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パシフィック・リム:アップライジング

人類とKAIJUの死闘から10年が経ち、地球には平穏が戻っていた。
しかし、進化を遂げたKAIJUが再び現れ、
世界を絶望の淵へと突き落す。若きパイロットたちは、
よりスタイリッシュに洗練され、
パワーアップを果たした新世代の人型巨大兵器
“イェーガー”に乗り込み、KAIJUに戦いを挑む。

『パシフィック・リム 2:アップライジング』日本版予告 第2弾 (2018年)
https://www.youtube.com/watch?v=IgXKshZG8Ww&t=20s
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本文無し


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本文無し


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上映中


中国資本のアメリカ企業が
親日家に作らせた作品って事で妙に納得です

たけし

おいらの出たGhost in the Shellってのは
米でオリジナル日本版ファンの反発が想像以上でコケちゃった
でも何にも知らない中国で相当ヒットしたってさ
興行だけ考えりゃ中国シフトってのアリなんだね

http://dec.2chan.net/63/res/118827.htm

結局どうなんこれ?面白い?

まあまあだった
前作の濃さは大分薄まった
あと中国に媚び売り過ぎ

監督が怪獣とガンダムとエヴァとマジンガーZが好きなんだとわかる作品

ギロンみたいなおもちゃが置いてあったり
量産型が白いとか
富士山にエネルギーとか
1分の1スケールの白いモビルスーツ像が出てきたり

精神汚染、暴走、侵食とかエヴァ要素たっぷりだったね

イェーガーもKaijyuも訓練生達も全く個性が無い
凄く残念な作品になってしまった

訓練生達もそれぞれちゃんと個性描けてたと思うよ
マッケンユウは空気だったけど

>イェーガーもKaijyuも訓練生達も全く個性が無い

最後の戦いもあまり緊張感が無く盛り上がらなかった
富士山に到達したら人類負けなのにそこを引っ張らない見せないで
ボカボカ殴りあってるし倒し方も完全にギャグアニメのようだ
ツッコミどころはあるけど面白かったし観て損は無いが前作とは別物で、劣る

前作と違って、違う個性のイエーガーがちゃんと最終決戦に出向いて協力プレーしてるのが良かった

前作は映画館で5回見たが、香港までが毎度クライマックスで
3回目以降 終盤は寝る作業に入ってたわ

中国女贔屓が糞過ぎるくらいで
他はそこまで不満ないわ

ぶっちゃけタイタンとガーディアンはシドニーでオブシディアンにぶっ壊されて終わりだと思ってたから思ったより長持ちして嬉しかった
ちゃんと見せ場もあったし……

一応3も作れそうな終わり方だったな

タイタンリディーマーの決死の撃破が一番の活躍に思える

パンフによるとジプシーもちゃんと両腕にチェーンソード装備してるんだな
劇中では頑なに片腕でしか展開しなかったのが気になって仕方なかった

スレッドを立てた人によって削除されました
まだ前のスレがあるのに何故重複させた

IMAXで見た
トランスフォーマーの外伝みたいなロボものだったが
おもろかった

最終決戦前の改修で鹵獲したフューリーのソード移植してたよ

だいぶ薄まったけど
個人的には1よりは好き
メンバーが早々と脱落して休憩タイムとか
禁断の必殺技でキメてねぇとか
決戦時は監督ちょっとわかってねぇなって気がした
カイジュウの血+レアメタルの伏線って大技の必殺技に使えんだろ
なんで使わんのじゃ

