北上さんぽの時間だよー
諸君、この連休はいったいどうお過ごしかな？
今日もぶらりと適当に始めちゃうね〜削除された記事が1件あります.見る

…	書き込みをした人によって削除されました

…	今回おジャマしたのは旧北上川の流れる宮城県石巻だよー お、なんかどっかで見た事のある赤い服の人が空とんじゃってますねカメラさん慣れてないみたいだけどちゃんと映ってるー？

…	ここ石巻はマンガ家の石ノ森章太郎せんせーが学生時代に 自転車で3時間かけて見に行ってた映画館のあった思い出の場所なんだってそれが縁になって旧北上のある中瀬地域に出来たのがマンガミュージアム「石ノ森萬画館」なんだよねー駅から続く街の各所ではせんせーのキャラクターが何とも嬉しいお出迎えです

…	この全身水色っぽい人が石巻のご当地ヒーロー シージェッター海斗さんでーすいいねぇ〜しびれるねぇ〜

…	見てよこれこれー、実物大のトライドロンだよー 「あの…北上さん…ちょっとカメラに寄りすぎです…それと今回のロケ日は3月15日…2日後に開催される佐世保コラボも控えています。館内を探訪した後は昼食を済ませ新幹線で仙台空港まで…」せっかくの旅なんだからのんびり楽しまなきゃ〜そんなに急いでどうするのってねまーアタシと生えっちなら普通に大丈夫っしょーねー？生えっち〜♪

…	あの……北上さん…… 私の名前……神通です

…	石巻から幕を開けた私と北上さんと提督の3人旅 仙台空港を経由して博多へ到着した私達は、休憩する間もなく高速バスへと乗車1日目のホテルへとチェックインを済ませたのは夜11時を回ろうかという頃でした

…	年頃の男女が一つの部屋で寝泊り… もちろん、何も起きないはずがなく――――

…	いざ、射精管理！！！ 【いつものルール解説】今すぐこのスレに書きこんで自分のIDをチェック!ID内の数字から一番大きな数字のぶんだけ射精！(数字が無ければ3日間射精禁止)IDの数字が2桁以上の場合……対応する図鑑No.の艦娘がいればその艦娘と生夜戦突入！未実装のナンバーの場合はランダムな深海棲艦とゴム夜戦突入！4桁以上が出たらもれなく神通と無制限生夜戦♡♡♡

…	そんなにいっぱい射精するとかゼッタイ無理〜！という提督のために4段階の難易度を用意しました！ 丁…10回×数字セットだけスクワット(数字が無いときはレス番下1桁を代用)丙…奇数を1、偶数を2に置き換えられる乙…数字の半分(端数切り上げ、元の数字が3以上のとき限定)甲…数字そのまま※目標回数まで射精しきれない分は丁作戦によるスクワットで代用可能です数字なし＝オナ禁の場合は期間を3→2→1日に難易度変更できます数字0のみはセーフ扱い、回数制限もオナ禁もありません射精禁止ゲージが続いていた場合はゲージを一度リセットし、今回のIDで上書きしてください

…	提督も旅……してみませんか？ 佐世保市くっけん広場での艦これ関連物展示は5月中旬まで！【艦これ5周年記念アンケートのお知らせ】sq102961.txt上記の塩のテキストにグーグルフォームへのURLを記載しています射精管理関係なくお気軽にご参加ください(年末に行ったアンケートの結果も一部合算しているため参加人数は一致していません)

…

北上ちんぽ？

…	スレあきカメラのパンフォーカスと絞りの使い方の勉強した方がいいぞ せっかくのいい写真がピンボケで悲しい結果になってるぞ

…	そして本日も予告通り公演続行中の「すうぱあ怪文記」 ID射精管理スレ 穴ザー・エンディング染んライダー14 BeginsNight　×　平成ビッグセブンFINAL守るぜ！希望のベストマッチ!!〜207艦娘超決戦〜第11章「サプライズフューチャー」の上演を18:00より予定しておりますsz25253.zip前回公演を見逃した方、忘れてしまった方にもこれまでの物語がわかる(わからない)第一部＋10章のログ＆解説.txtをご用意いたしました(パスはjin2)怪文書のお供に、学園祭の待ち時間にとお気軽にどうぞ♪

…	このスレッドは楽しい時を創る奇行　ＫＡＮＴＡＩ　とＮＡＭＡＺＯＮプライム(準備ちう)ご覧のとし「」さんの提供でお送りします

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>ID:e8fQ9S9I >北上ちんぽ？一文字変わるとだいぶ意味合いが変わってきますね…合っているような合ってないような…しかし提督におちんぽを出してもらって9回MAX射精をしていただく事には変わりありませんね♪>ID:iTn9GoNU>スレあきカメラのパンフォーカスと絞りの使い方の勉強した方がいいぞ>せっかくのいい写真がピンボケで悲しい結果になってるぞお恥ずかしながら、普段は写真を撮ったりしないのでカメラを購入して何かを撮ったのってこれが人生初なんですよね…複数人で旅行に行く時はカメラマンの子がメンバーについてましたし、これまでカメラを使う習慣が一切身についてませんでした…苦い経験と共に勉強させていただきますというわけで提督も苦くて濃い子種汁を9回、いただけませんか？射精管理レッスンのお時間ですよ♪

…	旅行記だと思ったらこれだよ‼

…	旅行記になんでID?とおもったら

…	連休の旅行記だと思ってたのに・・・

…	アレ？スレの流れ変わったぞ？

…	ちくしょう騙された 旅提督ほいほいだ！

…	さんぽだけにちんぽをいじめられるのかー まいったなーおい！ …はぁ？

…	瘴鶴スレにでも迷い込んだかと思ったら絞られていた

…	良いスレだなぁと思ったら良いスレだった じゃあ北上を好きにするね

…	最近は開く前にハハーンと気配が解るようになったと油断した 今回ばかりは読めなかったクソッ北上さんと夜戦させやがれ！

…	北上さんのフィギュア使った写真をアップしていくスレじゃないのか！！ 毎度毎度手が込んでるなあ！ちくしょー！！ 罰としてベイに一日中中田氏の刑だ！！

…

死ね

…	北上さん雛人形みたいな匂いしそう

…	北上さん変なあだ名をつけて人をからかうのはよくないよぉ と思ったら生えっちの射精管理スレだった 射精回数と同じ数だけ神通弄りするぞ畜生

…	>ID:pZ.UbdUY >旅行記だと思ったらこれだよ‼射精管理だったねーよくあるよくある提督は射精禁止だけど外出禁止ってわけじゃないからぶらりとどこかに行ってみるのどうかな？さんぽって楽しいよ♪>ID:kyrUh6eQ>連休の旅行記だと思ってたのに・・・実はコレ、3月の佐世保コラボの2日前に撮ってきたヤツなんだよね生えっちがカメラ持って画面と睨めっこしながらわちゃわちゃやってるのはちょっと面白い見世物だったね〜まー世の中なんでも経験ってやつですよ提督も息抜きに6回イキ抜きしてみるとかどう？

…	>ID:043JQYlA >旅行記になんでID?とおもったら引っ掛かったわね、五十鈴にはIDが丸見えよ♪どうかしら五十鈴の具合は…♡まだ前哨戦なんだからこのくらいでへばっちゃダメよ？今から全力で提督を夜戦に導くわ…よろしくね♡≪――我、五十鈴と夜戦に突入す！≫

…	>ID:r2WDqahQ >アレ？スレの流れ変わったぞ？気付いた時にはもうおそいよ提督ここはID射精管理スレ…提督のIDの数字は2だから、基本2回射精よねスクワット20回って手もあるけど、どっちにするー？>ID:GMuKai9Q>ちくしょう騙された>旅提督ほいほいだ！ホイホイされちゃいましたねぇ……これは出すもの出してもらわんとこっちも困っちゃうワケですよ9回射精、ほーらやっちゃいましょ♪

