陸自警備隊が奄美入り 南西諸島の防衛態勢強化へ
12日07:33頃消えます
南西諸島の防衛態勢強化に向け、陸上自衛隊奄美警備隊(平田浩二隊長)の隊員約170人と車両約100台が15日、フェリーで奄美大島入りした。駐屯地が設けられる奄美市名瀬大熊町では、自衛隊協力団体などが「ようこそ奄美へ」の横断幕を掲げて出迎えた。
陸上自衛隊によると、奄美駐屯地に警備隊と地対空ミサイル部隊、瀬戸内分屯地に警備隊と地対艦ミサイル部隊を配備。名瀬、瀬戸内の両地区に宿舎が整備され、計約560人の自衛官が任務にあたる。
歓迎式があり、朝山毅奄美市長が「皆さんが国の平和と安全を守り、災害時の支援に携わっておられることに感謝します」と激励。平田隊長は「地元の皆さんから信頼されるよう、勤務に励みます」とあいさつした。隊員らは軽装甲機動車や高機動車などに乗り込み、駐屯地に向かった。
31日に奄美駐屯地で開設記念行事を予定。航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」の展示飛行も計画されている。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20190315-OYTNT50199/
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陸上自衛隊部隊が奄美入り 26日、「奄美警備隊」開設
26日に開設する陸上自衛隊奄美駐屯地(奄美市名瀬大熊)と瀬戸内分屯地(瀬戸内町節子)の部隊が1日から順次配置されている。2施設の総称は「奄美警備隊」となる。15日未明、最多の140人が名瀬港(同市)から奄美入りした。
同港では、隊員のほか中距離地対空誘導ミサイル(中SAM)発射装置車など車両80台がチャーター船から上陸。陸自によると、ミサイルは搭載しておらず後日搬入する。14日昼、鹿児島市の鹿児島新港を出発していた。
奄美駐屯地は、中SAM部隊と警備部隊など350人、瀬戸内分屯地は地対艦誘導ミサイル(SSM)部隊と警備部隊など210人を配置。30日に瀬戸内町古仁屋で記念パレード、31日に奄美駐屯地で開設記念行事がある。
https://373news.com/_news/?storyid=103247 |