マコはころさずにクライマックスでジェイクを助けるような展開が見たかった
前作でスタッカーがイエーガーに乗った場面のオマージュでマコにジプシーを操縦してほしかった

>マコにジプシーを操縦してほしかった

マコとシャオ社長の活躍が逆なら最後盛り上がったんだろうな

>一応3も作れそうな終わり方だったな
言ってた通り向こうに乗り込んだらもう別作品だろう
1作目のラストで乗り込んではいるがそっちが舞台になったら違うと思う

生きていたマコが乗ってたとかで良かったと思う
社長は物資支援で十分活躍しただろうと…

ルームランナーのシーンは半ばギャグみたいに見えたからなぁ
中華推しも過ぎたるはなんとやらって感じだったな

最終決戦でジプシーが二刀流になった時は刃がオレンジだった
フューリからの移植だったのね

ジプシーの初期装備がチェーンソード2.0でフューリーのはプラズマチェーンソー

と一応別の装備らしいが性能的に差があるのかは知らん

富士山の火口はマグマが噴出している
富士山には大量のレアアースが埋蔵されている
まちがった富士山像が世界に広まる

>富士山には大量のレアアースが埋蔵されている
マジンガーZのジャパニウムと光子力からのインスパイアじゃないかな

>富士山の火口はマグマが噴出している
今よりも未来の話だからな。富士山が活火山なのは間違ってないし

>富士山が活火山なのは間違ってないし
今更書き込む程の事でも無いし

巷で微妙と言われまくってるけど個人的には超面白かったよ
色々言われてるところは確かにと頷けるけどね総合的に良かったと思う
チャイナマネーの効果は絶大だがその割に基地攻撃されて司令部が全滅したせいか後半は社長以外のチャイニーズ全く見かけなくなって逆に露骨すぎて笑ってしまった

3作目は素直にアメリカかヨーロッパだな
北京破壊でもいいが

ヨーロッパだと、「パシフィック」じゃなくなってしまう…

中国も一作目で香港を舞台にしてるし
順当にアメリカかなぁ。カリフォルニアあたり ?

見てきた
テンポが良すぎて
なんか展開の歯抜け感は否めない

次は太平洋から、侵略者の星に殴り込みだろうか?

ジプシーの胴体のあの思わせぶりなタービンはなんだったのか
前作はジプシーのみ動力が原子力だったからだけど

>テンポが良すぎて
>なんか展開の歯抜け感は否めない
監督によると30分くらいカットしてるらしい

雪合戦してないで、Tシャツ姿のジン ティエンさん助けに行ってやれよ、と。

?スクラッパーは無人機で基地から遠隔だぞ?

>?スクラッパーは無人機で基地から遠隔だぞ?
あれ?最後人乗ってなかったっけ?いつの間に無人機に改造した

>>富士山が活火山なのは間違ってないし
>今更書き込む程の事でも無いし

横だけど

>富士山の火口はマグマが噴出している
へのレスだって理解してるのかな
コイツ

「今よりも未来の話」だから富士山が活動的になってて
「富士山の火口はマグマが噴出している」と
まぁリアリティはない

>監督によると30分くらいカットしてるらしい
ソフト化で完全版収録とかあるのかな

>まぁリアリティはない
怪獣と巨大ロボットが殴りあいする映画にリアリティの話するとかお笑いだろw

より現実感のある映像を期待してるから
金のかかるリッチな映像で劇場用作品にしてるんじゃないの?
リアリティいらないならチープなテレビドラマでいいじゃんw

>ソフト化で完全版収録とかあるのかな
豪華版特典映像とかで未公開カット集って形での収録はあるんじゃないかな。

流石に現状ではディレクターズカット版は無いんじゃないかな。

リアルとリアリティの区別がつかないヤツがまだいるのか

>怪獣と巨大ロボットが殴りあいする映画にリアリティの話するとかお笑いだろw
ないものをないといってるだけなのに過剰に反応して笑っているお前が神経質なだけだな

>怪獣と巨大ロボットが殴りあいする映画にリアリティの話するとかお笑いだろw
まぁコイツなら怪獣とロボットとの殴り合いという現実的でないお話なんだからと昔のNHKの指人形の怪獣とロボットでも手に汗握って見てられるんだろう

本当にリアリティ感じたいならパトレイバーでも見るわ

>ないものをないといってるだけなのに過剰に反応して笑っているお前が神経質なだけだな
いや、この映画の設定は巨大ロボや怪獣が暴れる為の屁理屈だし
そこに一々「現実にはあり得ないが」とか「リアリティはないが」なんて野暮な事は言わんでもいいぞ、という事なんだ

>ないものをないといってるだけなのに過剰に反応して笑っているお前が神経質なだけだな
神経質はどっちだよw
こちとらそんな細けぇとこまで気にして映画見てないから

終盤の中国人女社長の立ち位置って
やっぱり本来はマコが収まるべき場所だったよね

前回マコと一緒にジプシーに乗ってた人ってどうなったの?

小説によると癌で死んじゃったらしい(泣)

被爆してたんかい…

まぁリアリティ気にする奴が「怪獣出てきたので巨大ロボで殴り殺しにいく」
という展開その物に突っ込み入れないで富士山の活動がどうとか言うのはどうかと思う
もっと突っ込むことが山ほどあると思うんだが…

>被爆してたんかい…
被爆対策が完璧になったのってそういや旧世代はストライカーエウレカが初なんだっけ?