…	北上さんぽかと思ったら北上ちんぽだった つまりそういうことですね

…	夏草や兵どもがゆめの跡・・・って芭蕉だっけ？ 北上さんと関係無いかも知れないが

…	>ID:ljrTziK2 >さんぽだけにちんぽをいじめられるのかー>まいったなーおい！>…はぁ？アタシも庭いじりは出来なくもないけどちんぽいじりはどうかなー？提督の詫び寂び単装砲でちょっと試してみる？じゃ、2回発射って事でひとつヨロシク>ID:a7wfw9wM>瘴鶴スレにでも迷い込んだかと思ったら絞られていた普段から旅先で写真撮ってる人達のはやっぱりいい画だよねーそういえば生えっちは夜景が撮れないって困ってたっけ…同じ夜でもそっちは未経験だったかー提督、ここは夜のおちんぽ9回出して神通を励ましてきなよ♪

…	久々過ぎて悪ィやっぱつれぇわ…

…	>ID:HcRThlDk >良いスレだなぁと思ったら良いスレだった>じゃあ北上を好きにするねアタシを好きにしたかったら、もっとロックなIDを持ってきな……なんてね♪残念ながら提督はここでオナ禁だよーまあこれも運命だと思ってさ、潔く諦めなって>ID:/3IAorCM>最近は開く前にハハーンと気配が解るようになったと油断した>今回ばかりは読めなかった>クソッ北上さんと夜戦させやがれ！ﾊﾞﾊﾞｰﾝと出てきちゃったねぇでも生えっちはできないんだってさー、ちぇーその代わり射精管理で3回分トライするならゆっくりしてきなよサービスするからさ♪

…	あらかわしようと思ったらID出ててやはり… 宮城県民だけど石巻は行った事無いや…

…	>ID:XLqEgFDc >北上さんのフィギュア使った写真をアップしていくスレじゃないのか！！>毎度毎度手が込んでるなあ！ちくしょー！！>>罰としてベイに一日中中田氏の刑だ！！や、やだ〜〜〜！！違います…私はガンビア・ベイじゃなくてただの通りすがりの旅人なので絶対無理です〜！！そ、そのまま！どうぞそのままで…！……ところで、ここって一体どこなのか分かります…？道に迷っちゃって…

…	くっそーーー！騙された!本当に悔しいくらい最後の最後で騙された！ ほらお前も何か言ってやれ！ Dice1d366=285 (285)

…	北上さんの旅行記シリーズが読めると思ったのにこれだよちくしょう！ ちょっと髪の毛に突っ込ませて下さい！

…	旅行記でなぜIDかと思ったらこれか！ 相変わらず手が込んでやがる！

…	北上さんと神通さんはどっちのほうが射精管理きついの？

…	>ID:746zqU7g >北上さんと神通さんはどっちのほうが射精管理きついの？ソノ質問ガキッカケデ神通ト北上ノ激シイ管理合戦ガ始マリトアル提督ノ亀頭ガモゲテ引キ分ケニ終ワッタソウヨ…ソンナ恐ロシイゲームヨリ ゴムエッチノ方ガ遥カニ安全デ気持チイイニ決マッテルノハモウ分カリキッタ事ヨネ…♥サア、2人デ夜ノレッスンヲ 始メチャイマショウ…♥≪精喰権喪失！――我、軽巡棲姫とゴム夜戦に強制突入す！≫

…	>ID:I4kX1/g. >北上さん雛人形みたいな匂いしそう大井っちやめてよー……って提督じゃん4回射精はちゃんと終わったかなー？私がチェックしてしんぜよう…何？スクワットの方がいい？>ID:fzVE.5HA>北上さん変なあだ名をつけて人をからかうのはよくないよぉ>と思ったら生えっちの射精管理スレだった>射精回数と同じ数だけ神通弄りするぞ畜生また面白い観察先が増えてしまった…人生とは何があるか分からないもんですなー提督も予想外のトラブルを楽しんじゃなよ、5回オナニー･･･よろしく♪

…	大井っち→生えっち→ゴムえっち→管理！ 畜生！罠だったか！

…	>ID:w/Q5nOEI >北上さんぽかと思ったら北上ちんぽだった>つまりそういうことですねおー、提督も準備万全でバキバキにしちゃってるタチですね？じゃあ早速5回分、提督を射精させちゃいましょっかー♪みんなあつまれー北上ちんぽ、はっじまーるよー♪>ID:bullY5l6>夏草や兵どもがゆめの跡・・・って芭蕉だっけ？>北上さんと関係無いかも知れないが人はみんないろんな想いを胸に抱きながらおちんぽを管理される合戦に挑んだって事だねわかるわかる。そういうの詫び寂びだよねーそして提督の6回射精もその歴史にきざまれちゃうことになっちゃったねまあ無理せずがんばりましょっ

…	>ID:5wxqvB9A >久々過ぎて悪ィやっぱつれぇわ…ちゃんと言えたじゃん…聞けて良かった、ありがとね♪そういう時は素直に9回イっちゃっていいんだよ♪>ID:SDGPgbl6>あらかわしようと思ったらID出ててやはり…>宮城県民だけど石巻は行った事無いや…ライダーのマスクがガラス越しにずらっと並んでたんだけどもう迫力がすごいのなんのって今は萬画館があるけど、基本は漁師町だから海の幸を食べに行くっていうのもアリかなー♪あとね、駅からちょっと離れてるけどサン・ファン館って博物館にでっかい船があるんだよね提督は旅行するならどこ行きたい？じゃあ、まずは6回イってから考えてみよっか♪

…	可愛いサムネで釣るなんて･･･ ヒドイ！ずるい！管理して！

…	>ID:gpDgEyEk >くっそーーー！騙された!本当に悔しいくらい最後の最後で騙された！>ほらお前も何か言ってやれ！>Dice1d366=285 (285)藤波、今ちょっと忙しいから司令の相手までできないんだけどー？うーん、しょうがないなー…じゃあこのリボンで司令のおちんちん縛ってあげる♪藤波が帰ってくるまでそれでオナ禁してること！途中で解いちゃダメだよ？やーくーそーく、だからねっ♪

…	まだすべてのレスが終わっていないのですが 間もなくすうぱあ怪文記【開演】となりますのであらすじの方を書かせていただきますね進行中は一旦お返事をするのが止まってしまいますがご了承ください

…	ここんとこ忙しくてずっとオナ禁だったからなぁ… 更に継続だけは勘弁

…	【前回までのあらすじ】 染んライダー14とその仲間たちは北極海へと到達泊地棲姫・泊地水鬼の二大幹部率いる決戦艦隊との激闘を開始した艦娘たちはかつての船の記憶に作用する特殊な霧「テラークラウド」による精神攻撃に苦しめられ、染んライダー自身も身体が深海化していく現象に蝕まれ戦闘力を喪失艦隊は窮地へと陥ってしまう！

…	しかし艦娘となって生を受け、これまでの数えきれない想い出と 新たな絆を育み続けてきた彼女達は船の持つ哀しい過去の記憶に溺れる事なく、何と自力でそれらの障害を突破彼女らを支えてきた人々の熱い声援を背中に受けてついに捕らわれたビッグセブンの解放に成功した！

…	さらに追い風は巻き起こる これまで各海域で戦っていた艦娘たちは続々と決戦の地、北極海へと集結！連合艦隊となって敵深海棲艦の大軍団へと立ち向かうだが形勢逆転かと思われたその時、敵の決戦兵器「フォッグ・マザー」が目覚めの時を迎えた

