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「政府による官製ヘイト」は極めて危険だ。前川喜平・前文科事務次官語る
 文部科学省前事務次官の前川喜平氏が4月15日に広島県尾道市で講演を行い、尾道出身の大林宣彦監督の“戦争3部作”の集大成である映画『花筐』について語り、「政府による官製ヘイト」の危険性を説いた。

◆教育とは素晴らしいものであり、恐ろしいものでもある

 講演の中で、前川氏は大林監督についてこう語っていた。

前川:大林監督はご自身が国民学校の生徒であった時に描いた絵を持ち出してきて、「自分が軍国少年であった証だった」と言っておられます。日本の軍用機が爆弾を落している下にいるのは、ルーズベルトとチャーチルなのですね。米英は憎いヤツだという気持ちを小学生の時に持っていたことを振り返って、大林監督はこう言っていました。「自分は加害者だから戦争反対ということを大きな声では言えない。『戦争は嫌だ』としか言えない」と。

自分が軍国少年であったことを反省している。それは当時の教育が悪かったわけです。教育というのはたいへん素晴らしいものである反面、たいへん恐ろしいものでもあるということだと思います。教育という営みをどちらの方向に持っていくのかによって大変恐ろしいことを引き起こすことができる。

一方で、前向きで素晴らしい世界を作っていくために必要なものでもあるわけです。教育をどのようにハンドリング(運営)していくのかは将来にとって非常に決定的な意味を持つと思います。いま「教育をどちらの方向に持っていくのか」が問われていて、それによってこれからの日本が変わっていく大きな分かれ道にいるのではないかと思っています。それは、この国に住む人たちが一緒になって考えなければいけない非常に重大な問題ではないかと思っているわけです。

◆憲法改正議論について、国民は真剣に考えねばならない

 講演後、記者は前川氏にこう質問した。

――大林監督の映画『花筐』が問うているような、戦争が間近に迫っているような状況が、いま現実問題として起きているとお思いですか。

前川:そうですね、迫っていると思いますよ。私は、憲法改正というのは大きな曲がり角だと思っています。これは本当に真剣に、日本国民の老いも若きも考えないといけません。まず憲法を学ばないといけない。学んで、考えて、憲法改正が望ましいとしたらどのような憲法改正が望ましいのか。

 国民が真剣に考えて議論して改正するのだったらいいのですが、「偉い人がこう言っているから」ということで安易に考えたら大変なことになると思っています。

――映画『花筐』には「青春は戦争の消耗品ではない」という言葉が出てきます。

前川:その再来が危惧されているわけですよ。ヒトラーだって、ドイツの若者たちが熱烈に支持をしました。でも結局それも「戦争に消耗される青春」になってしまったのですから。私は、このヒトラーがワイマール共和国の中から、いかにして政権を握って独裁者になったのかをちゃんと学ぶことが大事だと思うのです。

◆戦前型の「滅私奉公」モデルを復活させてはならない

――「現在の道徳教育では、自己犠牲を強いる価値観を植えつけようとしている」。そういう意味を込めて、問題提起をされていますね。

前川:自らを活かすのではなくて、自分を殺して公のために尽くすのが「滅私奉公」なのです。その「公」とは何かと言うと、「公共」とは別の、何らかの「権威」がある。国家とか天皇制とか。そういう滅私奉公的な倫理が強調される道徳になりかねない。そのことが心配です。

――いまの学校風土にも残っている、戦前型の「滅私奉公」モデルがさらに復活してしまう恐れがあると。

前川:子供たちを型にはめてしまう教育が強まってしまう。「全体進め」「全体止まれ」という全体主義的な号令は、実は日本の学校風土の中にずっと生き残っているものなのです。これが強化されてしまう恐れがあります。

◆現政府は、国内に敵を作り団結を強めようとしている

――「政府による官製ヘイトがある」ともおっしゃっていますね。

前川:いまの政府の世論誘導の仕方は、ヒトラーのユダヤ人政策によく似ています。「内なる敵」を作るということです。つまり「敵を作ることで団結を強める」という古今東西の権力者が用いてきた常套手段ですよね。それを使っている。