>リアルとリアリティの区別がつかないヤツがまだいるのか
リアルはなくてもいいけどリアリティは欲しいよねー
結局行きつくとこはそこ

邦画のしょっぺぇ特撮よりかなりリアリティ溢れる作品だったな

そこまで比較対象のレベル下げないとアカンとは・・・

>神経質はどっちだよw
>こちとらそんな細けぇとこまで気にして映画見てないから
と、
細かい事にケチをつけてきた神経質な奴が言い訳しましたとさw

>まぁリアリティ気にする奴が
誰も気にして見てたなんか言ってねーよ
>もっと突っ込むことが山ほどあると思うんだが…
「怪獣出てきたので巨大ロボで殴り殺しにいく」という映画のツッコミの順番が気になって仕方ないから他人の揚げ足とってるのか
病的な神経質さだな

富士山の話題で富士山の描写のリアリティを話題にするのはごく自然
そこにもっと気にするべきツッコミどころを指摘しろというのは「怪獣出てきたので巨大ロボで殴り殺しにいく」という映画のリアルさを検証しろと言ってるよなもの
「怪獣出てきたので巨大ロボで殴り殺しにいく」という映画の現実っぽさを意識してんのはお前だよ

富士山は日本のランドマークのシンボルみたいなものだから
SF 風味の作品に独自設定追加されるのはよくあることでは

日本のアニメだって富士山に特別な資源があるっていうのは
マジンガーZ からよくあることだし、ギアスでは富士山大噴火
させてた

いいんじゃないの別に、富士山がマグマ抱えていても

日本も海外の描写滅茶苦茶だしなぁ…
いまさら富士山くらいどうってことはない

どうという事ないわりに大騒ぎだな

>富士山の火口はマグマが噴出している
>富士山には大量のレアアースが埋蔵されている
>まちがった富士山像が世界に広まる
という投稿に
>今よりも未来の話だからな。富士山が活火山なのは間違ってないし
という、そんなリアルにこだわらなくてもというレスを支持したら
>怪獣と巨大ロボットが殴りあいする映画にリアリティの話するとかお笑いだろw
単に日本語が不自由なんだろ

大騒ぎしてる奴がいるってだけでしょ

お前も参加してるんだが?

日本語のよく分からない奴が他人の言葉尻に神経質の噛みついてくるから筋のない大騒ぎになるんだよな

>小説によると癌で死んじゃったらしい(泣)
情報ありがとう!小説あったんだ、知らなかった読んでみよう

>終盤の中国人女社長の立ち位置って
>やっぱり本来はマコが収まるべき場所だったよね
遠隔とはいえイェーガーの操縦したのはもちろん
ジプシーの腕に推進器溶接したシーンは元々エンジニア畑って設定が生かされるから
アレは明らかにマコ用に用意された役だと思うわ
札束で頬引っ叩かれると逆らえないのは万国共通か

女社長の役割を増やすためにマコを早々に退場させちゃったから全体のシナリオに無理が生じたんだろうな
ジェイクを改心させる過程もフューリー捜索パートもなんともバタバタしちゃって印象に残らなかったわ

富士山のふもとに東京があるように見えるけどエヴァみたいに遷都したんだろうか?

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望遠レンズでの撮影だとこのくらいにはなる
きっとカイジュウが怖くて遠くから撮影された映像だったんだよ

いや明らかに東京ー富士山の距離感おかしかった
ビル街から富士山が連結している感じ

>いや明らかに東京ー富士山の距離感おかしかった
俺らだってワシントンとニューヨークの距離感分からないんだからヘーキヘーキ

真夏の設定の邦画で見切れる富士山が冠雪していても
誰も変だと気付かない
むしろ一層富士山っぽく感じてしまう

映画ってそんなもの

映画なんてファンタジーだからな
それよりニュートンのカイジュウニーの内容の方が気になる
ブレインハンドシェイクックスというべきか

>女社長の役割を増やすためにマコを早々に退場させちゃったから全体のシナリオに無理が生じたんだろうな

というよりマコ退場はジェイクを本気にさせるための段取りでしょ
それまでずっと父親が偉大すぎた反動でやる気がなかったジェイクが本気で戦いに向き合うには、あれぐらいの事件が必要だったってこと

観たが俺には合いませんでした‥
別に劇中の日本が中国っぽいとか富士山が近すぎるとかどうでもいいんだけど‥

というか前作に思い入れがある人ほど今回のはがっかりするんじゃないかなあ

> マコ退場はジェイクを本気にさせるための段取りでしょ
> 本気で戦いに向き合うには、あれぐらいの事件が必要だった

怒らせた男の名はフィルだ!