…	巨大戦艦フォッグ・マザーの内部から軽巡洋艦タイプの艦艇が続々と出現 それは艦娘でも深海棲艦でもない、未知の物質ナノマテリアルで構成された軍艦たちかつて霧の艦隊と呼ばれ人々にその記憶を刻み付けた存在だった深海棲艦の戦力となった霧の総旗艦(フォッグ・マザー)の真意とは果たして…

…	タカオ、ヒュウガ、ハルナ、キリシマ…新たに加わった新戦力「霧の生徒会」 そしてまた同時に、彼女も帰ってきた航路を持つ者、蒼き鋼　イ401霧の艦隊を迎え、戦いは新たな局面を迎えようとしていた

…	【上演について】 11章は全206pまであり、途中で2回休憩を挟みます休憩時間中および公演終了後に再びレス返しと射精管理の方を予定しておりますが進行状況によって時間が前後することもありますのでご了承ください休憩1回目…61p目（20:00より再開予定）休憩2回目…117p目（22:00より再開予定）では間もなく上演となりますが、本公演は『応援上映会』となっておりますので本編の進行中もお構いなくレスしていただいて大丈夫です！提督の射精管理とＥ＆Ｅで平和な海を取り戻しましょう！では、ごゆっくりくつろぎながら すうぱあ怪文記の世界をお楽しみください

…	――――全てが赤く染まった世界で、彼女はこれで何度目になるか分からない夜明けを迎えようとしていた この星で蔓延った長きに渡る戦いは終わりを告げたあらゆる命は死に絶え、かつて地上と呼ばれたもののすべてが今や海の底にあるそして静かな海の世界でただひとり、彼女は生き残ったいや、正確には彼女は一人ではないその膨らんだお腹には、今は亡き愛する者との間にできた命が育まれていた我が子が自分のお腹を蹴ると、彼女は愛おしさにお腹を撫でさすってそれに応えたこの子も生まれたがっているのだと思うと、それだけで嬉しさが込み上げてくる今自分の中に宿っている命、それが彼女の希望であった

…

やがて水平線から暁が昇る 過ぎ去りし思い出と共に何もかもが水底へと沈んだこの海には身体を休める場所もなく、彼女は世界が陽光に包まれていく中をただじっと佇んで待つなんと寂しい景色だろうと彼女は思った赤い海の影響を受け変貌した身体は何の食事も必要としなかったが、不思議にも子供はすくすくと成長を続けているしかし彼女は自分が我が子を産んだ時、そこから先はもう自分は長くはないであろうことを悟っていたそうすれば残されたこの子はどうなるだろうか冷たく、暗い、気の滅入るようなほどに広く何もない世界の中で暮らしていくのかと考えると、彼女は堪らなかったそんな母親の心を感じ取ったのか、再びお腹の中の胎児が躍った頭によぎった後ろ向きな気持ちを振り払い、彼女はこの子と共に生きたいと思い直す今は私達に以外に何もない世界かもしれないけど、いつか彼女に友達が出来る日が来るかもしれない船が記憶を紡ぎ、身体を持って命となったのだ。どんな奇跡や偶然が起きたっておかしくないそれは明けの明星の向こうからやってくるかもしれないだって、天の光はすべて星なのだからそんな想いで自然と笑みがこぼれてくる

…

お腹の子をあやすようにして、彼女は子守唄を口ずさむ この子が生まれてきたらどんな話をしてあげようかそうだ、この小さな地球(ほし)の話をしようあなたのお父さんの事や、お父さんが待っていてくれた家とそこで暮らした仲間たちとのお話をこの世界を彩っていたいくつもの想いを語り継いでいこうあなたはそんなあたたかい世界から生み出された希望なのだとそしていつかあなたが星の向こうや、あるいはこの海から新たに生まれ出た大切な友達に出逢えた時あなたがこの地球という名の船の乗組員だと胸を張れるように星と星を紡ぐための歴史を伝承していこうそんなことを思いながら、彼女は想い人の贈ってくれた指輪と、宿った命を抱きしめた･･･私もこの子と共に生き、あの人と交わした過去の思い出に負けない“今”という時を創り続けていくのだ人魚の子守歌に合わせるようにして波がゆったりとしたリズムで揺らいでいく明日を投げ出さないためにも過去を労わり、今を生きるやがて星が降る日までそれを忘れないことが未来へと繋がっていくのだと彼女は願いそっと瞳を閉じて、瞼の裏であの“忘れえぬ日々”の記憶を思い返した――――――

…	艦娘と深海棲艦の最終決戦 北極海に浮上した潜水艦・イ401はついにその全景を衆目に晒した飛び上がった際の水飛沫が雨の様に降り注いで自らの船体を濡らす「イオナ･･･戻ってきたのだな」しかし、長門のその想いと、タカオから告げられた真実は少し食い違っていた「そう、あれは確かに401のボディよ。･･･だけど、あの子自身と言えるユニオンコアとメンタルモデルはあそこには存在していないわ。あの艦はあくまであの子の“端末”を通じて送られた船体情報を元に、鎮守府で再現されたレプリカに過ぎないの」「それじゃあ、あの船は一体誰が動かしているんだ！？」

…

「長門さん、私です！」 401の外部スピーカーから大音量で声が響き渡る「その声･･･まさか大和か！？」「はい。戦艦大和、ただいま到着いたしました♪」明石が地下工廠に籠りきりで建造していた秘密兵器とは、このイ401のレプリカの事だったのだ建造には大量のナノマテリアルが必要とされていたため南西諸島海域ルソン島近海に放置・隠匿されていた資源NM採掘施設『オノゴロジマ』のナノマテリアルを回収することで遂に完成をみたのだった「再建造に際して、霧の艦隊の皆さんには急ごしらえですが高速修復材を利用した艦娘用の修理設備を追加させていただきました。バケツはたっぷりあるので皆さんどんどん利用してくださいね！」「うむ！まるで意味が分からんぞ！」「では説明しましょう」

…

明石の説明によれば、今回の異変の兆候が見られたのは、事件発生のクリスマスより前のこと かつてイオナより贈られたナノマテリアル製のイ401模型から謎の発光現象を観測したあなたは明石に調査を依頼解析の結果、それは霧のイ401の建造データであることが判明したその段階で得られた情報はそこまでだったが、あなたはそれがイオナからの危機を伝えるメッセージであると捉えた時を同じくして鎮守府海域に負傷したハルナ達が途中撃沈された霧の生徒会のユニオンコアを持参して漂着彼女達より事情を聞いたあなたは、イオナ救出のためのイ401開発計画及び北極海突入作戦“天極一号作戦”を発案そのさなかに硫黄島周辺にて今回の戦いが勃発し、あなたも深海棲艦によって拉致されフォッグ・マザーに取り込まれる結果となってしまった拉致される直前にイヨにイ401模型に偽装を施した新装備・N式潜を、まるゆにヨタロウ(キリシマ)を託すことができたのは不幸中の幸いであった

…	そしてもう一つの謎は霧の艦隊のことだ 蒼き鋼と共に力を合わせ霧の艦隊を迎撃したあの戦いの後、イオナ達はあれからどうなったのか彼女達は今よりも遠い世界、未来からやってきた存在だというのだ人知を超えたテクノロジーを持つその力を目の当たりにすればそれも納得の行く話ではある事故により過去･･･すなわち我々の時代へと転移してしまった彼女達は何とか元の時代に帰ることができたようだ

…	その後で起きた出来事についてヒュウガは詳細を語ろうとはしない 敵対していたコンゴウと和解したり、霧の生徒会と一戦を交えたり･･･まあ、とにかく色々とあったようだ

