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1930年代中頃で推力単排気管やってるの普通に凄くない? |
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(・∀・) ポリカリポリ |
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ソ連崩壊後に、中古機体が西側に大量放出されたので、博物館や個人コレクターが格安で入手してたので、色々な所で見るようになった。 |
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零戦の初陣の相手がこれだよね。 イ16と呼ばれていたっけか。 レベルの1/72作ったけど、機体が本当に小さくて 小さな翼の上半角もなく、これじゃ格闘戦に 持ち込まれたらひとたまりもないなと思った。 |
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I-16は360度旋回15秒で零戦の14秒と比べてそう劣ったものでないよ 格闘戦に強い機体 重慶で戦った12空の戦闘詳報では零戦は上昇性能で勝ってたのでダイブズームを繰り返して 20mmの大威力で一撃で撃墜できたことが戦果拡大の要因であると報告して むしろ格闘戦に寄らなかったことで圧勝した 独ソ戦では馬力の向上した28型で戦ったけど格闘戦では水平垂直旋回で優位に戦えたので ベテランパイロットにはメッサーE型は決して恐ろしい機体ではなかったとか ただ急降下では抵抗が大きく全力で追いかけてもすぐ逃げられてしまう上 F型相手だと垂直旋回でもやや不利を強いられるので勝てる機体とは云いがたかったそうな |
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でも操縦安定性は悪かったらしいよ。 http://www.warbirds.jp/ansq/1/A2001179.html I16の操縦が難しいのは胴体が短いため尾翼の安定モーメントが稼げず、ピッチ・ヨー方向の復元力が少ないこと最大の原因だと思います。また、主翼が薄くて翼面過重が高いため失速特性が急峻で、しかも上反角がほとんど無いのもロール方向の復元性も悪そうに思えます。 寸詰まりはポリカルポフの芸風だと思っています。 彼の作品は処女作I-5から一貫して胴体が短く、これを比較的大面積の尾翼で補って安定させる手法をとっています。これは計量化と運動性を追及したためだといわれ、実際、スペイン内戦で鹵獲したCR32とI-15の比較試験では、「機関砲(フィアットの12.7mm×2〜4に対してポリカルポフは7.7mm×2)の射程で勝る以外、空戦性能ではCR32は鈍重で恐るるに足りない」との評価を得ています。しかし、この設計方針を速度追求・一撃離脱戦法を取るI-16にまで適用したのは不適当であった(急降下からの射撃で斜線が定まらないのでパイロットから不満が出たとも)といわざるをえません。 |
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>でも操縦安定性は悪かったらしいよ 速度重視の機体だからねえ 生産数は2万機 さすがソ連機、数で圧倒 |
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エンジン前面にはオーバークール防止のシャッターを装備 |
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ノモンハンでは97式はI-15やI-153には有利だったが、I-16 には結構苦戦したとか |
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何気に世界初の量産引き込み脚戦闘機だったりする |
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>ソ連崩壊後に、中古機体が西側に大量放出されたので 中古の機体ではなくシベリアで見つけた残骸をレストアしたもの エンジンはAn−2のものを搭載している 広大な土地だけに撃墜された機体が今でも放置されていて しかも寒冷地なので腐食なども少ないらしい フライングヘリテイジのP−40Cもシベリアで発見された機体 |
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>フライングヘリテージ ハヤブサ見たいなぁ・・・。 |
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>IL-16スレ イリューシンの機体じゃありません。「I-16」ですよ。(笑) >1930年代中頃で推力単排気管やってるの普通に凄くない? >何気に世界初の量産引き込み脚戦闘機だったりする さらにパイロット防弾鋼板を装備したのも本機が世界初だったはず。 こうして考えると意外と先進的な設計の機体だったんですね。 ちなみにフライト・ゲームでソ連機タイプを選択すると、最初に乗せられるのが 本機かI-15というのはお約束。 Bf109Fと空戦させられた日には罰ゲームもいい所ですよ。 まぁLaGG-3やMiG-3でも十分に罰ゲームなんですけど…。 >「小蒼鷹」 リトル・ブルー・ホーク… (・∀・)カコイイ!! |
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友好国に輸出しまくるのも戦後のジェット戦闘機とかと同じだよね 航空産業の育成も出来るし、実戦テストも出来るしでソ連的には良いやり方なんじゃろな |
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パクられるとか考えないよね。本邦のように。 |
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正確にИ-16 て書けばいいんだけど普通の日本人はアルファビート知らんからねえ |
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た・・・ターンエヌじゅうろく? |
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>中古の機体ではなくシベリアで見つけた残骸をレストアしたもの >エンジンはAn−2のものを搭載している 世の中にあるの全てそうなの? |
