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【加計】加計理事長が面会否定 愛媛県知事は「ふに落ちない」

加計学園の獣医学部をめぐる問題で、加計孝太郎理事長が7日、記者会見で愛媛県の内部文書に記された3年前の安倍総理大臣との面会を改めて否定したことについて、愛媛県の中村知事は「ふに落ちない」と述べて、学園側は引き続き、説明責任を果たすべきだという考えを示しました。

加計学園の加計理事長は、愛媛県側の要求などを受けて7日に記者会見を行い、愛媛県の内部文書に記された2015年2月25日の安倍総理大臣との面会について、「覚えていないし、記録もないので会ってない」と述べて改めて否定しました。

これについて愛媛県の中村知事は9日、記者団の取材に対して「理事長が会見したことは率直に評価したい」と述べました。

また、学園側に対する県からの総額30億円に上る補助金についても「国側の認可に問題はないということなので、学生たちをフォローしていくのが県の役割だ」などと述べ、今後も支出する考えを示しました。

一方で、中村知事は会見に臨んだ加計理事長が「愛媛県の内部文書は読んでいない」と釈明したことについて、「それは本当なのかと。見ていてしかるべきだ」と苦言を呈しました。

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さらに、加計理事長が安倍総理大臣との面会を否定した根拠についても、「ふに落ちたかと言われれば落ちない。記録が示されなければ、いつまでもモヤモヤは払拭(ふっしょく)できない」と述べて、学園側は引き続き、説明責任を果たすべきだという考えを示しました。
官房副長官「コメント控えたい」 西村官房副長官は午前の記者会見で、「会見の詳細をつぶさに承知しているわけではないが、いずれにしても加計学園と愛媛県、あるいは今治市との関係におけるやり取りなので、政府としてはコメントを控えたい」と述べました。 NHKニュース 2018年10月9日 16時32分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181009/k10011664651000.html