…

かくしてなんやかんやで未来の世界では闇の方舟(ダークサイドノア)と呼ばれる謎の存在が出現 過去の歴史に介入し時間を破壊せんとするダークサイドノアよって、彼女たちの時間軸が消滅しまう霧の艦隊の総旗艦となったイオナは人類と霧の艦隊が築く地球の平和と自由を守るためダークサイドノアを追って霧の艦隊を率いて時間跳躍を繰り返していた深海棲艦出現の原因となった赤い海とそれを生み出すスぺリウムもまた、その闇の方舟による歴史介入が原因の根幹にいるのだというこの時代に再び舞い戻ってきたのも闇の方舟を追跡する旅の途中だったのだが･･･時間跳躍のための母体となっていた超戦艦が、今は“ある者”によってコントロールを剥奪され霧の艦隊の最終兵器フォッグ・マザーになりすましていたのだイオナは対抗策として鎮守府に自らの船体の建造データを送り、支配を逃れたハルナ達を鎮守府へと向かわせた後超戦艦ムサシの中でプログラムを凍結され、現在も内部に囚われたままだ

…

「私･･･聞イテナイ･･････ドウイウ･･･コト、ナノヨ･･････？」 「バカナ！？デハ、アソコニ居ル フォッグ・マザーハ 一体何者ダト言ウノダ！？」「人類ヲ管理スル事デ、私タチニ･･･完全勝利ノ道ヲ指シ示シタノデハ･･･ナイノ･･･？」次々と掲示されていく情報に困惑する泊地達もまた、ヒュウガの一言によって大きく否定されてしまう「あれのやろうとしている事はそんな生易しいモノじゃないわ。アンタ達が必死こいて呼び覚ましたそこの超戦艦が今からやろうとしているのはね、この星に棲むあらゆる生命体の抹殺よ」「何ダト･･･？」そう、黒幕の目的は命そのものを激しく憎み、その源たる子種を金玉もろとも捻り潰してしまおうというのだ提督だけではない、奴は全人類を腎虚しするつもりだもはや射精管理の域を越えている、まさしく虐レイテとでも言うべき所業であった「勿論あんた達深海棲艦だって例外じゃないわ。あれは自分を含めた命を世界丸ごと滅び去ろうとしている･･･厄介な自殺願望もあったものね、コンゴウ？」

…	「まったく面倒くさい展開だ･･････本当にな」 「同じ経緯を辿ったことのある人生の先輩として、何か言う事とかあるかしら」「こういう時は意固地になって誰の言葉も届きはしない･･･だから、力づくで聞かせるまでだ」「ああー･･･結局その辺もいつも通りって事ね」コンゴウの大戦艦らしいとてもシンプルな回答に、ヒュウガも納得した

…

「全てはコンゴウ様のおっしゃる通り！調和する世界を顧みず自他を滅ぼそうとする生命への冒涜など校則違反です！！ 我々霧の生徒会はそのような不良を放ってはおきません！真っ当な生徒として悔い改めるよう必ずや更生させてみせます！！」コンゴウが引き連れてきた妹、霧の生徒会会長のヒエイは高らかに宣言したそもそも霧の生徒会とはヒエイによって設立された、艦隊の規律と風紀を守る事を目的とした自治組織である人類の記録の中から最も適した概念を拝借した結果、これは夕日の土手で殴り合って最後にはボロボロになりながらもお互いを分かり合う極めて伝統的なコミュニケーション法なのだという「新体制となった総旗艦の基に作られた生徒会の新校則、エンジョイ＆エキサイティング！今こそ実行の時です！」「ヒエイ･･････面倒くさい奴」

…	「どうやら間に合ってくれたようだな･･････大和」 「武蔵、苦しい戦いをよくここまで戦い抜いてくれました。ありがとう」「私一人の力ではない･･･それに修理を終えたらまたすぐに戦うさ。修復材、早速使わせてもらうぞ」大和型の新たな姉妹のためにもその名に恥じない戦いを見せよう、そう言って清霜の頭を撫でた武蔵を見て大和もまたにこやかに微笑んだ

…

姉妹同士の心の繋がりを再確認した艦娘の武蔵とは対照的に、超戦艦ムサシ率いる霧の艦隊はヒュウガの言葉を裏付けるようにしてその本性を顕わにした その行動は復活に協力した深海棲艦の制御を離れ、艦娘・深海に対する無差別攻撃が開始されたのだ「ヤハリ、アレハ我々ヲ導ク神トナルモノデハナイノカ･･･！！」深海棲艦たちがナガラ型軽巡のビーム砲撃の餌食となり次々に爆炎の中に飲み込まれながら沈んでいく射精管理による人類支配、永久機関GOD(Government Onanie Darkness)構想とは偽りでしかなかったのかと炎が辺りを包む光景に泊地棲姫は愕然と立ち尽くしたそしてその砲火は泊地棲姫にも向けられ、砲門が怪しい赤い光を集中させる

…

「危ナイッ･･････！！」 自らの意思を手放していた泊地棲姫の前に泊地水鬼が立ち塞がり、電子砲の集中攻撃を自らのクラインフィールドを展開して防いだ皮肉にも泊地水鬼を救ったのは、見放されたフォッグ・マザーから与えられた力だった手を前へとかざし障壁の形成を維持し続ける泊地水鬼その影に隠れる形となった泊地棲姫には、彼女の行動理由が理解できなかった「泊地水鬼･･･！何故ダ、ドウシテコンナ真似ヲ･･････！！？」力を集中させ身動きが取れない泊地水鬼が後ろを振り向く事はなかったそれでも彼女は精一杯の力を振り絞りながら言葉を紡ぎ出す「アナタヲ、傷付ケタク･･･ナカッタ･･････」自分達はただの怨念だ海に沈んだところで、それはただ鉄塊が再び海に沈む事と何ら変わりはない戦術的な必然性もなく無用な損傷を冒してまでするべき事ではないそんなものを庇って何になる？自らの危険も顧みず他者を守ろうとする存在、これではまるで―――――

…

砲撃を凌いだ泊地水鬼に向け、今度は大挙して押し寄せてきた侵蝕魚雷が襲い掛かる 先程以上の衝撃に顔をしかめる泊地水鬼だったが、いつものように涙を溢れさせる事はなくぐっと堪えてその場を死守しようとするクラインフィールドの熱変換は既に限界を迎えようとしていた「モウイイッ･･･ヤメロ･･････！！」制止する泊地棲姫の言葉にも従わず、撃ち込まれ続ける侵蝕魚雷に対して盾となる泊地水鬼自分の中で湧き上がってくる強い何かに突き動かされた時、その身に起きたことは奇跡か偶然か敵の雷撃により潰されかかっていた泊地水鬼が、その抵抗を一瞬だけ押し戻した大きな爆発とそれに伴う衝撃とともに全ての攻撃が弾き返され、仲間を守り切ることに成功した佇む泊地水鬼に向けて泊地棲姫が腕を伸ばし触れようとした時、その手の行き先は宙を彷徨った泊地水鬼の身体が銀砂のように輝きを放ちながら、光の粒子が立ち昇っては消えていく「オマエ････マサカ･･･！！」自らのエネルギーを全て使い果たした泊地水鬼は光となって消滅した最後に見せた彼女の顔にあったのは涙ではなく、穏やかな笑顔であった

…	「･･･泊地棲姫、お前達はこの戦いで多くの犠牲を払い過ぎた･･･残存艦隊を率いて撤退しろ」 長門はそう言って泊地棲姫へと近付こうとするが、艦載機群がその行く手を阻む武装を展開した泊地棲姫はまだ戦いを続けるつもりだった「分からないのか泊地棲姫！超戦艦が暴走を始めた今、私達がこの場でこれ以上争い合う意味などないんだ！！」「黙レエェッ！！」なおも食い下がる長門に艦載機の爆弾の雨が降り、二人の間を分かつ境界線を作り出した長門を一瞥したあと泊地棲姫は向き直って正面の超戦艦ムサシへとその砲口を向ける