>というか前作に思い入れがある人ほど今回のはがっかりするんじゃないかなあ
そうでもない
実際自分は面白いと思った
イェーガーも怪獣戦もちゃんとパワーアップしてたし

>富士山のふもとに東京があるように見えるけどエヴァみたいに遷都したんだろうか?
個人的にそう思ってても問題ない

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>というか前作に思い入れがある人ほど今回のはがっかりするんじゃないかなあ
前作と雰囲気が違うという意味でがっかりしたがこれはこれでリアルさがどうこうよりも画的に優れてるんだよ前作は

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youtubeで予告見てたがこんなシーン無かったよな?
改めて観るとネタバレ満載である

前作は超B級ネタをデルトロが上手いことやってB級以上に見せてたんだなと
今作も致命的に悪い所があるわけじゃなく、映画全体の構造がB級以上にはなれてないだけだよね
悪くないけど、特段この作品のここは素晴らしい!と褒めるところはないという
無難だよねぇ

戦闘シーン多めと画面が明るいところ

>というか前作を過剰に信仰しすぎてしまった人ほど今回のはがっかりするんじゃないかなあ

裂け目が開いちゃう!世界中の裂け目が一斉に開いちゃう!
ってところと基地襲撃シーンは最高にドキドキしたよ

怪獣にはどつきあいやらのこぎりで切りつけることしなくてもレアアースで弾丸作って打ち込んだらかってに爆散してくれたんでは

>怪獣にはどつきあいやらのこぎりで切りつけることしなくてもレアアースで弾丸作って打ち込んだらかってに爆散してくれたんでは
前作の設定では怪獣の血液が有毒で環境汚染されるからなるべく爆散しない様な戦い方をするためにイエーガーが出来た

タンカーバットやロケットパンチの溜めみたいな
けれん味ある演出のセンスがいまひとつなのと
ロボとパイロットのキャラが立ってないのが不満点

でもまあ真面目に作った馬鹿ロボ映画として十分面白かったよ

>レアアースで弾丸
体液は飛散しても爆発で消滅しそうだけど
それ以上に爆発の被害のほうがでかそう

パシリムUR観た。それなりに面白かったけどまた随分大雑把になったなーというのが正直な感想。明らかにリアリティラインが下がってたよ。ウルトラセブンがウルトラマンタロウになったくらいは違ってた。世界観もなんかノンキになってんだよな。死の匂いが消えてるというか。
前作ってイェーガーに乗った人は遅かれ早かれ皆死ぬんだろうなという破滅の匂いがあったので。乗ると目は充血、鼻血は出るわでこれアカンやつでしょと。そういう悲壮な感じがスコーンとなくなって。あと要素や登場人物を詰め過ぎな上に編集も落ち着きないせいで作品の格が落ちた印象になって損してたね

順位も、やっぱりこんなもんだねーってとこだし

>ウルトラセブンがウルトラマンタロウになったくらいは違ってた。
見る前に終わった・・・・・

(鑑賞直後)前作ほどは盛り上がらなかったけど一応パシリムっぽいツボは押さえてたし、まあ良いんじゃないかなあ
(帰宅後久しぶりに一作目を鑑賞)なんやこれクッソ興奮する!やっぱ今回のはあかんわ
そんな感じ

製造に死者まで出ている壁を突破される危機感と悲壮感に比べてモニターの上で環太平洋火山地帯が爆発するって説明だけの危機感が薄いんだよな
でっかいロケット作る時間があったんだからそのあいだに日本人がパニックになって海外脱出する描写があったら少しは違ったかもしれない

正直前作の終盤の海底戦はそれまでの楽しさが帳消しになるくらい本気ダメダメだと思うので
今作の方がちゃんと盛り上がって劇場出れたなあ

主人公とヒロインがついに揃ってイエーガーのパイロットに!これでシンクロ率上ってジプシー強力化!
かと思いきややっぱり駄目でしたって…

「まあそらそうだわな」という、
リアリティ寄せのハズシで別に嫌いじゃない

予告見てブーたれてた人間が一番見る目があったという事だな

面白かったけど、やっぱり前作キャラの扱いがモヤモヤする…

前作がキレイ終わっただけあって余計に

>主人公とヒロインがついに揃ってイエーガーのパイロットに!これでシンクロ率上ってジプシー強力化!
>かと思いきややっぱり駄目でしたって…
ノベルによるとシンクロ率上がったみたいだけど
脚部動力がやられててああなったらしいぞ
分かりにく過ぎる上にどっちみち盛り上がらん展開だけどさ・・・

