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ネット世論操作でよく用いられるフェイクニュースを無効化するのに正面からそれを否定するファクトチェックを行っても効果がないことと同じだ。目に見えている以上に根深い問題がある。 よく考えていただけばすぐにわかると思うが、日本の為政者たちは投票という形で国民の信託を受けた人々である。もし彼らが右傾化や全体主義化を推進するなら、それは国民の意思によるものと言えるのではないだろうか? 少なくとも制度上はそう規定されており、そうなるべく設計されたプロセスのはずだ。だが、答えはイエスであり、ノーである。現在の民主主義ではそのプロセスがうまく機能していないのだ。 これまでの民主主義は明文化された制度などによって守られてきたのではなく、制度の背景となった価値感や行動によって守られてきたのが実態だ。言葉を換えると、明文化された民主主義の手順だけでは民主主義を支えられない。その背景にある価値感を尊ぶ雰囲気がなくなれば民主主義は死ぬ。民主主義を殺すのは民主主義のプロセスなのである。 |
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◆民主主義の四つの脆弱性と「攻撃してよい雰囲気」 民主主義の価値感を支える雰囲気を壊すため狙われるポイントは、2018年8月にフランス政府機関がまとめた『情報操作デモクラシーへの挑戦(INFORMATION MANIPULATIONA Challenge forOur Democracies)』に整理されている。このレポートにはネット世論操作がターゲットにする四つの脆弱性があげられている。 ・少数民族の存在。少数民族を先導し暴動や分断などを起こさせることが可能である。 ・内部分裂国内に少数民族がなくとも思想や宗教の違いを通じて内部分裂させることができる。 ・他国との緊張関係国家間の緊張の高まりはネット世論操作のチャンスとなる。 ・脆弱なメディアのエコシステム。ゴシップ紙や陰謀論サイトに人気があり、メディア自身もそれを受け入れる倫理的な弱さがある状況である。 他国との緊張感の高まりを背景とした国内の対立の激化、そしてそれを煽る脆弱な倫理基盤のメディアというのが狙い所というわけだ。 |
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同様の指摘が『民主主義の死に方―二極化する政治が招く独裁への道』(スティーブン・レビツキー、ダニエル・ジラット)にも見られる。 同書では、”これまでの独裁政権についての研究からひとつ明らかになった共通点があるとすれば、極端な二極化こそが民主主義を殺すということだ”と明解に言い切っている。 過剰に敵対勢力を「攻撃してよい」雰囲気が醸成され、それが対立を激化させ、二極化を進めることになる。 ◆民主主義を殺す民主主義のプロセス 民主主義の重要な要素である投票は、各人が理性的で公平かつ公正に判断することが前提だ。 しかし、実際にはそんな人間はごく少数であることがジャイソン・ブレナンを始めるとする政治学者の研究でわかっている。つまりもっとも民主主義的なプロセスであるはずの投票行動に問題があり、簡単にポピュリズムに堕してしまう可能性がある。 それを防いでいるのは制度にはない防御システムだった。 https://hbol.jp/180266 |
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>先日、上梓した拙著『フェイクニュース新しい戦略的戦争兵器』(角川新書)では、自民党がネット監視を行っており、多数のボットやトロールが活動し、政府によるウソの容認や事実改竄が「攻撃してよい雰囲気」を醸成していると書いた /( ゚ д ゚ )\ |
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反撃せずにいると、自分や家族や友人が死ぬのです
日本人の生命、財産、安全、名誉を損ねようとする者は 明らかに「敵」であり 反撃せずにいると、自分や家族や友人が死ぬのです いいですか? 反撃せずにいると、自分や家族や友人が死ぬのです |
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>少数民族の存在。少数民族を先導し暴動や分断などを起こさせることが可能である 唐突に沖縄県民を「先住民族である」と国連で言い出した件ですね >内部分裂国内に少数民族がなくとも思想や宗教の違いを通じて内部分裂させることができる 自民党支持者を「ネトウヨ」と罵って敵意を煽る事ですね >他国との緊張関係国家間の緊張の高まりはネット世論操作のチャンスとなる 辺野古で繰り広げられている反米闘争の事ですね >脆弱なメディアのエコシステム。ゴシップ紙や陰謀論サイトに人気があり、メディア自身もそれを受け入れる倫理的な弱さがある状況である 自力で取材に出向かず、ネットに流れているネタを垂れ流すマスゴミの事ですね |