…

泊地棲姫は砲門を変形させて超重力砲発射体形へと移行 全身から黒い稲妻が迸り、溜め込んでいた力を一気に開放したしかしその攻撃ですら超戦艦クラスのクラインフィールドの前では歯が立たず、超重力砲の光の潮流は武蔵の船体に触れることなく受け流されてしまう「コレデモマダ･･･足リナイカッッ！！！」泊地棲姫は防御を捨て全てのエネルギーを超重力砲へと回すもうこれで自分の全てが終わってしまっても構わない、そんなつもりでクラインフィールドの一点突破を仕掛けたするとムサシのフィールドの前面が熱量変換によって赤く染まり始めるだが、同時に泊地棲姫の身体に亀裂が走ったその変化に気付いたイヨは泊地棲姫に向けて叫ぶ「そんな身体で･･･！もう無理だよ！！」「来ルナ染ンライダー！奴ヲ倒セバ次ニ決着ヲツケルノハ貴様ラノ方ダ！！！！」泊地棲姫はつい先程イヨと同じような事を泊地水鬼に言っていたことを思い出し、今の自分がとても滑稽なやっていると感じたしかし、この身体だけはどうにも止めることは出来ない

…

「染ンライダー、オマエハ自ラノ生キ方ハ変エラレルト言ッテイタナ。 生憎ダガ ワタシハ戦ウコトシカ知ラナイ、ソレ以外ニ自分ヲ表現スル術ナド持ッテイナイノダ。コノ身体ニアルノハ、戦イノ記憶ダケダ･･･」自らの身体が限界に近付いていることを感じながらも、彼女は超重力砲を撃つことをやめないそして泊地棲姫はイヨにとつとつと話し出した「ヤハリ、生キ方ヲ変エル事ナド･･･ワタシニハ、デキナイ･･････」泊地水鬼はなぜ身を挺して自分をかばったのか自分がビッグセブンや染んライダーに敵わなかったのだった何かの間違いに違いない艦娘がスペック以上の数値化できない力を発揮する謎も、すべては違う文化の価値観だ今の自分には理解できない泊地棲姫は一呼吸置き、今度はより強い口調ではっきりと叫んだ「ダカラワタシハ、戦イヲ以ッテソノ答エヲ出スマデダ！！！！」泊地棲姫の瞳がカっと見開かれたその時、ついにムサシのクラインフィールドを閃光が貫いた

…

固く閉ざされたムサシの殻を破ったと同時に、泊地棲姫の身体の崩壊速度が早まってゆく 彼女は意識を集中させ保護する部位と犠牲にする部位の優先順位を選定していったまず真っ先に下半身が崩れ落ちたが、身体は宙に浮いたまま超重力砲を発射し続けるまだ終わるわけには行かない、執念が泊地棲姫を立たせていた続いて腕が吹き飛ぶも超重力砲の制御に支障はないと泊地棲姫は意に介さない「ダガ、艦娘ドモトノ決着ヲツケルマデハ･･････モタナイカ」なぜ泊地水鬼が犠牲にならなければいけなかったのかそして艦娘の持つ力･･･最後まで理解できない価値観だったその概念をなぜ自分が理解できないのか･･･その理由を、泊地水鬼なら知っていただろうかその力の謎さえ解けていれば泊地水鬼は死なずに済んだのだろうか自分を庇って最期の時を迎えた時のあの顔を思い出し、この身が朽ちるまで戦う決意を固めた時、彼女は気付いた「ソウカ コレガ･･･命、カ･･･」力の限界による浸食が進んで行き、胴体部が脆くも決壊した最終命令の伝達を終えた頭部さえも崩れ去り、超重力砲は最後までその役目全うし泊地棲姫を構成する全ての要素が塵となって消滅するのだった

…	泊地棲姫の命を賭した攻撃によってムサシのフィールドは一時的に中和されダメージを与えることができたものの、それはムサシにとっては小さな損傷に過ぎない すぐさまナノマテリアルによる自動修復が開始され、破砕された装甲を再展開させていく「おのれ、なんて回復力だ･･･！！」その不死身の如き力を垣間見てさしものビッグセブンも肝を冷やしたムサシにたった一人で立ち向かい目の前で散っていった泊地棲姫敵でありながら彼女もまた己の信じる物のために戦った事へ敬意を表し、長門は決意を固める「お前の懸けた命･･････決して無駄にはしない！」

…

そうして、超戦艦ムサシの艦橋から一人の少女の姿が映し出された それこそがイオナから超戦艦の権限を奪い今回の事件を仕組んだ黒幕艦娘と深海棲艦を共倒れさせた上で、地球上の全生命体の滅亡を目論んでいた潜水新棲姫だった「使イ終ワッタオニンギョウハ･･････用ガ済ンダラ、キチントオ片付ケシナクチャネ･････ﾋﾋﾋｯ」「人形だと･･･！」不気味な笑い声を上げる潜水新棲姫笑い声だけではない、泊地棲姫たちを人形と切り捨ててまるでそれ自体が遊びであるかのように振る舞う潜水新棲姫に長門は怒りを抑えることができなかった「ソウ･･･アレハオニンギョウナノ･･･結局、全然役ニ立タナカッタケド。･･･デモ コレカラマトメテ全部壊シチャウカラ、関係ナイヨネ」

…	「UF、4･･････ローレライ」 ユーは友の名前を呟き、それを聞いて隣にいたルイは目を丸くした「えっ？その名前ってユーが言ってたお友達のこと？！」無言でこくりと頷くユーだったが、まさか深海棲艦がその相手だったとはルイもさすがに予想外だった「あの子は･･･海を漂流していたのを鹵獲されて、『白い家』に移送されたの･･･」「そこで知り合ったって事？」

…	「なんだって、それは本当かい？」 レーベは彼女から出た言葉を訊き返す白い家とは、深海棲艦の発生に際して発足されたドイツの研究機関である日本で生み出された深海棲艦への対抗兵力・艦娘を欧州の地にもたらす為先端医学と最新技術を駆使した艦娘開発計画が実行に移されたのだレーベやマックスもまたここに在籍していた時期があった

…	国民の中から適性が認められた同じ年頃の少女たちがまず20人、同じ部屋に集められた 彼女達は生活を共有し、勉学に励むそれはさながら児童福祉施設の様でもあった後に様々な訓練や実験を経て少女たちの数は半分に減り、やがて4人になったそうして計画は進行し、ドイツ生まれの艦娘・駆逐艦Z1とZ3が誕生した

…

ユーの話によれば、潜水新棲姫･･･UF-4は白い家に収容されていたが爆発事故により区画が破壊され、その行方が分からなくなっていた 事故による施設の被害は甚大なもので現在も復旧の目処は立っていないそれはユーが日本へと派遣された後、昨年の8月 欧州救援作戦の最中に起きた事故で、その規模からUF-4の生存は絶望的とされていたしかし死んだと思われていた潜水新棲姫と今回の作戦中にすれ違ったユーは、居ても立ってもいられず彼女を追って北極海へ単身飛び出してしまったのだ「ふぅん･･･ユーにもあの場所に友達がいたのね」「マックスさん･･･ごめんなさい、勝手にマックスさんの主機を持ち出したりして･･･」「大丈夫。･･･その気持ち、よく分かるわ。言ってくれれば良かったのに」「キミはユーの友達なんだろう？なんでこんな酷いことを･･･」レーベは超戦艦に向けて呼びかけると、投影された映像は再び潜水新棲姫へと切り替わる

