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産経新聞は翌14日も、「所属事務所は13日、メンバーが過去に原爆のきのこ雲がプリントされたTシャツを着用したり、ナチス親衛隊の記章をあしらった帽子をかぶったりしたことが波紋を広げ、不快感を与えたとして謝罪を表明した」との共同原稿を報じ、サイモン・ウィーゼンタール・センターに、謝罪の書簡を送ったと伝えている。 一方、朝日新聞の紙面では、11日のサイモン・ウィーゼンタール・センターによる謝罪要求が、他紙と異なって出てこない。BTSの所属事務所による13日の謝罪声明は、14日朝刊にベタ記事として出てくるが、同センターの名前はまったくない。 ところが、朝日新聞のデジタル版では12日、高田正幸記者が、サイモン・ウィーゼンタール・センターによる謝罪要求を正確に報じているのである。さらにデジタル版は14日、事務所によるセンターへの書簡と同じ内容と思われる、長い謝罪声明の全文を、韓国語から翻訳して報道し、同センターに書簡が送られたことも明記しているのだ。 |
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私は、これらはBTSを擁護するための、紙面における“隠蔽”ではないのかと感じた。朝日新聞の“BTS擁護”を感じる記事は数々あるが、特に16日の「ニュースQ3」の以下の記事は問題ではないか。 原爆投下の受け止め方には日本と各国では違いがあるとして、NGO代表の「『原発は絶対悪』という日本の常識は、中韓ではすんなり受け入れられないことがある」という発言や、米ミュージシャンの「尻が長崎のように爆発」という原爆を揶揄(やゆ)する歌詞を紹介。さらに、「米国では、電子レンジで温めることを、『核兵器』という言葉から派生した『nuke』と表現するほどだ」とまで記していた。 こうまでして、朝日新聞はBTSを弁護したいのだろうか。核兵器はもちろん、原発にまで反対する、朝日新聞の「反核報道路線」が本物なのかと疑わざるを得ない。 https://www.zakzak.co.jp/smp/soc/news/181204/soc1812040002-s1.html |