国外では北朝鮮。国内では在日外国人。民族差別的なネガティブ感情に訴えるのが「ポピュリズム」なのです。これは非常に問題が大きいと思います。「北朝鮮は危ない!」「朝鮮学校は北のスパイ養成所だ!」というネガティブな感情を人為的に引き出して増幅させて、それによって自分たちの支持を勝ち取ろうとするのが「ポピュリズム」の一つの側面。

(安倍政権は)そういう手法を使っていると私は思います。

◆自主性を引き出すのが「教育」、自主性を殺すのは「調教」

――本来なら少数者の多面的な価値、文化を認めるのが本来の教育のありかただと。

前川:そうです。国民を「国のために尽くす兵隊」としてつくりあげた学校制度が、極限まで行ってしまったのが第二次世界大戦です。ですから、そういう歴史を学ぶ必要があります。どうやって当時の教育政策が国民の精神に働きかけたのか。「教育は恐ろしいものだ」「教育を間違えてしまうと、あっと言う間にファシズムが来るよ」ということを学ぶと。

本当に教育の力は怖いですから。教育ではなくて、洗脳・調教ですよね。自主性を引き出していくのが本来の教育だけれども、それを殺してしまう。子供たちみんなをロボットのように、同じように動かしてしまう。それは本当の教育ではなく、私は「調教」と呼ぶべきだと思います。

――映画『花筐』に描かれたような、第二次世界大戦での若者たちの叫びをもう一度学ぶ必要があるということですね。

前川:本当は、学徒動員で散って行った若者たちの中にも、戦争に対して疑問を感じていた人も多かっただろうし、軍国主義や全体主義に反発していた若者もたくさんいたと思うのです。今だって、そうなる危険性はある。第一次世界大戦が終わった1920年頃には、みんな「平和が来た。もう戦争はないだろう」と思っていました。だけど、そうはいかなかった。それからどんどん世界の歴史が暗転していったわけですから。だから我々は、いま歴史の大きな分岐点にいるということを自覚したほうがいいと思っています。

https://hbol.jp/164878

そろそろこいつ、国家公務員法違反できっちり
逮捕立件すべきだと思うのだが

>そろそろこいつ、国家公務員法違反できっちり
>逮捕立件すべきだと思うのだが
で、イザ実行すると
政府に都合の悪い論陣を権力で締め付ける言論弾圧だ!
と市民団体や一部メディアが騒ぎ立てるトコまでが
お約束ですね?

ヘイトは官製だろうが民間だろうが許しちゃいけないものだろ
それとも、民間がやるヘイトは綺麗なヘイトなの?

>「政府による官製ヘイト」
官側にいたのだから官側にいるときにそういうのはアカンと声出せばよかったのに
官という立場を利用して好き勝手やって怒られて
辞める羽目になった人間が何言っても説得力などない

この人の発言に迎合する奴なんて居るのか?
日本国民を誘拐したのも、武装組織密上陸させたのも、違法薬物持ち込んできたのも北朝鮮じゃん
危険な敵でなくてなんなんだ?
総連はその北朝鮮の組織で朝鮮学校は総連によって運営されている

なんで日本にそんなのが有るんだよってのは別に安倍首相になってから言われだしたことじゃねーよ

>そろそろこいつ、国家公務員法違反できっちり
>逮捕立件すべきだと思うのだが
中曽根の身内だから無理じゃね
忖度されまくり迷惑かけまくり

課長時代の議事録見ても前川を支持したり語りを好意的に乗せるメディア

そろそろ前川メンバーにもお仕置き必要だな

>だから我々は、いま歴史の大きな分岐点にいるということを自覚したほうがいいと思っています。
極左、外国人活動団体の一斉検挙かな?

特亜の狗は駆除すべし