映画@ふたば保管庫 [戻る]

109378 B


米アカデミー、コメディアンのコスビー被告(性的暴行)と、「戦場のピアニスト」のポランスキー監督(少女淫行)の追放決定

【サンフランシスコ長野宏美】アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミーは3日、女性への性的暴行で有罪評決を受けた黒人コメディアンのビル・コスビー被告(80)と、少女淫行(いんこう)事件で保釈中に国外逃亡したロマン・ポランスキー監督(84)の会員資格を剥奪し、追放することを決めたと発表した。

映画界では昨年10月、大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏のセクハラ報道を機に反セクハラ運動「#MeToo」が広がった。
ワインスタイン氏は同月、アカデミーから追放されており、コスビー被告らに対しても厳しい姿勢を示すことが求められていた。

アカデミーは「人間の尊厳を尊重するアカデミーの価値観を守るよう引き続き会員に促していく」とコメントを発表した。

コスビー被告は米国を代表する人気コメディアンで、俳優としても活躍した。2004年に知人女性に薬を飲ませた上で性的暴行をしたとして先月、有罪評決を受けた。

ポランスキー氏は1977年に当時13歳の少女に暴行したとして逮捕され、保釈中に国外逃亡。03年に「戦場のピアニスト」でアカデミー賞の監督賞を受賞した。

米アカデミー
コスビー被告とポランスキー監督の追放決定
毎日新聞2018年5月4日 10時24分(最終更新 5月4日 11時01分)
https://mainichi.jp/articles/20180504/k00/00e/030/160000c
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180504-00000012-mai-n_ame