…

「私ハ･･･人間ニ捕マッテカラ狭イ水槽ノ中ニ ズット閉ジ込メラレテタ･･･私ハ外ニ出タカッタノニ 皆ガ私ノ邪魔ヲスル･･･ユーモ私ヲ置イテイッタ･･･！」 「それは、違う･･･！違うのっ･･･！」「オ前ナンカ、友達ナンカジャナイ･･･ソンナモノ、初メカラ無カッタ･･･！！」言いかけたユーを潜水新棲姫は一蹴したしかしユーは普段の彼女とは正反対に強く食い下がる「前に一度だけ、ユーに教えてくれたよね。自分はお父さんを探しに来たんだって･･･だから――――」「私ハ私ニ酷イ事ヲシタコノ世界ヲ許サナイ･･･コンナ苦シイ思イヲ生ミ出ス 感情ヤ命トイウ存在ヲ絶対ニ認メナイ･･･！！ダカラ全部壊ス事ニシタノ･･･“私ヲ作ッタ”パパニハ、ソレヲ特等席デ見テ貰ワナクチャ･･･コノ世界デ生マレルモノ全テガ ヤガテ滅ビニ向カウダケノ 愚カデ、無駄ナモノナンダッテ･･･ッ！！」「キミは何か勘違いしてるよ。僕もあそこでは色々あったけど、白い家はキミが考えているような場所じゃない」レーベの言葉に耳を貸すことなく、潜水新棲姫によって掌握された霧の艦隊が再び攻撃を再開する

…	全ての破壊を目論む彼女との対話への道は早くも決裂した しかし新たな疑問が増えてしまう超戦艦を使って未来から戻ってきたイオナ達と、深海棲艦である潜水新棲姫そして彼女が会いたがっていたのだという“父親”の存在――――これら三者の繋がりとは一体何なのだろうかとイヨは思ったさらには、イオナから受け継がれたナノマテリアルで出来ているN式潜が何故自分の深海棲艦化の兆候を促した理由も･･･「おしえてヒュウガ先生！」

…	「私にだって分からないことぐらい･･･あるわ」 「えぇー･･･」「私達が未来からきたって説明はしたわよね。方舟の痕跡を追って、少しずつ過去に遡っているの。あの子はね、その途中でイオナ姉さまが拾ったのよ。この地球のあらゆる命が死に絶えた、もう一つの結末の世界で」

…	イオナ率いる霧の艦隊が自分達のいた消された時間の時代から最初に跳んだ過去の世界では、本来あり得るはずのない光景が広がっていた 全ての陸地が海底へと沈み、星全体が赤く染まる死の星となっていたのだダークサイドノアによる歴史介入が進行していた証拠だった「あなた達流に言うのなら、運命を乗り越えられなかった世界･･･とでも言うべきかしら」潜水新棲姫はイオナがその時代で発見した唯一人の生存者であった友も家族も何もなく、孤独に存在しているだけの少女をイオナは過去に連れていくことに決めた「その子を憐れに思ったイオナ姉さまの慈悲が、まさかこんな形で仇を返される事になるなんてねぇ･･･」

…

潜水新棲姫を保護すると、今度は地球が赤の星になる前の時代へと転移した その時間への介入を最低限に留めるため、イオナは超戦艦を北極海の海底へと潜めてネットワーク上での情報収集に務めた「そうこうしてる間にあの子に逃げられちゃったのよねぇ･･･」それは既に深海棲艦による侵攻が始まっていた世界かつてイオナ達が艦娘と邂逅した時と同じ時代だったその後の潜水新棲姫はドイツ領海にて発見・鹵獲され、研究機関に隔離されてしまったため、その足取りを掴むことが出来なかった一方で、地球が赤い海となってしまった原因がナノマテリアルが変異したエネルギー・スぺリウムである事が判明する潜水新棲姫は元よりスぺリウムに満ち溢れた世界で産まれただからこそ、再び北極海に舞い戻ってきた彼女はその浸食能力で超戦艦にアクセスを可能にしたのだとヒュウガは推測した「あの子が探そうとしていた父親の手掛かりもタカオに頼んでたんだけど･･･見つけられなかったんでしょ？」「うるさいわね！本人だって居なくなっちゃうし、私がずっと人探しやらされてたんだから！」

…	地球がスぺリウムの星となる分岐点とはすなわち、スペルマ星人と戦った二年前のスぺリウム事件だった スぺリウムを発見した人類は急速にその技術を軍事方面に進歩させていくそうしてスぺリウム弾道弾によって臨界を迎えたスペルマ星人の暴走が地球を死の星へと変えたイオナは改変された歴史を修正するための必要最低限の介入として、ビッグセブンとスペルマ星人との戦闘にコンゴウを向かわせる彼女の言葉によって戦う意思を取り戻したビッグセブンは自らの可能性を信じてスぺリウムの浄化を成功させるのだったこれがスぺリウム事件の真実であるこうして人類は運命を乗り越えることができた･･････はずだった

…	しかし、潜水新棲姫はこの結末を自らの手で再び再現しようとしている 可能性や希望という存在を否定する彼女の強い怨念がスぺリウムの力を増幅させ、超戦艦を掌握したそして今、艦娘達を倒すために自らの支配下に置いた霧の艦隊を差し向けるコンゴウ、ヒエイ、ハルナの3隻が艦娘を守るための盾となって攻撃を開始した「オマエ達モ･･･消エテシマエ････コノ魚雷ヲ、食ベロオォーッ！！！」

…	「あ、今補給タイム中なんで。もう間に合ってます」 「エッ！！？ナ、何食ベテルノォ･･･！！？」そこには魚雷を無限に飲み込む北上の姿が！「気持チ悪イ！！！！？」「ホントに魚雷かと思った？これね、今度新発売の魚雷型エクレア♪」「北上さん、遊んでないでバケツ運ぶの手伝ってください」「はいよー大井っちー」しかしそこは大人の大井、余りの異様さに恐怖していた潜水新棲姫をよそに魚雷の件を華麗にスルー

…	「バケツはいらんかねー、いらんかねー。･･･あ、弾薬も補給してく？」 駆逐艦たちは北上からバケツを受け取ると霧の生徒会やイ401に乗り込んでいき増設された修復施設に並び始める「いや〜修復材満載で重いわー。あ、レギュラー満タンで」わざとらしく肩まで鳴らす北上であった修理に向かう彼女達と入れ替わりにイ401側からは鎮守府で待機し401に乗り込んでいた艦娘達が飛び出してくるそこには中部海域に出撃していたあの正規空母達の姿もあった

…	https://www.youtube.com/watch?v=wZmj01KXl68 ﾃﾚﾃﾚﾃﾚﾃﾚﾃﾚﾃﾚﾃﾚﾃﾚ･････ﾃﾝﾃﾝﾃﾝﾃﾝ! ♪ﾃｰｰﾚｰｰﾚｰｰｰﾚﾚｰｰｰ「瑞鶴先輩！このイントロは････！」「―――加賀岬！！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ!「改よ」ここで一航戦の急に歌う方、加賀の入場だそのリズムが身に染み付いた瑞鶴によって条件反射レベルで手拍子が入る

…	「残弾の少ない艦や負傷した艦はすぐにドックへと入ってください！小さな損傷だろうと慢心してはいけません！」 赤城が艦隊の皆に注意を呼び掛けていたその手には炊飯器とお椀がしっかりと握られていたのを飛龍が指摘する「赤城さんそれ3杯目ですよね」“居候、三杯目にはそっと出し”の言葉の通り、赤城は3杯目となる炊飯器を伊良湖にそっと差し出した「おかわり、お願いします」

…	「みんなの修理と補給が終わるまで時間を稼ぐよ！こっからが持久力の見せ所ーっ！！」 「長良型対ナガラ級軽巡洋艦･･･さながら姉妹艦対決、ってね！」長良を筆頭にして妹たちが率いる水雷戦隊も追従し突撃を開始する艦娘の長良型と霧のナガラ級の対決がそこで展開されたが、鬼怒のダジャレは全員からスルーされた

