸防隊創設時から導入検討されており、三菱ジープベースの73式トラックの不足分を補うはずであったが、先述したようにジープの民生車輛をかき集めて増備分としてしまった為、一度は立ち消えになっている。21世紀ベジタブル紛争後のベジ暦510年、同紛争で保有していた旧型車の1/4を消耗したこともあって、ようやく導入が決定。翌年より輸入・配備が開始された。現在では旧型と併用され、各種任務に用いられている。自衛隊とは違い、パプリカでは旧式も新型も「ジープ」と呼ばれている。また、パプリカだけではなく、ブロッコリ王国の防衛隊や、両国の治安警察向けへの導入も検討されているという。

パプリカ王国金持ちやな

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*ウェポンキャリア
パプリカ陸防隊で創設初期に導入されていた中型軍用トラック。積載量は3/4t程度。こちらも前身の異なる車輛が同じ名前で併用されている。*ダッジM37型トラック第二次大戦時にアメリカで開発・運用されたダッジWCトラックシリーズの発展・後継型。ベトナム戦争では全期間にわたって米陸海空3軍が使用し、1951年から1968年までに、合計115,000台のM37が生産された。パプリカ陸防隊では、創設初期に800輌ほどをどこからか購入し(武器商がベトナム某所で偶然、秘密の保存場所を発見したという噂が流れているが、真偽については不明)、配備されている。21世紀ベジタブル戦争で殆ど消耗し、残っているのはわずかと言われている。

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*トヨタFQ/HQ型トラック
トヨタ自動車製の3/4tボンネットトラックで、その原型は1950年代から70年代にかけて自衛隊向けの「3/4tトラック」として生産されたものである。また、市販や海外への輸出も行われている。パプリカ陸防隊では、ロングホイールベースのFQ15、FQW15、HQ15などが存在しており、M37と同様にどこからか(東南アジア某国らしいが…)90輌程が調達され、配備されている。なお、本車とM37の導入は防衛副大臣によって進められたものであるが、一説によると、日本の自衛隊をモデルとしたパプリカ防衛隊の近代化にこだわるピクルス王子への嫌味的な意味を込め、わざわざ大昔に自衛隊で使用されていたFQ/HQ型(M37に関してはおまけらしい)を持ってきたのではないかという噂が流れている。21世紀ベジタブル戦争後は日本から73式中型トラックが導入されることになり、農村などへの払い下げが進んでいるという。

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*FQ/HQ15Vミサイル車
FQ/HQ型にミサイルの連装発射機を搭載した試作車輛で、詳細は不明だが、陸上自衛隊が運用していた67式連装ロケット発射機を参考にしたのではないかと言われている。また、ミサイルは国産の試作品と言われており(ACCULARの改良型説もあり)、発射機と車輛に関してはテストベッド的役割を担っているではないかとも言われている。

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*73式中型トラック
自衛隊で使用されている中型トラック。21世紀ベジタブル紛争後、消耗した(それ以前に旧式化が著しい)ウェポンキャリアに代わる装備として、陸上自衛隊などから本車が供与されることになり、新旧合わせ2000台近くが導入された。現在は歩走隊員などの主要輸送手段として重宝されている。なお、新型のベースとなった高機動車の供与も望まれたものの、これに関してはまた後日検討するするものとして見送られている。

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*AMB73
73式中型トラックベースの救急車。陸上自衛隊では「1トン半救急車」が正式名称であるが、パプリカでは「AMB73」の名称を与えられている。21世紀ベジタブル紛争後、通常の73式中型トラックと共に250輌が自衛隊から供与され、各歩走大隊の衛生中隊に配備。負傷した隊員達だけではなく、辺ぴな地域での急病人も救う存在として頼りにされているという。なお、ピクルス王子は自衛隊時代に何度か本車の世話になった事があるらしく、引き渡しの際には照れ臭そうな顔をしていたという。

