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 仏報道総スカン! 「悪いイメージ」 「スポーツマンシップに欠ける」 「いざとなると卑怯」

「僕たちはちょっと、カワシマに対して口が悪かったですね」
 日本対ポーランド戦のハーフタイム、フランス国内の中継テレビ局『beIN SPORT』のスタジオ
ではこんな会話が交わされていた。有名アニメーターであるオリビエ・メナール氏が、ヴァイッ
ド・ハリルホジッチ前政権下で日本代表コーチを務めたジャッキー・ボヌベー氏に語りかける。
2戦連続でミスをしていたGK川島永嗣には不安があると、試合前もその点を強調していたが、
その守護神が前半にスーパーセーブを披露したのだ。
 
「そうですね。特別な技は必要ないにしても、やはりやってのけねばならない(難しい)セーブでした。
カワシマはその責務を見事に果たしました」と、ボヌベー氏も微笑んだ。
ここまでは良かったのだ。しかしながら最後の10分間で、日本代表へのイメージは失墜してしまう。
 実況を担当したアナウンサーは、日本が最終ラインでゆっくりボールを回している間、こんな言葉でまくし立てていた。
 

「これは悪いイメージです!」
「恥ずべきことです」
「パロディーだ」
「スポーツマンシップに反する」
「フェアプレー精神に欠けます!」
「ワールドカップでは前代未聞ですよ」
「お隣の韓国は最後の最後まで素晴らしい死闘を繰り広げて、世界王者を下したのに!」
 
 矢継ぎ早に義憤をぶちまけたのだ。
 その後の各局討論番組でも、日本には冷ややかな視線が注がれた。
人気討論番組『L’Equipe du Soir(夜のレキップ)』では、ふたたびメナール氏が登場。
「今日はこういうシーンを見せられてしまいました」と言って映像を再生すると、ベルギー人解説者のステファン・パウエルズ氏は、「こんなのを見たらなおさら、セネガルのほうがグループリーグ突破に値すると感じちゃうよ!」と吐き捨てた。
 
 

フランス・フットボール界の大御所ギー・ルー(元オセール監督)も、「
たしかボクシングでは、両方が戦いを拒否するような態度をとったときは、
あるところで双方に制裁が加えるんじゃないのかね?」と、規則改定に言及した。それほどショッキングなシーンだったということだ。

一夜明けた6月29日付けの全国スポーツ紙『L’Equipe』は、「それほどフェアプ
レーじゃないジャポン(日本)」と銘打ち、小記事を掲載。「ワールドカップ史上初
めて、カード数が少なかったという理由でグループリーグを突破した。それに値
しないゲーム終盤の振る舞いだったにもかかわらずだ」とのサブタイトルを付け
、記事中では「10分間に渡って悲壮なスペクタクルを提供した」と表現した。
 
 

その記事では、試合後の記者会見における西野朗監督の様子も報じている。「
ひきつった顔つき、困惑気味の表情、無理に作った微笑、ギクシャクした悲しげな
声のトーン」と描写しつつ、「グループリーグを突破してもいないのに(スタメンを)6
人も変えたチームを送り出す、凄まじいリスクを冒したのだ」と評した。
 
 唯一ポジティブだったのは、「カワシマの格別なセーブに救われた」と記した一行のみだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180629-00043197-sdigestw-socc&p=2
(全文はリンク先みてください)

 その一方で、「西野監督に喝」。その理由は試合後の会見での発言。
「不本意だとか、苦渋の選択とか言っちゃダメよ、監督は。私が指示しました、それだけでいいんだよ」と訴えていた。
 時間稼ぎの采配に賛否両論が沸き起こっていることには、「どっちも正しいと思います。間違っていないですよ。両方、言い分がありますから」と繰り返し
「ただ、スポーツは『しかし』、は困るんだよね。勝ったけども『しかし』、負けたけども『しかし』、は困るんだよ」と話していた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180701-00000101-sph-socc

https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201806290000290.html

釜本邦茂が語る“勝たなくていい”選択 「西野でなくてもどの監督でも同じことをやった」

世界中からボロッカス言われた川島も
そのあとファインプレーした途端に
手のひら返して大賞賛された。
日本チームだって次のベルギーに勝てば
評価は手のひら返した様に大賞賛へと変わる。
「次に当たる優勝候補(ランク3位)に
勝つ為に61位の日本がとった
最高に頭の良い温存戦略だった」と。
スポーツとは、そんなもんだ。