中国年金制度破綻 労働人口減少と高齢化で財源枯渇
中国の指導部は債務拡大による景気の腰折れを阻止する政策に数年来、力を入れてきた。半面、年金不足が新たな大問題として浮上している。世界最大の人口を擁する中国の急速な高齢化は、現役世代の保険料負担で、もはや年金支給額を賄えない事態を意味し、政府は少なくとも2014年以降、その穴埋めを強いられてきた。
不足額1兆2000億元
中国財政省の直近のデータによれば、16年には、年金費用が11.6%増の2兆5800億元(約43兆6500億円)に膨らみ、政府による不足分の補填(ほてん)は4291億元に上った。中国は1990年代初めに現行の年金制度を立ち上げて以来、働く現役世代が払い込んだ保険料を年金受給世帯に充てる賦課方式を取ってきた。だが退職者数の増加に対し、労働人口は減少をたどり、保険料の受け入れ額と年金支給額の差は拡大している。
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一人っ子政策のせいで、日本よりも老人の率が高くなるだろうな 間違いなく、全世界でこの問題で苦しむのは中国だ |
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