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>世の中にあるの全てそうなの? 世の中全ての機体ではないが 現在出回っているI−16は全てそうだよ アルパインファイターミュージアムがシベリアから 6機のI−16(I−153なども同時に回収している) を回収してレストアしたものを自らのコレクション用以外は売りに出した この博物館はフライングヘリテイジの隼1型の元所有者でもある Iー16は現存機が多く無ないので戦史などを元に捜索して回収した |
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他が殆ど複葉機だった時代に低翼単葉、しかも引き込み足つきだもんね 登場した当初は結構注目の的だったりしたのかしらん |
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wikiより 動力: シュベツォフ M-63スーパーチャージャー付き空冷星形エンジン 、820 kW (1,100 hp) × 1 最大速度: 525 km/h (高度3000 m) 前方固定式 7.62 mm ShKAS機関銃 2丁(カウリング上部)、前方固定式 20 mm ShVAK機関砲 2門(翼内)、RS-82ロケット弾 6発または500 kg までの爆弾 これだけ見たらゼロ戦ワイルドキャット世代にあまり引けを取らないね |
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>IP:240f:50.*(ipv6) No.484126 なるほど、I16に関しては一般的に「旋回性能が悪く降下性能は良い」みたいな 抽象的な話が多いのですが脚の引き上げ方法や失速の話は目から鱗でした。 |
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飛ぶエンジン |
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>飛ぶエンジン ゆるキャラみたいだな |
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Pの頭の大きさから考慮すると エンジンだけで直径1.5メートルは 有りそうだな・・ |
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I-16はスピンを起こしやすかった(ただし元パイロットによるとスピンからの回復は簡単にできたそうです) ロールレートがどうだったのか調べたら速度や高度は不明ながら1秒ああたり240度という値が見つかりました ロール性能が優れていたと言われるFw190や短翼スピットでもこの半分くらいなので、I-16はロール性能が恐ろしく良くキビキビ動く機体だったと思われます、 ちなみにこの元パイロットはI-16の28型からハリケーンに乗り換えた経歴の持ち主で、ハリケーンは最高速度こそI-16より速いものの加速性や水平面 垂直面の機動性が劣り、I-16に乗っていたときは優位に進められたMe109E相手の戦闘でも苦労したそうです |
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なぜポリカルポフ設計局なのにI-16なんでしょうか ポリカルポフさんが松本伊代のファンだったの? |
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>なぜポリカルポフ設計局なのにI-16なんでしょうか 1939年までの命名基準だと「機体種別 + 数字」になってる…1940年以降だと「設計局 + 数字」数字は機数が戦闘機/練習機、偶数が爆撃機/その他だったきがする |
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×:機数 ○:奇数 すまぬ… |
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低翼単葉、引き込み脚、20o機関砲、速度と運動性の両立、頑丈な機体。 他国の先を行く要素はきっちり揃ってるし、実際時期的にも早かったからスペイン内戦やノモンハンで主力張ってる。メッサーもスピットも零戦も完成しつつあっても量産に至らない時期にだ。 後に続くソ連戦闘機群の設計方針や思想の下地になったと考えれば、なるほど傑作機だよな。 戦車もそうだが、ソ連はなにげに兵器開発が順当でここぞに間に合ってるんだよなあ。 フランスとかとは大違いな部分だ。 |
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篠原准尉はこれにやられたんか・・・ |
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>I-16はロール性能が恐ろしく良くキビキビ動く機体だったと思われます、 上の方にも書いてありますがロールが速いだけで旋回しようとするとすぐに失速するので旋回性能は劣るんです。鹵獲機を試験された方が「曲技飛行の域を出なかった」と言っているのはそれを指しています。 |
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主翼が角度の付いてないド水平でこれがアカンかったみたいな事をどこかで見たな |
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>旋回性能は劣るんです。 私が上で挙げた元パイロットの話はあるインタビューの引用です その中でインタビュアーの「I-16なら電信柱の周りを旋回できる」というのは事実ですか?という質問に対して元パイロットは「水平面での機動のことを言っているならその通り、その点では比類のない機体だった」と答えています これからすると元パイロット含めロシア国内ではI-16は旋回性能に優れた機体だったと認識されているようです もしかすると何かコツが必要だったのかもしれませんね |
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>「縦舵性は良いが旋回半径が大きい、また無理な急旋回をすると失速の傾向がある」 >「旋転性は良いがアクロバット的なもので他の何者でも無い」 ここですね。「無理な急旋回で失速」というのは機体の向きは意図した方に曲がるが機体の進行方向がそっちへは変わらない(つまり曲がらない、車で言うとノーズが逃げるばかりで曲がらないアンダーステア状態)という意味だと思います。そもそも高翼面荷重で旋回性能が良いというのは矛盾していると思います。 |
