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東海第2原発が正式合格、規制委審査 被災原発で初

原子力規制委員会は26日、日本原子力発電東海第2原子力発電所(茨城県東海村)の安全審査の合格証に当たる「審査書」を了承した。東日本大震災で被害を受けた原発では初めて正式に審査に合格した。ただ、再稼働には最長20年の運転期間延長などの審査にも合格し、地元の同意を得る必要がある。判断には時間がかかりそうだ。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO35761210W8A920C1EAF000

日本原電は東海原発を始め4基の原発を40年も稼働させている原発専門の発電会社で、
発電収入とは別に電力各社から原発の維持管理費用として毎年巨額の基本料金をもらっている(2016年度は1065億円。もちろん原資は国民の電力料金)にもかかわらず、
・現時点で2000億円近い負債を抱えており、廃炉が決まれば原発施設が資産から負債に変わりさらに数千億単位で財務状況が悪化する。
・廃炉するにしても廃炉積立金が1800億円も不足している。
・再稼働する場合でも安全対策費が1740億円かかる。