…	「夜だねぇ〜･･･あたしも目が冴えてきたよ」 本気になった加古が迫り来る軽巡洋艦に狙いを定めると身体中にみなぎったパワーが電撃となって溢れ出てくる「ブッ飛ばす！！！」その言葉通り、彼女の全力雷撃によって前方の海が敵艦ごと抉れて弾け飛んだ

…	「甘味処間宮・北極店、本日限定営業です！甘ーいアイスはいかがですか〜？」 「伊良湖食堂ではお夜食も提供してまーすっ」ホイップ・ジェラート・カスタード・マカロン・ショコラにパルフェ作って食べて戦って、なるほど甘味がSweet(ｽｲと)出たこれには駆逐ならずとも戦意高揚キラキラる

…

「これは負けてられないわね！勝利に向かって、カツを入れていくわよ！！」 一体いつ着替えたのか足柄はエプロン姿となってトンカツを揚げ始める肉汁の匂いと油のはねる音が食欲をそそり、目を輝かせながら横で興味津々に見ていたアシガラも口元から涎が出そうな勢いだ「なんだこれー！？すっげーうまそーだぞ！！」サクサクの衣にｼﾞｭﾜｯと肉汁を閉じ込めてうま味を引き出すコツは温度の違う2つの油を用いた二度揚げだ一度低温の油で揚げたカツを引き揚げると今度は高温の油へと一気にくぐらせる最後はキャベツと共にお皿に盛ればご飯とみそ汁を付けて完成だ「さあ足柄特製トンカツ定食一丁上がりよ！！」だが、このトンカツにはまだ最後の仕上げがひとつ残っている･･･！

…	「ウォースパイト！おろしソース！！」 「yes ma'am!」「アンタお姫様に何させてんの！？」霞のツッコミとは裏腹にしょりしょりと大根をおろすウォースパイトの仕草は楽しげだ

…	「言っとくけど酒は無いわよ」 「･･･！？」一方、隼鷹と千歳は酒の提供を飛鷹から断られていたこの報告は2人にとってショックであった

…	「どういう事だよ！ポーラなんか普通に飲んでるぞアレ！！」 西方海域で艦隊を2つに分けた欧州救援部隊は先行組が欧州を解放するまでに追い付けなければ酒を奢るという賭けが旗艦のウォースパイトとビスマルクとの間でなし崩し的に決定してしまった粘り強さがモットーのザラも賭けに負けては仕方がないとその要求を飲まざるを得なかったそれを羨ましそうに見つめる隼鷹だが、飛鷹はその手を緩める事はない「よそはよそ！うちはうち！」

…	「千歳お姉！！！！！あったよ！！焼き芋！！！！！」 「嬉しいけどそうじゃない！！でもやっぱり嬉しいからありがとう！！！！」間宮が鎮守府から401に移送した備品の中にあった焼き芋屋台を引っ張ってきた千代田お酒の代わりに芋で食欲を満たす姉妹であった「せっかくだし芋焼酎も･･･飲みたいなぁ〜･･･」「全部終わったらね」

…	潜水艦の子達への補給を終えた大鯨は、自らの戦闘態勢へと突入する 潜水母艦は着物を羽織り軽空母・龍鳳へとその姿を変える「あの子達の進む道は、私が切り拓きます！！空母龍鳳、精一杯頑張ります！」

…	お色直しと称した改二改装の出来に満足な鈴谷と熊野 「軽空母かぁ〜･･･いいねー、いいじゃーん♪」「さあ、パーティーを始めますわよ。鈴谷、準備はよろしくて？」「オッケー、攻撃隊飛ばしちゃうよー！」2人はボウガン型の発射装置に矢を装填し、発艦を開始した「とおおぉぉおおうおおおぉお！！！！！！」さらにパワーアップしたけたたましい獣の咆哮が攻撃隊と一緒に飛び出していった

…	こちらも改装により改二となった大鷹がよく懐いた攻撃機を手に乗せて発艦準備を整える 「海上護衛任務とは違いますが、戦力としてお役に立てるよう･･･」言いかけて、大鷹は首を振った「皆さんと無事にあの鎮守府へ帰れるよう、努めます」そうして今度は力強い眼差しで空を見据えて大切なものを護るために、その願いを叶えるために、彼女はその翼を飛ばす―――

…	弓から、巻物から、あるいはカラクリ箱から 軽空母たちがそれぞれの艦載機を一斉に展開する正規空母の顔ぶれにもにもいずれ劣らぬ精鋭達が空中へと飛び立ってゆく

…	その間も速吸は補給待ちの艦娘を廻って給油と弾薬のほか戦闘給糧の受け渡しを続けていた 「ご一緒に瑞雲のハチミツ漬けはいかがですかー？」結局、瑞雲部以外の全艦娘から拒否された

…	「夕雲姉さん、事件です！！」 「そんなに慌ててどうしました？巻雲さん」夕雲の元へ巻雲がパタパタと袖を振りながらやって来たよほど急いで来たのか息は荒く、夕雲は落ち着くように促したそれでも巻雲は構わず話を続ける「さっき朝霜から聞いたんですけど！清霜が大和HOTELグループの引き抜きに遭ったみたいです！！」「あら、そうなの？」それに対しての夕雲の返事は拍子抜けするほどにあっさりしたものだった

…	「清霜さん、ついに自分の夢が叶ったのね」 「そんな悠長なこと言ってる場合じゃないですよぉー！夕雲型の徹甲弾でも貫けない固い絆に亀裂がぁ〜！！」「そうねぇ･･･じゃあ、清霜さんに夕雲型駆逐艦の良さをその身を以て知らしめてあげるのが姉としての矜持ではないかしら」そう言って夕雲は後ろを振り向き、その長い髪が揺れた「ね、あなたもそう思うわよね？長波さん」戦艦への憧れを捨てて欲しいわけではないが、自分達の持つ魅力もきちんと知って欲しいだから今こそ主力オブ主力の力を見せる時なのだ「いいぜ！そろそろ本気プレイに入ろうと思ってたところだしな！」

…	「火力重視で行くぜ、夕雲姉！！！！」 「待って。ちょっと待って長波さん」「えー？」長波の今の格好にさすがの夕雲も待ったをかける「なんだよー、いま火ィ入れようとした所なんだけど」「コンロの火！？」「チャーハンは油と火力が命だからな！名付けて提督チャーハン見様見マネ長波スペシャル！！」「違うのよ、あのね長波さん、チャーハンは作らなくていいの。給糧艦じゃなくて他にもっとこう、対抗するものがあるでしょう？」「でも、補給は全ての基本だぞ？」素で言い放った長波を見て、夕雲は頭を抱えた

…	夕雲は数度のやり取りの末の長波の説得に成功した そしてついに現場改装による長波改二の姿がお披露目される「さぁて、気を取り直して行くか！一味違うのはチャーハンの味だけじゃないぜぇ！オーッ！」長波の艤装に適合した新型連装砲が火を噴き、いま主力駆逐艦夕雲型が真の力を見せる！

…

同じ甲型駆逐艦を名乗る者として陽炎型にも意地がある 第四駆逐隊の面々は霧の艦隊に連装砲を発射するヒュウガのアシストによって強化された艤装から発射されたものは霧の艦隊の持つ主砲に似た光学兵器へと変化していたその光線がクラインフィールドごと船体を貫くと爆炎と共に敵軽巡クラスが沈んでいく現在ナノマテリアルの保護を受けている艦娘たちにとって標準装備となったこの攻撃によって同様の光景が戦場の各地で広がるその様子を見ても潜水新棲姫は余裕の態度を崩さない「ソレデモ･･･何度ヤッテモ･･･無駄ナンダヨォ･･･！！！」突如、上空が赤く歪み超戦艦ムサシの個体識別紋章が浮かび上がるそれは鉄底海峡で起きた深海棲艦が復活した時と同じ現象だった