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*73式大型トラック/いすゞSKW
自衛隊で人員及び物資輸送などに用いられている汎用大型キャブオーバー型トラック。自衛隊からの退役後に多数が民間に払い下げられたり、また、「SKW」として東南アジア諸国に輸出されたケースもある事等から、ベジ暦507年にパプリカ陸防隊でも採用が決定。自衛隊から退役した初期型及び改良型1000輌が「いすゞSKW」の名で供与された。通常型のほかに、ダンプ、軽レッカ、道路障害作業車、各種燃料タンク車や水タンク車、フロントウィンチ付車やクレーン付きタイプ、シェルター搭載車や対空戦闘指揮装置用車、教習用車や、通常より全長が1,000mmほど延長されたロング仕様車などが供与された。また、通常型の一部は、陸上自衛隊のイラク派遣車輛のように、フロントガラスを防弾化、ドアと車体正面に装甲を装着している。現在、各車が歩走大隊を中心とした各部署に配備され、任務に就いている。また、追加増備も予定されている。

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*74式特大型トラック
自衛隊で使用されるトラックの中で最も大型のもの。73式大型トラックと共にパプリカ陸防隊で採用が決定。基本型のほかに、(短)型や重レッカ、特大型ダンプ、中砲けん引車(FH70の牽引用)、81式自走架柱橋や92式浮橋、1000L燃料タンク車輛や対砲レーダ装置 JTPS-P16の搭載車輛、および、リンクスミサイルシステム搭載用に再設計された車輛等700輌あまりが供与され、各部署で任務に用いられている。なお、リンクスシステム搭載用の車輛以外はいづれも1993年以前の三菱ふそうFシリーズやザ・グレードをベースにしたモデルとなっている。この他、EVO-105やカエサルシステム、ホークシステム等を車載する試験も行われる予定だという。

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*81式自走架柱橋
74式特大型トラックの荷台に架橋器材を搭載したもの。陸防隊では創設時に他の74式特大型トラック車輛と共に供与されたが、この時点ではM48K5戦車を導入する前だったので特に問題はなかった。が、21世紀ベジタブル戦争後は重量52tの同戦車を導入することになったため、後述する92式浮橋を導入することになった。現在、10セットが施設中隊にて運用されている。なお、本装備では74式特大型トラックの中でも年式的にかなり旧式の個体(70〜80年代の三菱ふそうFシリーズがベース)が使われていることから、もう少し新しめの年式の個体に移植する計画が出ているという。

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*92式浮橋
81式自走架柱橋の後継として陸上自衛隊が採用した架橋器材。橋がないか、損傷して使えなくなった水域で人や車両を対岸へ渡す事ができる為、災害派遣でも重宝される。81式自走架柱橋などでは重量52tのM48戦車の通過が不可能であった為、ベジ暦512年に日本から本装備を購入した。有事だけではなく、災害時にも役立つ装備として期待が寄せられているという。現在、3セット(39輌)が施設中隊にて運用されている。

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*70式自走浮橋
81式自走架柱橋や92式浮橋と同様、陸上自衛隊で採用されている渡河用機材。複数の水陸両用車を連結して浮橋や門橋とする構造になっている。81式自走架柱橋と共に陸上自衛隊から2セット(20輌)が供与された。浮橋や門橋としての使用のほか、個々の車輛を渡河・人員輸送用に使うなどしている。余談だが、ピクルス王子は自衛隊からの供与品の中で、本装備はあまり気にいっていないという。理由は「自衛隊時代に本装備で渡河した時に舟酔いした」かららしい。

この他、渡河用装備として、ボート、軽徒橋、軽門橋なども自衛隊から供与されている。

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*M88A1装甲回収車
M48パットンの車体コンポーネントを流用して開発された装甲回収車。改良型(M88A2)がフセイン像をぶっ壊したことでも知られている。ベジ暦511年のM48A5K導入を受け、それに対応できる回収車輛が必要とされたことから、ギリシャ(財政難)より20輌を購入した。現在、第二国境警備師団に配備され、M48A5Kのサポートに備えている。なお、ギリシャからは「もっといろいろ高く買ってくれー」と催促されているという。