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白樺の木々が時折ピシピシと鳴り響くほかは無音の雪山で、この地では珍しい越冬実装石に出会った 短時間であれば他の捕食動物が寝静まる深夜で木の皮や木の実を集める雪山登山でビバークしているところに現れたソレは別に何かをねだるわけでもなく、じっと薪の炎を眺めていた(ニンゲンにモノをねだると100%殺される)というのを学習しているのかも知れない「食べるか?」と差し出した携帯固形栄養スティックにも興味を示さなかったソレに、私は山の神の使いではないかと思ったテントに入る前に神様への供物としていくつかの果物やお菓子を置いて寝ることにした翌朝、ソレは禿裸状態で死んでいたソレは確かに神様の化身だったのかも知れないが、他にも居る越冬実装にとって(食べ物を確保しないとは何ごとか)と制裁されたようだ(続かない |