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ひょっとして回れるが運動エネルギーを大幅に失うということかも知れませんね。スピンターンした車みたいな。さっきのどアンダーとは違って極端なオーバーステア(笑) |
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>そもそも高翼面荷重で旋回性能が良いというのは矛盾していると思います。 ここが興味深いポイントなんですけど、旋回性能(旋回率)に影響する主要素を挙げると、 1.翼面荷重 2.旋転率(ロール率) 3.余剰出力(出力対重量比) 〜の3つが大きな影響力を持っているので、翼面荷重だけでは旋回性能は決まりません。 「翼面荷重」が低いと旋回半径を小さくするのに寄与しますが、旋回半径が小さくても 旋回速度が低ければ旋回率は低下します。 また「旋転率」が大きいと、素早く旋回体制に入れるので旋回率が向上します。 一般的に翼幅の大きい機体よりも小さな機体の方が旋転率に優れます。 翼幅の大きな翼は旋転するのに大きな運動エネルギーを必要とするからです。 つまり旋回性能を向上させようと考え、翼面荷重を下げるために翼面積を増やして、 翼幅を大きくしてみたら、むしろ旋転率が低下したせいで旋回率が低下してしまった、 というケースは十分にあり得ます。 |
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さらに急旋回をすると運動エネルギーが急速に失われてしまうので、それを補うために エンジンの余剰出力が大きいことが望まれます。 いくら翼面荷重が低く、また旋転率の優れた機体でも、エンジンが非力だと旋回によって 失われたエネルギーを十分に補填することができないので、旋回率が悪くなります。 例えばF6Fは零戦と比べて翼面荷重や旋転率で優ってるわけではありませんが、 余剰出力が大きく優っているせいで旋回率では明らかに零戦を凌いでいます。 旋回半径は零戦よりも大きいにもかかわらずです。 あとI-16の翼面荷重なんですけど、Type 24で零戦の五四型とほぼ同じ数値なので、 結構低い方ではないかと思います。 余剰出力も当時としては大きい方ですし、機動性は中々優れていたんじゃないでしょうか。 |
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>主翼が角度の付いてないド水平でこれがアカンかったみたいな事をどこかで見たな グランプリ出版の飛行機メカニズム図鑑にそう言う記述がある |
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機体性能だけじゃなく、パイロットの技量とかも関係ありそうだけど… 当時の赤軍パイロットとかどれぐらいのレベルだったんじゃろ |
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実際に操縦桿を握った人の印象でロールと急降下は強いが旋回は癖が強くて失速しやすいということなのであるならば、腕前によっては十分な旋回性能。 縦の軌道も合わせた運動性は良好、っイメージがあるが。 スペインでもノモンハンでも独ソ戦でも、実際に手合わせした人間は結構評価してるもんね。 |
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陸海ともに開戦前にI-16の実機なり残骸なりを検分する機会はあったけど この時は推力排気管は取り入れて無いんだよね それが43年頃に一斉にやりだしたのはどこから得た知見なんだろう |
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I16の防弾板は真似てもよかったのにね |
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>No.484400 >No.484404 ありがとん 意外に未熟なパイロットが多かったのね… 空中での性能は良いけど、未熟だと高翼面荷重で事故りやすい、とかは「鍾馗」みたいな感じやね |
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>平均的なソ連軍の戦闘機パイロット達の飛行時間は、70時間を超える程度であったが 太平洋戦争に突入する直前の日本軍パイロットの平均飛行時間は1000時間 大戦末期並の飛行時間だね |
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>大戦末期並の飛行時間だね 天ぷらってやつか |
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突入直前だとパイロットの大量養成期にあたって平均は下がっちゃいそう 陸海軍や機種によっても変わってきそうだし |
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>1943年頃からソ連空軍で広く用いられるようになった低空での制空戦闘戦術に、 >「本棚」若しくは「エスカレーター」と呼ばれるものが有りまして 太平洋戦争末期の米機動部隊の戦闘機隊も 特攻機とその掩護機対策として同様の戦術をとってるのが興味深いですね。 無論、類似の戦術は各国でも用いられていたわけですが |
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といってもある意味戦闘機とパイロットを大量に用意できる国ならではの戦法だよね ノモンハンとかでも日本側が頑張って戦力を集中して、味方がこれだけ機数そろって るなら勝てる!とか勇んで出撃したら、ソ連の方が更にその数倍の機数で出てきたでござる! とかいう話があった気がする… |
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相手より数を揃えるのは安直だけど王道だもんな ソ連はスペイン内戦の経験から航空機パイロットの消耗率は100%を簡単に超えると計算して各地にグライダークラブを設立したりとパイロット育成に尽力している 「必要があるなら準備する」言うのは簡単だけど国の規模になると中々大変な話だ |