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尿もれ・軽失禁グッズが国内1000億円市場に成長

8月02日頃消えます 日本の高齢化は世界一の速度で進んでいますが、
同じく高速で進んでいるものに「尿もれ市場」があります。
耳慣れないことばですが、多くの高齢者は軽い尿もれに悩まされていて、
テレビCMでもそうした商品が宣伝されています。
富士経済によると2018年の軽失禁市場はライナー・パッドなどが
365億円で、2016年の300億円から2割近く拡大した。
大人用紙おむつは2018年に777億円で、
こちらは前年比2.8%の微増となっている。
この他に室内用芳香・消臭剤が358億円、柔軟仕上剤が
815億円あるが失禁ケア専用ではない。
先進国は次々に高齢化するので先進国市場だけで1兆円、
世界では10兆円規模の成長が期待できる。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20141210/dms1412101206006-n1.htm
世界で10兆円も期待できる
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最近伸びているのは男性用パットで、紙おむつを
着用するほどではないが、軽い尿もれ対策に効果がある。アンケートでは50代以上の男性で3人に1人が軽失禁を経験していて、女性と同じ比率でした。女性向け商品は以前から存在していたが、男性はメンツを重んじるからか普及が遅れた。男性向けケア商品が発売されたのは5年前くらいで、花王やユニ・チャーム、大王製紙などから発売されている。その前から大人用紙おむつは存在したが、これはよほど症状が重い人用のものなので「そこまで必要ない」という人が多かった。大人用紙おむつも伸びてはいるが年2%ほどなので、需要は一巡したのかもしれない。
高齢になるとガス器具の付けっぱなし対策に、IHクッキングヒーターやレンジ商品も売れている
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軽失禁市場は海外でも拡大しているが、
一足先に高齢化した日本は品質などでリードしている。子供用紙おむつではP&G、キンバリー・クラークが世界2強だが、大人用紙おむつや軽失禁用品では日本が逆転する可能性がある。目立たない、運動できる、肌触りが良く着用しやすい、吸収率が高いなど差別化した商品に人気がある。高齢者商品としては冬のカイロ用品や夏の熱中症関連商品など、季節商品も拡大している。高齢になるとガス器具の付けっぱなし対策に、IHクッキングヒーターやレンジ商品も売れている。毎日の調理ができなくなるので、レンジで温めるだけの冷凍食品も年々増加しています。今後もこうした高齢者市場は世界で拡大するでしょう。

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