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「あんまり可愛くない女のコがその差別に耐えられなくなったみたいで……ある日、腹いせにとんでもない事件を起したんです」 その顛末はこうだった。 「嫌いな女のコの部屋に忍び込んで下着を盗み、マンションの前にばら撒いたんです。ヤラれた方は泣きながら拾い集めていましたね。犯人の女のコといえば、そのままシェアハウスを去って行きました。ここでは、女同士の仲が悪くなって出て行くパターンが多いです」 たしかに、女同士の美醜ヒエラルキーをプライベートな時間までずっと感じ続けるのは辛そうだが……。一歩間違えれば警察沙汰になりかねない。盗難といえば、このような出来事もあった。 「シェアハウスでは冷蔵庫が共同です。先日、僕の卵と牛乳が減っている時があったんです。偶然キッチンに来た同居人にその事を話すと、彼女も食パンが1枚減っていると言う。そこで『あっそういえば、今朝あいつフレンチトースト作ってなかった?』と、無くなった食材から犯人を推測したりして(笑)。 |
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まあ、そのぐらいならまだ許せますが……この間なんか、自分用に使っていたダイソンの小型掃除機がいくら探しても見つからなくて。なにげなくメルカリ(フリマアプリ)を見ていたら、僕の掃除機が出品されていてビックリですよ! もう壁紙の柄からしてハウスの誰かが盗んで売りに出したのは確定ですね。不信感がつのりますよ。これって、もう窃盗事件ですよね?」 ◆「家賃助けて」とカラダの関係も!? さて、男女混合のシェアハウスといえば、気になるのは下半身事情ではないか。 「以前、月末になると同居人の男メンバーに『今月、家賃助けてくれる?』とカラダの関係に持ち込み家賃を払わせる女のコがいて……ハウス中の男ほぼ全員と関係を持っていたらしいんですよ。じつは、僕もそのひとりなんですが(笑)。しかもなぜか、いつ誰かが入ってくるかもしれないリビングルームでしたがるので困りました。もしかしたらお金に困っていたというより、そういう性癖だったのかもしれません」 |
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そんな彼女は、他の女子メンバーの彼氏や弟にも手を出していたらしい。渋沢さんによると、何年か後に「じつはあのとき、バレなかったけどこうだったんだよ」という話を聞かされるのも“シェアハウスあるある”とのことだ。シェアハウス内での性行為は禁止されているところがほとんどみたいだが「バレなかったらアリ」という暗黙のルールなのだろうか? シェアハウスだけに同居人を自分で選ぶことはできない。ときには、迷惑な輩が住んでいる場合も……。 「僕の隣の部屋のヤツが朝から晩までずっとヒップホップを大音量で流し続けるのでうるさくてたまらないんですよ!『いいかげんにやめてくれないか?』と注意をしたところ、『OK、フリースタイルMCバトルで勝負だ! リビングにみんなを集めな』って言い出して……」 |
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正直、付き合っていられない。みんなに迷惑をかけるのも嫌なので結局、自室に戻り耳栓をして寝たという。騒音を注意するのはディスりではないのに……自分の世界の中だけで会話されても困る。とはいえ、もしもMCバトルで勝利していたら、素直に聞いてくれたのか気になるところではあるが(笑)。 「シェアハウスで話の通じないヤツともいっしょに暮らすって、本当に大変だなとしみじみ思いますね。最近は、ひとり暮らしが恋しくなります」 なんとなく華やいだイメージのある“男女混合シェアハウス”での生活だが……思っていた以上に人間臭くて、楽しいことばかりではないようですね。<取材・文・イラスト/鈴木詩子> |
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大変ですね |
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でも家出少女をかき集めて なんちゃってハーレムつくってる猛者もいるので 創意工夫ですね |
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建物の構造自体は昔の寮とたいして変わらんなあ 大家的にはトイレとか風呂とか水回りをシェアしてもらうと 建てるのも維持するのも楽そうではある |
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楽しそうじゃん 恋愛やセックス自体をトラブルとか言い出したら末期 |
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オーナー自ら住んでハーレムを目指すなら、まあ趣味としてすばらしい |
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団体生活って大変だからな 1人クソがいるだけでもう大変 |
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タコ部屋にしか見えない |