…

しかし沈められたナガラ型はその現象に対して何の反応も見せず、空の文様は収縮しその力を失っていく 「ナンデ･･･ッ！？」潜水新棲姫は掌握したナガラ型のナノマテリアルを遠隔操作するつもりが、一切の制御を受け付けようとしないそれもまたヒュウガの仕掛けた策であった艦娘たちのガンビームで貫かれた霧の艦隊はそれらを結合させている情報のハッキングを受け、船体からナノマテリアルの所有権をリセットしてしまったのだバラバラに分解されたナガラ型は外部からのコントロールを受けることなくユニオンコアだけが海へと沈んでいく途中で潜水艦娘たちがそれを回収していった艦娘達に終わりのない無間地獄を味わわせるアテが外れた事により潜水新棲姫は苛立ちを見せた「ドウセイツカ消エテシマウノニ･･･足掻イタッテェ！！！」運命を変えようと戦う姿が潜水新棲姫には度し難い行為に映った彼女の目論見に反して艦娘は決して諦めない「お前の好き勝手なんかにはさせねぇ！ハギー、マイ、のわっち！俺達の運命で･･･嵐を呼ぼうぜッ！！！」嵐は得意げに笑うと次なる目標に向けて走り出した

…	艦娘たちの戦闘を見てヒュウガも自分の考えた武器が目的を果たしている事を実感した ナノマテリアルを奪い返し戦力を無効化することはできたこの分なら本来は味方である霧の艦隊に致命的損害を出すことなくムサシまで辿り着けるだろうしかしそのムサシに対抗するためにはまだまだナノマテリアルが足りない「こうなったら単独でも使える最終手段、ソロ突撃をやるしかないわね」そのヒュウガの口ぶりに、タカオは猛烈に嫌な予感を感じた「タカオ！アレを使うわよ」「ぜっっっっったいにイヤッ！！！！！！」「答えは聞いてないわー。そんな事言われても使っちゃうもんねー♪」

…	猛烈な拒否反応を示したタカオを無視してヒュウガがコンソールを叩いていくと、タカオの船体の両舷が折りたたまれ中から立派なドリルが出現する 「あああ〜〜！！やっぱりぃぃ〜〜〜！！」「この時代の硫黄島にもあったのよねーコレ。誰が何の目的で作ったか知らないけど、ある物は使わせて貰うわー♪」艦のドリルにタカオが泣いた。がっくりと崩れた彼女の涙を拭くものはそこにない「さぁて、稼ぎますか、お仕事お仕事♪」ヒュウガは活き活きとした表情で艦を敵軽巡に向けて突撃させた「私の船なのに･･････こんなの私の知ってる軍艦の仕事じゃな〜い！！！」

…

敵のビームの中を突っ切ったタカオのドリルはそのまま艦橋を貫く勢いでドリルオン！ 滑稽な外見に反してその物理破壊力は凄まじく、反対側までドリルの先端が突き抜けた「威力だけじゃないわ、これにはオマケも付けといたの」ヒュウガの言葉通りその攻撃は敵を貫くだけに留まらなかったドリルの螺旋が回転する度に敵艦のナノマテリアルが渦を巻いて取り込まれ、敵の構成要素を掠め取っていく「艦娘の子に付けたビーム砲のハッキング能力みたいにドリルで削ったナノマテリアルを分解した後こちらのモノに吸収出来ちゃうってわけ」「そんな無茶苦茶な！！」「無茶でもなんでもやったもの勝ちよ。さあ、これで超重力砲を撃てるようになるまで暴れまくるとしましょうか♪」

…	「やっぱあのギュィーンって奴カッコイイー！！ナチ！私もアレほしい！！！」 「やめなさい。はしたない」ドリルへの憧れが芽生え始めているアシガラをナチが制止するちゃんと止めておかないと後で本当に付けかねない、とナチは思ったそんなファンからの熱い声援を受けてヒュウガもご満悦の様子「2本のドリルを振り回して突撃･･････単なる重巡洋艦の時代は終わったわね」「人の船使って勝手に終わらせようとしないでよ！！」まあ、そうなるな「あぁーもうっ！こうなったらヤケクソよ！一秒でも早く超重力砲を撃てるようにしてやるんだからぁ〜〜！」タカオのドリルは唸りを上げ、立ち塞がるナガラ級を蹴散らしていった

…	【休憩】(1回目)11章はこれより一度目の休憩となります再開時刻は20:00頃ですその間にレス返し等もさせて頂きますので上映再開までしばしお待ちください

…	>ID:beWG6dZY >北上さんの旅行記シリーズが読めると思ったのにこれだよちくしょう！>ちょっと髪の毛に突っ込ませて下さい！残念ながら提督、そんなシリーズは無いんだよ…でも提督の応援と6回射精できるか次第でホントのシリーズ化も夢じゃない！さあ頑張って絞っちゃいましょう♪>ID:kQ4QrYD2>旅行記でなぜIDかと思ったらこれか！>相変わらず手が込んでやがる！このあとちゃんと佐世保まで行って旅を満喫してきたよ遠出をするとなんかこー開放的な気分になるよねぇ〜･･･旅の恥はかき捨てって言うんだっけ？提督も下半身を解放して4回かき捨て、やってみよっか♪

…	超大作が始まってる…… どっからでもかかってこい北上さんなんざこの二人が返り討ちにしてくれるわ生えっちさん対策にゴムえっち仮面さんも呼んでおいたぞ

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>ID:8qaElJLk >大井っち→生えっち→ゴムえっち→管理！>畜生！罠だったか！罠ですか…？いえ、ささやかな旅のお土産ですよお土産といえば大河ドラマの影響か、石巻駅のコンビニで九州フェアをやっていたものですから佐世保駅に着いてお土産コーナーを覗いた時に「あ…これ石巻で見ました」ってなってしまって駄目だったですおいしいものを食べて精をつけたら8回シコシコぴゅっぴゅってしちゃいましょうね…提督♡>ID:ImgVbkJY>可愛いサムネで釣るなんて･･･>ヒドイ！ずるい！管理して！では僭越ながら神通が提督のオナ禁する様をじっくり観察させていただきますね…苦しくなってもおちんちんを扱いては駄目ですよ…？

…	>E-11「Ｉは沈まない／サプライズフューチャー」(61/206) 206！？

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>ID:u0xtIE1Q >ここんとこ忙しくてずっとオナ禁だったからなぁ…>更に継続だけは勘弁1回射精だよ〜、よかったね提督♪たまには息抜きしないと体壊しちゃうよ。あんま無理しないでね？>ID:ZhAjLPYI>超大作が始まってる……>どっからでもかかってこい>北上さんなんざこの二人が返り討ちにしてくれるわ>生えっちさん対策にゴムえっち仮面さんも呼んでおいたぞちなみにこれ今回で3回目なんだよねー上の方に貼ったsz25253.zipに前のログなんかが入ってるから気になったら読んだりしてみてね♪ふっふっふっ…提督はハイパー北上さまに果たして勝てるかな〜？おちんぽ誤射しないようにアタシが守っちゃいますよ！

…	>>E-11「Ｉは沈まない／サプライズフューチャー」(61/206) >206！？2、3行で処理されてるページもあるので文章量自体は前回の200pよりは少ないはずなんですが…どうしても削れなかったり、1枚1枚の画像がメインだったりでシーン数が多くなってしまいました…でも、その分提督と鎮守府の皆さんへの想いの全力を込めて作りましたので一日では読み切れずとも射精管理と共にごゆっくり楽しんでください…！