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米、産業スパイ容疑で中国情報部員逮捕 ベルギーが身柄引き渡し

【10月11日 AFP】米政府は10日、航空業界の機密情報窃盗を試みたとして、ベルギーから米国に身柄を引き渡された中国情報部員の男を逮捕・起訴したと発表した。

 米司法省によると、逮捕・起訴されたのは中国国家安全省職員のシュ・ヤンジュン(Xu Yanjun)被告。2013年以降、米ゼネラル・エレクトリック(GE)傘下のGEアビエーション(GE Aviation)などの企業の機密入手を企てたとされる。今年4月1日、米国の令状に基づきベルギーで逮捕され、今月9日に米国へと身柄を引き渡された。

 中国情報部員が他国から犯罪容疑者として引き渡されるのはこれが初めて。米司法省のジョン・デマーズ(John Demers)司法次官補(国家安全保障担当)は「これは孤立した事件ではなく、米国を犠牲にして中国を発展させる経済政策全体の一部だ」と指摘した。

 米中間ではこのところ、地政学的問題や貿易摩擦、ハッカー行為、産業スパイをめぐり緊張が高まっている。米連邦捜査局(FBI)幹部は「前例のない中国情報部員の引き渡しにより、米国に対する経済スパイ活動を中国政府が直接監視していることが明らかになっている」と述べた。(c)AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3192833?act=all

https://www.newshonyaku.com/usa/20181009

こないだの副大統領の演説。
産業スパイどころか、米国教育機関への浸透と圧力、航空会社の台湾表記問題、
果てはハリウッド映画への具体的な干渉例に至るまで全部言ってて凄いよ。

いわゆる超限戦、今風にはサイレント・インベージョンについて
かなりお硬い場所のお硬い演説で、自由陣営のトップが公式に確認して、警戒を促したって言うことだ。
これは、流れ変わるで。

日本でもNHKが渋々報じ始めたらしいけど、どうなるか。
とりあえず、怪しげな日中世論調査で、巻き返しを図ってるパンダハガーは居る模様。

この頃の米国の中国に対する動きが、もろ満州事変以降の日本に対する
姿勢に被って見えてきてしまう。


2年前の国際司法裁判所の南シナ海判決は、現代のリットン調査団だったんやな。
(尤も、中国はそれを理由に国連脱退するほどの間抜けではなく、
逆に途上国を巻き込んで利用しようとしてくる強かさを持っているのが問題だけど。)

こりゃ中国からの報復があるな
良くも悪くもこういう行動に対して引くような国じゃないし