 東京が舞台になるところからも分かる通り、やはり本シリーズの精神的な拠りどころとなるのは日本である。前作を含め、数えきれないほどの怪獣映画、ロボットアニメからの引用が見られるが、じつはここで明確に排除されたものが二つある。

 日本のアニメーションは、アメリカを含め世界に輸出されてきたが、そこでよく障害となったのが、いわゆる「お色気シーン」だ。ロボットアニメの美少女パイロットがなぜ扇情的な格好をするのか、なぜシャワーを浴びるような「サービスカット」があったりするのか。これらの描写は、日本の“少年向け”作品では伝統的に行われてきたが、多くの国では問題となってしまうのである。日本のアニメ作品で育った大人たちにしてみれば不思議に思うかもしれないが、子どもの興味を惹くようなロボットアニメに、ポルノ的な要素を伝統的に加えていたというのは、冷静に考えてみれば奇異なことである。これは日本の男性クリエイターによる、女性に対する意識の反映であると同時に、日本の文化そのものにおける根深い差別的な問題をはらんでいるように思える。

 本シリーズが、このような要素から距離をとったというのは、マーケティングの面から見ても至極当然なことだ。さらに、キスシーンを含め恋愛描写を採用しないことで、女性が何かしら性的な役割を果たさなければならないという、一種の男性的価値観からも解放されている。本シリーズは、この手のジャンルを「男の子のもの」ではなく、より広い層に受け入られるものへと「進化」させた。そして同時に、ロボットアニメの未来を指し示したといえよう。

 もう一つ排除されているのは、日本の怪獣映画やロボットアニメが底流に持っている「悲壮さ」だ。『ゴジラ』がなぜあれほどまでに怖ろしく、日本人の心をとらえるのかというと、そこには空襲や原爆投下によって、自国の都市が焦土と化した「敗戦の記憶」が映し出されているからである。実際の日本海軍の戦艦を想起させる『宇宙戦艦ヤマト』は言うに及ばず、『新世紀エヴァンゲリオン』第25話「Air」(劇場版)で、日本政府から見放されたネルフ本部が、制圧され追いつめられていく恐怖は、沖縄戦の惨禍を描いた『激動の昭和史 沖縄決戦』(1971)を思い起こさせる。影響の大小はあれど、戦闘が描かれる日本の作品には、このような敗戦の悲しみが貼りついている。戦争に馴染みのない子どもの観客にも、戦いにはいつでも、後ろめたさや寂しさなど、苦いものがつきまとうということが示されることで、その感覚は伝わっていくのだ。

 敗戦の記憶をさらに強くリフレインした『シン・ゴジラ』(2016)が、日本でブームを巻き起こしたものの、海外ではあまり理解されなかったというのは、そのような日本独自の文脈が前提となっていたためであろう。本作は、この「出汁(ダシ)」が希薄なために、日本人の観客にとって、「何かひと味足りない…」と思わせるところがある。

 『パシフィック・リム』では、やはりこの種の感覚は薄まっていたものの、ギレルモ・デル・トロ監督は、戦争の惨禍や侵略される恐怖のイメージを作品に与えることを忘れてはいなかった。本作はそのようなウェットな要素をさらに薄めたことで、より明快でスポーティーな印象を受ける、万人受けするようなものになったといえよう。それは、日本の要素を組み込みながらも、本質的には一定の距離をとり、「アメリカ映画」らしい作品になったことをも意味しているのだ。

今日見てきた
英霊遺影ルームに前作ロシアのおっさん像があったのがよかった
マコサンのメッセージで行ったシベリア基地跡そもそも何があったのか理解がおっつかんかった
見るとやっぱイェーガーのプラモとか欲しくなってビックカメラ寄ったがもうブレーザーなんたらしか残っていなかった
この感覚ガンプラブームのときによく味わったやつだ…
吹き替えで見たけど誰が中村で誰が子安かわからなかった俺の耳は節穴
あとちっぱいっていいよな…

どもり博士が「東京市民の避難は完了した!」と言ったときは「いやさっきシェルター間に合わなかった人とか映ってたよね」と思ったが、まあこの手の作品の様式美として許容範囲かなって