ロッテグループの辛格浩名誉会長、2審で懲役3年・罰金30億ウォン
ロッテグループの経営不正疑惑などで1審で懲役4年を言い渡された辛格浩(シン・ギョクホ、重光武雄)名誉会長が控訴審で懲役3年に減刑された。
ソウル高裁刑事8部(裁判長カン・スンジュン)はロッテグループのトップ一家などの横領・背任疑惑事件の控訴審宣告公判で辛名誉会長に懲役3年と罰金30億ウォン(約3億円)を言い渡した。
裁判所は1審と同様に実刑を言い渡した一方、辛会長の健康状態を考慮して法廷拘束はしなかった。辛名誉会長の疑惑に対しても1審のようにトップ一家に無料給与を支給し、ロッテシネマ売店に営業利益を与えたなどの一部横領・背任疑惑だけを有罪と認定し、刑量を多少減軽した。
辛名誉会長は辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)会長と辛東主(シン・ドンジュ、重光宏之)前副会長などロッテグループ一家とともに起訴されたが、裁判所は辛名誉会長の健康を考慮して先に言い渡した後、退廷させた。
ツエを手にして車椅子に乗ったまま法廷に入った辛名誉会長は自身の名前と年齢などを直接話したが、裁判所と円滑な意思疎通はできない姿だった。
https://japanese.joins.com/article/825/245825.html