地震@ふたば保管庫 [戻る]

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昭和2年施工の耐震補強が熊本城を守った

 宇土櫓は熊本城に残る桃山時代末期の建物の一つで、5階建ての部分と一部2階建ての平屋の続櫓からなり、国の重要文化財に指定されている。

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/knpcolumn/14/505663/092000023/?P=2

熊本地震では続櫓が全壊したものの、5階建ての部分は持ちこたえ、1960年に完成した鉄骨鉄筋コンクリート造の天守閣で起こったような大量の屋根瓦の落下もなかった。伝統木造でも高い耐震性を確保し得ることを示したかに見えた。

 実際には、宇土櫓は内壁に鉄骨の筋かいで補強した箇所がある。1927年、すなわち約90年も前の熊本城が旧日本陸軍の施設だった時代に陸軍が施工したという。したがって現在の耐震基準に対応した補強ではないが、熊本地震で効果を発揮した可能性はあるだろう。

宇土櫓で観光客として初めて鉄骨の筋かいを見た時は、「もうちょっと目立たないように補強してくれたらよかったのに」と少しがっかりしたが、今ではむしろ、近代の技術で補強していることを隠さず明示している点で良い事例だと思うようになった。江戸以前からあった既存部材と近代以降に加えた補強部材との区別が付かない状態の方が、伝統木造に関する誤解を与える恐れがある点で問題ではないだろうか。

 時代劇で例えると、例えば侍が食べる茶菓子として栗まんじゅうを出すことは、明治時代に生まれたとされるこの和菓子が江戸時代にもあったと誤解させる恐れがあり、好ましくない。それに対し、例えばイチゴのショートケーキを出すと、史実から逸脱した架空の場面であることが誰の目にも明白なので、視聴者をミスリードすることにはならないと考えるのだ。

 今後の櫓や石垣の復旧工事で、江戸時代以前の状態のままでは特に地震に弱いことが明らかな箇所には、既存部材とはっきり区別できる形で「最新の技術」を大胆に導入することも検討されてよいのではないか。


昭和2年施工なら隠さなくても十分見る価値あるよね
【フランス】セメント大手、シリアでISと取引か 「税金」払ったと仏紙 [16/06/22]
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AFP 6月22日 8時7分配信
【AFP】フランスのセメント大手ラファージュ(Lafarge)が、シリアでの事業を守るため、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」をはじめとする武装勢力と取引をしていたと、仏日刊紙ルモンド(Le Monde)が21日報じた。 この問題についてAFPはラファージュに問い合わせたが回答は得られず、「わが社は常に、従業員の安全確保を何より優先してきている」と述べるにとどまった。 ルモンドが「憂慮すべき取引」の現場と伝えているのは、シリア・アレッポ(Aleppo)の北東約150キロに位置し、ラファージュが2007年に買い取って2011年に操業を開始したセメント工場。 同紙は、「2011年に内戦が始まったことでこの地域は不安定さを増したにもかかわらず、生産は2013年まで維持された」と報じている。ISは13年に、工場付近の町や道路を支配下に置き始めた。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160622-00000001-jij_afp-bus_all

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「腐敗の極みーー東日本大震災の“遺体検案”架空経費計上で裏ガネを作っていた警察」
http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=5165

石積みの場合は江戸期に施工修理された物の方が
昭和期に修理された物より倒壊率が低かったらしいけど
熊本地震特集のNスペで観た